大町市議会 > 2010-03-12 >
03月12日-06号

  • "美麻支所産業建設課長"(/)
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  1. 大町市議会 2010-03-12
    03月12日-06号


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    平成22年  3月 定例会          平成22年 大町市議会3月定例会会議録(第6号)                平成22年3月12日(金)---------------------------------------             平成22年大町市議会3月定例会                 議事日程(第6号)                    平成22年3月12日 午前10時 開議日程第1 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決  議案第37号 公平委員会委員の選任について  議案第38号 公平委員会委員の選任について  議案第39号 長野県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体数の減少について  議案第40号 大町市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について  議案第41号 平成21年度大町市一般会計補正予算(第12号)日程第2 常任委員会委員長審査報告、質疑、討論、採決  議案第5号 長野県市町村自治振興組合を組織する地方公共団体数の減少について  議案第7号 大町市職員定数条例の一部を改正する条例制定について  議案第8号 大町市特別職の職員等の旅費又は費用弁償に関する条例等の一部を改正する条例制定について  議案第40号 大町市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について                        総務文教委員会委員長 和田俊彦  議案第9号 大町市福祉医療費特別給付金条例の一部を改正する条例制定について  議案第10号 大町市消費生活センター設置条例制定について  議案第11号 大町市デイサービスセンターかたくり設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について  議案第12号 大町市八坂デイサービスセンター設置条例の一部を改正する条例制定について  議案第13号 大町市美麻デイサービスセンター設置条例の一部を改正する条例制定について  議案第14号 大町市地域包括支援センター等設置条例の一部を改正する条例制定について  議案第39号 長野県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体数の減少について                        社会厚生委員会委員長 小林治男  議案第6号 市道路線の廃止及び認定について  議案第15号 大町市営住宅管理条例等の一部を改正する条例制定について                        産業建設委員会委員長 竹村武人  議案第16号 平成21年度大町市一般会計補正予算(第11号)                        総務文教委員会委員長 和田俊彦                        社会厚生委員会委員長 小林治男                        産業建設委員会委員長 竹村武人  議案第41号 平成21年度大町市一般会計補正予算(第12号)                        総務文教委員会委員長 和田俊彦                        社会厚生委員会委員長 小林治男                        産業建設委員会委員長 竹村武人  議案第17号 平成21年度大町市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)  議案第18号 平成21年度大町市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  議案第24号 平成21年度大町市病院事業会計補正予算(第3号)                        社会厚生委員会委員長 小林治男  議案第19号 平成21年度大町市公共下水道特別会計補正予算(第4号)  議案第20号 平成21年度大町市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)  議案第21号 平成21年度大町市公営簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)  議案第22号 平成21年度大町市水道事業会計補正予算(第3号)  議案第23号 平成21年度大町市温泉引湯事業会計補正予算(第2号)                        産業建設委員会委員長 竹村武人  議案第25号 平成22年度大町市一般会計予算                        総務文教委員会委員長 和田俊彦                        社会厚生委員会委員長 小林治男                        産業建設委員会委員長 竹村武人  議案第31号 平成22年度大町市住宅新築資金等貸付特別会計予算                        総務文教委員会委員長 和田俊彦  議案第26号 平成22年度大町市国民健康保険特別会計予算  議案第27号 平成22年度大町市老人保健医療特別会計予算  議案第28号 平成22年度大町市後期高齢者医療特別会計予算  議案第35号 平成22年度大町市病院事業会計予算  議案第36号 平成22年度大町市指定訪問看護事業会計予算                        社会厚生委員会委員長 小林治男  議案第29号 平成22年度大町市公共下水道特別会計予算  議案第30号 平成22年度大町市農業集落排水事業特別会計予算  議案第32号 平成22年度大町市公営簡易水道事業特別会計予算  議案第33号 平成22年度大町市水道事業会計予算  議案第34号 平成22年度大町市温泉引湯事業会計予算                        産業建設委員会委員長 竹村武人日程第3 常任委員会委員長請願陳情審査報告、質疑、討論、採決  陳情第1号・陳情第5号・陳情第6号・陳情第13号                        総務文教委員会委員長 和田俊彦  陳情第4号・陳情第8号・陳情第16号・陳情第19号  (平成21年)陳情第45号・(平成21年)陳情第65号                        社会厚生委員会委員長 小林治男  陳情第2号・陳情第3号・陳情第4号・陳情第5号・陳情第6号  陳情第7号・陳情第8号・陳情第9号・陳情第10号・陳情第11号  陳情第12号・陳情第13号・陳情第14号・陳情第15号・陳情第17号  陳情第18号・陳情第19号・陳情第20号  (平成21年)陳情第62号                        産業建設委員会委員長 竹村武人日程第4 閉会中の継続審査及び調査申出日程第5 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決  議事第1号 EPA・FTA交渉に関する意見書---------------------------------------               会議出席者名簿◯出席議員(19名)     1番  荒澤 靖君        2番  二條孝夫君     3番  勝野 明君        4番  和田俊彦君     5番  岡 秀子君        6番  松島吉子君     7番  太田欽三君        8番  丸山美栄子君     9番  小林治男君       10番  竹村武人君    11番  大厩富義君       12番  遠藤徹雄君    13番  川上守孝君       14番  高橋 正君    15番  大和幸久君       16番  八木 聡君    17番  飯嶌楯雄君       18番  中牧盛登君    19番  浅見昌敏君◯欠席議員(なし)◯説明のために出席した者 市長         牛越 徹君    副市長        相澤文人君 収入役        前田敏博君    教育長        荒井今朝一君 監査委員       山下好隆君    病院事業管理者    赤羽賢浩君                     民生部長 総務部長       吉澤義雄君               西沢正敏君                     福祉事務所長 産業観光部長     降籏和幸君    建設水道部長     清水岩根君 教育次長            北澤徳重君    病院事務長      牛越 寛君 体育課長 庶務課長            遠山 勝君    企画財政課長     宮坂佳宏君 選管書記長 税務課長       横沢 健君    消防防災課長     西田 均君 市民課長       松井栄一君    生活環境課長     勝野 稔君 福祉課長       田中秀司君    子育て支援課長    小日向とみ子君 農林水産課長            伊藤悦男君    商工労政課長     小林敏文君 農委事務局長                     建設課長 観光課長       平林圭司君               西沢義文君                     水利対策室長 都市計画・国営             水道課長            西澤潤一郎君              木村隆一君 公園対策課長              公営簡易水道課長                     八坂支所長 下水道課長      降幡 司君               鳥屋寿和君                     八坂支所総務民生課長                     美麻支所長 八坂支所産業建設課長 中村建二君    美麻支所総務民生課長 佐藤修一君                     美麻支所産業建設課長 学校教育課長     降籏 孝君    生涯学習課長     羽田一幸君 会計課長       飯沢壮一君    病院庶務課長     丸山純生君 病院医事課長     宮脇哲子君◯事務局職員出席者 事務局長       山下鈴代君    事務局次長      傘木徳実君 書記         田中秀樹君    書記         清水智之君---------------------------------------               本日の会議に付した事件             議事日程(第6号)記載のとおり--------------------------------------- △開議 午前10時00分 ○議長(荒澤靖君) おはようございます。ただいまから3月定例会の本日の会議を開きます。 本日の出席議員数は19名であります。よって定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 理事者、部課長等の欠席、遅参等については、総務部長の報告を求めます。総務部長。 ◎総務部長(吉澤義雄君) 報告いたします。市長初め理事者、教育長、監査委員、病院事業管理者、所定の部課長は出席しております。 以上でございます。 ○議長(荒澤靖君) 本日の会議に関して、議会運営委員会を開催し、御審議願っておりますので、議会運営委員長の報告を求めることといたします。議会運営委員長。     〔議会運営委員長(八木 聡君)登壇〕 ◆議会運営委員長(八木聡君) おはようございます。 去る3月8日に議会運営委員会を開催し、本日の会議日程等について審議をしておりますので、審議の概要について御報告いたします。 本日、追加議案として人事案件2件、事件案件1件、条例案件1件及び予算案件1件の計5件が提出されました。議案第39号から議案第41号につきましては、提案後直ちに各常任委員会へ付託し、既に委員会において審査済みの案件とともに、委員長報告、質疑、討論、採決することを了承しております。 以上でございます。御賛同のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(荒澤靖君) ただいまの議会運営委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 御質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本日の議会運営等につきましては、議会運営委員長報告どおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、そのように取り扱います。 △日程第1 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決 ○議長(荒澤靖君) 日程第1 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決を行います。 初めに、議案第37号及び議案第38号はいずれも公平委員会委員の選任についての議案であります。 よって、この取り扱いに関してお諮りいたします。議案第37号及び議案第38号を一括して議題とし、説明を受けた後、各議案について質疑を行い、委員会付託及び討論は省略して直ちに採決をいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。 それでは、議案第37号及び議案第38号を議題として、事務局長に本案の朗読をいたさせます。事務局長。 ◎事務局長(山下鈴代君) 朗読いたします。 議案第37号 公平委員会委員の選任について 次の者を大町市公平委員会の委員に選任したいので、地方公務員法(昭和25年法律第261号)第9条の2第2項の規定により議会の同意を求める。 平成22年3月12日提出 大町市長名                   記 住所    大町市美麻2745番地 氏名    竹内 彰 生年月日  昭和24年7月28日 議案第38号 公平委員会委員の選任について 次の者を大町市公平委員会の委員に選任したいので、地方公務員法(昭和25年法律第261号)第9条の2第2項の規定により議会の同意を求める。 平成22年3月12日提出 大町市長名                   記 住所    大町市大町4539番地5 氏名    丸山祥子 生年月日  昭和24年12月28日 以上でございます。 ○議長(荒澤靖君) 提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長(牛越 徹君)登壇〕 ◎市長(牛越徹君) 議案第37号及び議案第38号 公平委員会委員の選任につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 議案第37号で選任いたしたい方の氏名は竹内彰氏、住所は大町市美麻2745番地で、生年月日は昭和24年7月28日でございます。 略歴につきましては、お手元に資料をお配りいたしましたので、ごらんいただきたいと存じます。 昭和47年から長野県教職員として38年余り勤められ、この間、池田町立池田小学校などの学校長を歴任されました。人格高潔にして豊富な知識、経験があり、まさに人格、識見とも兼ね備えた適任者でございますので、ここに御提案申し上げる次第でございます。 議案第38号で選任いたしたい方の氏名は丸山祥子氏、住所は大町市大町4539番地5で、生年月日は昭和24年12月28日でございます。 略歴につきましては、お手元の資料をごらんいただきたいと存じます。 平成14年3月から市公平委員を2期務められており、人格高潔にして豊富な知識、経験があり、まさに人格、識見とも兼ね備えた適任者でございますので、ここに御提案申し上げる次第でございます。 よろしく御同意をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(荒澤靖君) これより質疑を行います。 議案第37号について御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第38号について御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決を行います。 初めに、議案第37号 公平委員会委員の選任について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。     〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第37号は原案どおりこれに同意することに決しました。 次に、議案第38号 公平委員会委員の選任について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。     〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第38号は原案どおりこれに同意することに決しました。 議案第39号 長野県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体数の減少についてを議題として、提案理由の説明を求めます。民生部長。     〔民生部長(西沢正敏君)登壇〕 ◎民生部長(西沢正敏君) ただいま議題となりました議案第39号 長野県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体数の減少につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 本議案は、長野県後期高齢者医療広域連合から地方自治法第291条3第1項の規定により、広域連合を組織する地方公共団体数の減少について協議がありましたので、議会の議決を求めるものでございます。 地方公共団体数の減少は、松本市と東筑摩郡波田町の合併に伴い、本年3月30日をもって長野県後期高齢者医療広域連合から波田町が脱退することによるものでございます。これにより、同広域連合を組織する地方公共団体の数は78市町村から77市町村となります。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(荒澤靖君) 本案について御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第39号は社会厚生委員会に付託いたします。 議案第40号 大町市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。副市長。     〔副市長(相澤文人君)登壇〕 ◎副市長(相澤文人君) ただいま議題となりました議案第40号 大町市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明を申し上げます。 今回の改正は、下水道事業におきまして使用料の未請求が判明し、さらに徴収不能の事態となりましたことに対しまして、私どもの指揮監督不行き届きと市政への信頼を損ねましたことを重く受けとめ、責任を明らかにする必要がありますことから、市長、副市長及び収入役の給料をそれぞれ減額措置するものでございます。 議案説明資料をあわせてごらんください。 特別職の職員等の給与に関する条例の本則、附則第11項の次に第12項として、平成22年4月及び5月に支給する市長、副市長及び収入役の給料を別表第1に規定する給料月額からそれぞれ100分の10に相当する額を減じるものでございます。 また、附則につきましては、条例の施行期日を本年4月1日とするものでございます。 以上、説明を申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(荒澤靖君) 本案について御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第40号は総務文教委員会に付託いたします。 議案第41号 平成21年度大町市一般会計補正予算(第12号)を議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。     〔総務部長(吉澤義雄君)登壇〕 ◎総務部長(吉澤義雄君) ただいま議題となりました議案第41号 平成21年度大町市一般会計補正予算(第12号)について、提案理由の御説明を申し上げます。 今回の補正は、国の21年度第1次補正予算に計上されました地方自治体に対する地域活性化公共投資臨時交付金と第2次補正予算に計上されました地方公共団体に対する地域活性化・きめ細かな臨時交付金の交付額の決定を受け、関連する所要額を計上するものでございます。 1ページをごらんください。 第1条、予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ5,961万7,000円を追加し、総額を196億914万4,000円とするものでございます。 第2項の第1表歳入歳出予算補正は、2ページ、3ページに記載してございますが、後ほど個別に説明いたしますので、ここでの説明は省略させていただきます。 第2条の第2表繰越明許費補正及び第3条の第3表地方債補正は4ページ、5ページに記載しておりますほか、お手元に配付いたしました議案説明資料に記載してございますが、今回の補正予算が年度終盤での追加補正であることから、歳出予算の増額に係る事業につきまして、翌年度への繰越額の増額をお願いするものでございます。 また、地方債補正では、公共投資臨時交付金が増額となったことから、対象事業につきまして発行限度額を減額しております。 歳入歳出予算事項別明細書について御説明いたしますので、10ページをごらんください。 歳入についてですが、款14項2目2総務費国庫補助金7億2,241万7,000円の増は、21年度に施行いたしました仁科台中学校全面改築事業に対して、当初は予定しておりませんでした地域活性化公共投資臨時交付金が交付されることになったこと並びに本定例会初日に御議決賜りました地域活性化・きめ細かな臨時交付金の追加交付分が確定したことによるものでございます。 款21項1市債6億6,280万円の減は、公共投資臨時交付金が増額されることに伴い、借入額を減額するものであります。 12ページをごらんください。 歳出についてですが、今回の事業費に係る歳出補正予算は、すべて地域活性化・きめ細かな臨時交付金の追加交付分を確実に執行するため、事業費の見直しを行い、増額が必要な事業についてのみ補正をお願いするものでございます。 款2項1目5財産管理費3,100万円の増は、今回の補正に伴う歳入歳出の差額を財政調整基金への積み立て金とするものでございます。なお、これによる財政調整基金の残高は13億8,513万8,000円余となります。 款4項2目1清掃総務費400万円の増は、南大町駅前に整備いたしますトイレ及び駐輪場などの費用でございます。 14ページをごらんください。 款7項1目3観光総務費680万円の増は、いずれも観光施設の修繕費用で、主な施設といたしましては、ゆ~ぷる木崎湖プール棟、明日香荘、ぽかぽかランド美麻などでございます。 款8項2目2道路維持費1,000万円の増及び目3道路新設改良費400万円の増は、生活関連道路及び木崎湖遊歩道の費用であります。項4目3公園費150万円の増は、西公園ののり面の改修等を行うためのものでございます。 16ページ下段をごらんください。 款10項4目5文化会館費150万円の増は、サン・アルプス大町にエレべーターを設置するなどの費用でございます。 款13予備費8万3,000円の減は、歳入歳出の調整によるものであります。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(荒澤靖君) 本案について御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第41号は各常任委員会に付託いたします。 ここで各常任委員会開催のため、暫時休憩といたします。 △休憩 午前10時17分
    △再開 午後1時00分 ○議長(荒澤靖君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △日程第2 常任委員会委員長審査報告、質疑、討論、採決 ○議長(荒澤靖君) 日程第2 常任委員会委員長審査報告、質疑、討論、採決を行います。 議案第5号、議案第7号、議案第8号及び議案第40号について、総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。     〔総務文教委員長(和田俊彦君)登壇〕 ◆総務文教委員長(和田俊彦君) 当委員会に付託されました議案につきまして、順次審査の概要を報告いたします。 議案第5号 長野県市町村自治振興組合を組織する地方公共団体数の減少について、当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 続きまして、議案第7号 大町市職員定数条例の一部を改正する条例制定については、議員定数の上限を定めるものではありますが、定数削減計画と削減の効果についての質疑が出されました。行政側から、当初計画目標としていた削減人員34人を上回る37人の削減となり、1,000万円以上の人件費が縮減されるとの説明がありました。 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 議案第8号 大町市特別職の職員等の旅費又は費用弁償に関する条例等の一部を改正する条例制定についてでは、特別車両料金の支給について質疑が出され、行政側から、特別車両料金の支給については、実際に利用したかどうかで支給の判断をする。特別車両を利用せざるを得ない状況の発生に対応するため、制度として条例に位置づけたいとの説明がありました。 当委員会では慎重審査の結果、全会一致(同日、賛成多数の訂正あり)で原案を可決すべきものと決定いたしました。 議案第40号 大町市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 総務文教委員長の報告は終わりました。 これより質疑を行います。 議案第5号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第7号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第8号について、御質疑はありませんか。 松島吉子議員。 ◆6番(松島吉子君) 私は8号に対して賛成しなかったのですが、報告と違うように思いますが、委員長さん、お答えください。     〔総務文教委員長から発言あり〕 ○議長(荒澤靖君) 八木議員。 ◆16番(八木聡君) 私、担当委員会ですけれども、確かに松島委員は手を挙げていなかったので、全会一致ではなく、賛成多数だと思います。 ○議長(荒澤靖君) では、総務委員長、訂正をお願いいたします。総務委員長。 ◆総務文教委員長(和田俊彦君) すみません、それでは間違えましたので、議案第8号につきましては、慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定いたしましたに修正をお願いいたします。よろしいでしょうか。 ○議長(荒澤靖君) 以上でございます。松島議員、よろしいですか。 そのほか、議案第8号について御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 議案第40号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 初めに、議案第5号 長野県市町村自治振興組合を組織する地方公共団体数の減少については、総務文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第5号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第7号 大町市職員定数条例の一部を改正する条例制定については、総務文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第7号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第8号 大町市特別職の職員等の旅費又は費用弁償に関する条例等の一部を改正する条例制定については、総務文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって、議案第8号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第40号 大町市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例制定については、総務文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第40号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 続いて、議案第9号から議案第14号及び議案第39号について、社会厚生委員長の報告を求めます。社会厚生委員長。     〔社会厚生委員長(小林治男君)登壇〕 ◆社会厚生委員長(小林治男君) 当委員会に付託されました議案につきまして報告をいたします。 議案第9号 大町市福祉医療費特別給付金条例の一部を改正する条例制定についての審査では、委員から、乳幼児以外の項目について市は、他の市町村に比べかなり範囲を拡大していることは評価できるが、乳幼児等についてもさらなる範囲拡大を望むとの意見がありました。 委員から、範囲拡大により安易な受診の増加が問題となることが予想される一方で、慢性的な疾患のため、さらなる範囲拡大を望む声もある。今後、範囲拡大を検討する際には、該当者について慢性疾患を持っている乳幼児等はどの程度存在するか等、状況分析が必要ではないかとの質疑があり、行政側からは、レセプト等で疾患内容を分析した上で、さらなる範囲拡大の検討をしていきたいが、慢性疾患の患者に限定しての範囲拡大は困難であるとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第10号 大町市消費生活センター設置条例制定についての審査では、委員から、センターを設置することにより、以前と比べどのような点が改善されるのかとの質疑があり、行政側からは、被害を未然に防ぐための広報啓発の強化や、全国の情報を容易に入手できる端末の導入などが可能となり、市民が安心して生活できるための施策を充実することができる。また、多重債務に関する相談については、関係する課や弁護士と連絡を深めていくとの答弁がありました。 委員から、単に調査をするだけでなく、相談者と寄り添ったきめ細やかなケアができるよう努めてほしいとの意見がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第11号 大町市デイサービスセンターかたくり設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定についての審査では、委員から、施設の後利用についてはどのように考えているのかとの質疑があり、行政側からは、現在、各関係機関と協議中であるとの答弁がありました。 委員から、本施設は10年使用し、今後除却費も負担することとなるが、このような方針に問題があったのではないかとの質疑があり、行政側から、開設当時は介護保険に対応したデイサービスセンターが不足した状況であり、一定の役割を果たしてきたとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第12号 大町市八坂デイサービスセンター設置条例の一部を改正する条例制定について、議案第13号 大町市美麻デイサービスセンター設置条例の一部を改正する条例制定について、議案第14号 大町市地域包括支援センター等設置条例の一部を改正する条例制定について及び議案第39号 長野県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体数の減少についての審査では、慎重審査の結果、いずれも全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 社会厚生委員長の報告は終わりました。 これより質疑に入ります。 議案第9号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第10号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第11号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第12号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第13号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第14号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第39号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより逐次採決を行います。 初めに、議案第9号 大町市福祉医療費特別給付金条例の一部を改正する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第9号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第10号 大町市消費生活センター設置条例制定については、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。     〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第10号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第11号 大町市デイサービスセンターかたくり設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。     〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第11号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第12号 大町市八坂デイサービスセンター設置条例の一部を改正する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第12号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第13号 大町市美麻デイサービスセンター設置条例の一部を改正する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第13号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第14号 大町市地域包括支援センター等設置条例の一部を改正する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第14号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第39号 長野県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体数の減少については、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第39号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 続きまして、議案第6号及び議案第15号について産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長。     〔産業建設委員長(竹村武人君)登壇〕 ◆産業建設委員長(竹村武人君) 当委員会に付託されました議案第6号 市道路線の廃止及び認定について及び議案第15号 大町市営住宅管理条例等の一部を改正する条例制定については、慎重審査の結果、いずれも全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 産業建設委員長の報告が終わりました。 これより質疑に入ります。 議案第6号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第15号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 初めに、議案第6号 市道路線の廃止及び認定については、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第6号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第15号 大町市営住宅管理条例等の一部を改正する条例制定については、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第15号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第16号 平成21年度大町市一般会計補正予算(第11号)について、各常任委員長の報告を求めます。初めに、総務文教委員長。     〔総務文教委員長(和田俊彦君)登壇〕 ◆総務文教委員長(和田俊彦君) 議案第16号 平成21年度大町市一般会計補正予算(第11号)のうち、当委員会に付託されました部分について審査の概要を報告いたします。 委員から、税の収納率、未集金について質疑が出され、行政側から、1月末現在で2.31ポイントの落ち込みとなっている。払いたくても払えない人については、分割納付など納税者と相談しながら、引き続き収納率の向上に努めていきたいとの説明がありました。 また、委員から、税の滞納者は税だけでなく、料金等も滞納しているのではないかとの質疑が出され、行政側から、滞納整理促進委員会では、税、料金等の滞納情報の共有化を図り、市全体で納税の相談をすることを考えていきたいとの説明がありました。 当委員会では全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 次に、社会厚生委員長。     〔社会厚生委員長(小林治男君)登壇〕 ◆社会厚生委員長(小林治男君) 議案第16号 平成21年度大町市一般会計補正予算(第11号)のうち、当委員会に付託されました部分について御報告をいたします。 福祉課所管事項の審査では、委員から、介護予防ケアマネージメント事業費の委託料が減少した理由について質疑があり、行政側からは、要介護度の重度化に伴い、委託事業所が本来行う要介護者のケアマネージメントが増加し、要支援者のケアマネージメントの受け入れが困難となったことや、南部地域包括支援センターの開設に伴い、市直営包括支援センターからの委託件数が減少したとの答弁がありました。 子育て支援課所管事項の審査では、委員から、出産祝金が減少しているが、実際どの程度出産人数が減少しているのかとの質疑があり、行政側からは、出生数について2年前は約240人であったが、去年は200人前後であり、ことしは200人を割るペースで減少しているとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 次に、産業建設委員長。     〔産業建設委員長(竹村武人君)登壇〕 ◆産業建設委員長(竹村武人君) 議案第16号 平成21年度大町市一般会計補正予算(第11号)のうち、当委員会に付託されました部分につきまして御報告いたします。 農林水産業費の関係では、美麻地籍調査事業に関し、事業の終了予定年度について質疑が出され、行政側からは、大塩地区から調査に着手し、二重地区がほぼ終了した。千見、青具、新行地区が残っており、現在の計画では平成30年ころの終了を見込んでいるとの答弁がありました。 土木費の関係では、臨時地方道路整備事業に関し、公有財産購入費が減額となった理由について質疑が出され、行政側からは、県道への接続箇所の整備ということで、道路管理者である県と協議を進めてきたが、公安委員会との協議において、スピードを出しにくい形状による接続へと変更になったため、購入面積が約2,400平方メートル少なくなったことによる減額であるとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑について御報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 以上で各常任委員長の報告は終わりました。 これより質疑を行います。 まず、総務文教委員長に対し、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、社会厚生委員長に対し、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、産業建設委員長に対し、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 議案第16号 平成21年度大町市一般会計補正予算(第11号)は、各常任委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第16号は各常任委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第41号 平成21年度大町市一般会計補正予算(第12号)について、各常任委員長の報告を求めます。初めに、総務文教委員長。     〔総務文教委員長(和田俊彦君)登壇〕 ◆総務文教委員長(和田俊彦君) 議案第41号 平成21年度大町市一般会計補正予算(第12号)のうち、当委員会に付託されました部分について、今回の補正で国からの交付金の増額に伴い、合併特例債が減額となったが、起債限度額と今までの起債額についての質疑が出され、行政側から、合併特例債では事業分としての起債限度は90億1,000万円となっている。平成21年度までの起債累計額は29億670万円となっており、合併に伴うさまざまな事業に充当しているとの説明がありました。 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 次に、社会厚生委員長。     〔社会厚生委員長(小林治男君)登壇〕 ◆社会厚生委員長(小林治男君) 議案第41号 平成21年度大町市一般会計補正予算(第12号)のうち、当委員会に付託された部分については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 次に、産業建設委員長。     〔産業建設委員長(竹村武人君)登壇〕 ◆産業建設委員長(竹村武人君) 議案第41号 平成21年度大町市一般会計補正予算(第12号)のうち、当委員会に付託されました部分につきまして御報告いたします。 商工費の関係で、観光施設管理事業の修繕内容について質疑が出され、行政側からは、ゆ~ぷる木崎湖のプールサイドが老朽化により波打ったことに伴う補修と子ども用プール底面の塗りかえを計画しているとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑について御報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 以上で各常任委員長の報告は終わりました。 これより質疑を行います。 まず、総務文教委員長に対し、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、社会厚生委員長に対し、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、産業建設委員長に対し、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 議案第41号 平成21年度大町市一般会計補正予算(第12号)は、各常任委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって、議案第41号は各常任委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第17号、議案第18号及び議案第24号について、社会厚生委員長の報告を求めます。社会厚生委員長。     〔社会厚生委員長(小林治男君)登壇〕 ◆社会厚生委員長(小林治男君) 当委員会に付託されました議案について報告をいたします。 議案第17号 平成21年度大町市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)及び議案第18号 平成21年度大町市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の審査では、慎重審査の結果、いずれも全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第24号 平成21年度大町市病院事業会計補正予算(第3号)の審査については、委員から、ジェネリック医薬品の使用状況はとの質疑があり、行政側から、平成17年度当時は薬品の全体に占める割合の5.2%であったが、平成21年度は10.7%の使用率であり、3年間で約倍増しているとの答弁がありました。 関連して、委員から、今後も利益率増加のため、積極的なジェネリック医薬品の使用を進めていただきたいとの意見があり、行政側から、ジェネリック医薬品使用による影響等も慎重に検討しながら、今後も積極的な使用を進めていきたいとの答弁がありました。 委員から、経費が減少している原因についての質疑があり、行政側から、業者との粘り強い交渉により、薬品購入単価を減額したり、物品の管理方法等を工夫したりするなどの経費節減のための積極的な努力によるものであると考えているとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 社会厚生委員長の報告は終わりました。 これより質疑を行います。 議案第17号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第18号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第24号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより逐次採決を行います。 議案第17号 平成21年度大町市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第17号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第18号 平成21年度大町市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第18号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第24号 平成21年度大町市病院事業会計補正予算(第3号)は、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第24号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第19号から議案第23号について産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長。     〔産業建設委員長(竹村武人君)登壇〕 ◆産業建設委員長(竹村武人君) 当委員会に付託されました議案につきまして御報告いたします。 初めに、議案第19号 平成21年度大町市公共下水道特別会計補正予算(第4号)及び議案第20号 平成21年度大町市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、慎重審査の結果、いずれも全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第21号 平成21年度大町市公営簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の審査では、委員から、水道施設整備事業に関し、水源及び配水池基本設計業務委託料が減額となった理由について質疑があり、行政側からは、地元住民から時間をかけて整備を進めてもらいたい旨の要望があり、信頼関係の構築が重要であると考え、今年度の事業着手を見送ったことによる減額であるとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑について報告をいたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第22号 平成21年度大町市水道事業会計補正予算(第3号)及び議案第23号 平成21年度大町市温泉引湯事業会計補正予算(第2号)は、慎重審査の結果、いずれも全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 産業建設委員長の報告が終わりました。 これより質疑を行います。 議案第19号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第20号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第21号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第22号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第23号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより逐次採決を行います。 初めに、議案第19号 平成21年度大町市公共下水道特別会計補正予算(第4号)は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第19号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第20号 平成21年度大町市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第20号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第21号 平成21年度大町市公営簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第21号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第22号 平成21年度大町市水道事業会計補正予算(第3号)は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第22号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第23号 平成21年度大町市温泉引湯事業会計補正予算(第2号)は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第23号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 続いて、議案第25号 平成22年度大町市一般会計予算について各常任委員長の報告を求めます。初めに、総務文教委員長。     〔総務文教委員長(和田俊彦君)登壇〕 ◆総務文教委員長(和田俊彦君) 議案第25号 平成22年度大町市一般会計予算のうち、当委員会に付託されました部分について、審査の概要を報告いたします。 歳入では、インターネット公売に関する質疑が出され、行政側から、物件の差し押さえにより、車両、不動産、絵画、骨とうなど、インターネットで公売することができるシステムを導入している。その使用に応じて3%の手数料が発生するため、予算計上しているが、実際にはまだ使用していないとの説明がありました。 また、電源立地地域対策交付金が前年度に比べ増額になった理由はなにかとの質疑に、行政側から、この交付金の財源は目的税的なもので、電気料金に上乗せして徴収されたものを全国でプールして交付される。新規の発電所ができると分配額が減少し、電気使用の売り上げに応じて原資がふえてくる。昨年、一昨年とこの事業を使って環境整備として公衆トイレの建設などに充ててきたが、22年度については経済対策の中で財源を確保することができたので、保育士の人件費に充当することとしたとの説明がありました。 歳出では、新過疎計画の策定についての質疑が出され、行政側から、地域住民の意見を反映していくための1つの方法として、地方自治研究機関と市が共同で調査を行い、有識者の指導を受けながら計画を策定していきたいとの説明がありました。 地域情報化推進協議会に関する質疑では、行政側から、情報化推進計画の策定から10年が経過するので、市の附属機関である協議会に新たな計画策定を諮問しているとの説明がありました。 新たに設置される市民サポートセンターに関する質疑では、行政側から、市民活動に対する補助制度の情報提供、活動相談などのほか、各団体間の情報交換の場として活用していきたい。専任の職員を配置し、自治会に関するサポートも行う予定であるとの説明でありました。自治会加入と広報の配布に関する質疑では、行政側から、広報発行規則に従い、市内の各世帯に配布を行っているので、配布希望者であれば、自治会未加入者であってもサービスをやめることはできない。自治会加入は協働の原点と考えられるので、引き続き加入促進に努めていきたいとの説明がありました。 防災行政無線に関する質疑では、行政側から、システムと機器については電波の定期的観測のほか、保守点検を行い、安定的な運用に努めているが、初期トラブルも発生している。施工業者と連携をとりながら迅速な対応に努めているとの説明がありました。 メンドシーノ交流事業をこれからどうしていくのかという質疑では、行政側から、学校活動の一環として市全体で取り組んでいくことは、地域的なもの、人数の制約などから難しい面もある。民間レベルの交流も進められているが、今後の進め方について検討していきたいとの説明でありました。 あいている教員住宅の活用に関する質疑では、行政側から、教員住宅全体として7割程度の入居状況となっている。補助事業等で建設を行った経過もあるので、手続等を含めて有効利用について今後検討していきたいとの説明でありました。 体育施設の有効活用に関する質疑では、八坂トレーニングセンターに防球ネットなどの整備を行い、西公園体育館、B&G体育館とともにフットサルのできる施設としていきたいとの説明がありました。 当委員会では慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 次に、社会厚生委員長。     〔社会厚生委員長(小林治男君)登壇〕 ◆社会厚生委員長(小林治男君) 議案第25号 平成22年度大町市一般会計予算のうち、当委員会に付託されました部分について報告をいたします。 福祉課所管事項の審査では、委員から、緊急通報システムの委託業者の選定方法及び契約方法についての質疑があり、行政側からは、委託業者については利用者へのサービス向上の視点から、各社のシステム内容や対応方法等について評価し、評価の高い業者を選定している。また、契約方法については、単価を引き下げるため長期継続契約としているとの答弁がありました。 子育て支援課所管事項の審査では、委員から、もみのき・こぶし統合保育園の具体的な建設内容について質疑があり、行政側から、周囲の自然と調和できるような木造を基本とした保育園の建設を検討しているとの答弁がありました。 委員から、もみのき・こぶし保育園建設を発注するに当たっては、広く市内業者に発注できるよう検討してほしいとの意見があり、行政側からは、地元の経済効果等にできる限り配慮した発注となるよう担当部課とも協議していくとの答弁がありました。 委員から、今までの保育園建設についての教訓を生かし、保育士等から現場の意見を聞きながら、よりよい保育園建設に努めてほしいとの意見がありました。 委員から、備品購入費の内訳についての質疑があり、行政側からは、屋外遊具と給食の調理器具が主なものであるとの答弁がありました。 市民課所管事項の審査では、委員から、駅前駐車場自動料金精算機の修繕内容についての質疑があり、行政側からは、現在の精算機は老朽化により故障が多く対策が必要である。供給時間が平成22年5月までとなっている主要部分を今回取りかえることにより、精算機を新設せずに済み、経費削減が図られるとの答弁がありました。 委員から、商店街の活性化のために駅前駐車所の無料時間の延長や、無料化について検討しているのかとの質疑があり、行政側からは、駅前駐車場については、現在30分までを無料としており、また、駅前商店街活性化の取り組みとして、商店街から1時間無料のサービス券が発行されている。また、受益者負担の原則や不当駐車の抑制のため、無料時間の延長及び無料化については困難であるとの答弁がありました。 生活環境課の審査では、委員から、一般廃棄物処理事業の修繕費の内容についての質疑があり、行政側からは、環境プラントの維持補修計画に沿って、コンベア関係の修繕、焼却炉内部の点検、ガス冷却室の点検等約20項目を予定しているとの答弁がありました。 関連して、委員から、ごみ焼却施設の移転がいつになるかわからない現在の状況の中で、地元住民はいつも不安を抱いている。地元住民にしっかりと配慮した事業を確実に進めてほしいとの意見がありました。 委員から、太陽光発電システム普及促進事業補助金についての見込み件数及び一般家庭のシステム導入に当たっての経費見込みについての質疑があり、行政側からは、補助件数については1件10万円とし30件を見込んでいる。また、一般家庭の経費については、国の試算では太陽光発電買い取り制度の創設により、システムの標準設置費を185万円とした場合、約10年でコスト回収ができる見込みであるとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 次に、産業建設委員長。     〔産業建設委員長(竹村武人君)登壇〕 ◆産業建設委員長(竹村武人君) 議案第25号 平成22年度大町市一般会計予算のうち、当委員会に付託されました部分につきまして御報告いたします。 農林水産業費の関係では、ソバ栽培作業受託推進助成事業補助金に関し、推進状況について質疑が出され、行政側からは、この補助金はソバの産地化を進めるために作業受託の組織化を推進し、作業の効率化を図るという趣旨により助成している。ソバの作業受託面積については、平成19年度が約90ヘクタール、20年度は約121ヘクタール、21年度は約141ヘクタールで、年々増加しているとの答弁がありました。 関連して、委員から、大町市にそばどころ構想があり、そばによるまちづくりを進めている。そばの消費拡大に向けて商工労政課等との連携がとれているのかとの質疑があり、行政側からは、連携についてはまだ不十分な部分がある。価格面等の問題もあるが、地産地消に向けて努力していきたいと考えているとの答弁がありました。 委員から、園芸振興事業に関し、大町らしさという農作物の開発に向けて、何か取り組みを行っているかとの質疑があり、行政側からは、適地にあった農作物の開発については、八坂地区における陸ワサビ、美麻地区のジネンジョ、大町地区でのカシスやワラビなど、その地域に合った作物の試験栽培を行いながら、適地に合った作物を探している。中でもアスパラ、リンゴ、ブルーベリー、ソバについては、振興作物と位置づけて取り組んでいる状況であるとの答弁がありました。 委員から、八坂堆肥センター運営事業に関し、堆肥の販売状況について質疑があり、行政側からは、21年度の実績で、八坂地区内にある野菜生産農家へ2トン車により54台分、一般の方へは軽トラックにより253台分の販売を行った。金額は91万2,000円であったとの答弁がありました。 委員から、美麻地区にある市民農園管理費に関し、農園用地の借地料について質疑があり、行政側からは、借地料については、22年度中に見直す方向で検討していく考えであるとの答弁がありました。 商工費の関係では、中心市街地再生支援事業の内容について質疑が出され、行政側からは、平成20年度にモデル事業として県の採択を受け実施している。20年度は再生プランを作成し、21年度は軽トラ市というイベントや「おもてなし」をテーマにした講演会や研修会を実施した。また、3月中に拠点施設を駅前に整備する予定であり、22年度は拠点施設を中心として、まち歩きやまちなかの情報発信を行うとともに、前年度から引き続きさまざまな事業を行っていく考えであるとの答弁がありました。 委員からは、周遊バス運行に関し、どのようなバスにより、どのくらいの乗車人員を見込んでいるのかとの質疑があり、行政側からは、7月から11月にかけての土日・祝日の運行で、マイクロバス程度のバスにより、1日6便、1便当たり5人を予定している。また、利用料金については、ふれあいバス同様、1人200円を予定しているとの答弁がありました。 関連して、委員から、他の都市で運行している観光用のバスは派手なペイントにより、かなり目立つが、大町市ではどのように考えているかとの質疑があり、行政側からは、バス会社への委託による運行で土日・祝日のみということもあり、平日に車両を使用するため、塗装することは難しいと考える。当面はマグネットへ絵をかき、それを張っての運行となるが、なるべく目立つような格好にしたいと考えているとの答弁がありました。 委員から、温泉宿泊施設管理費に関し、ぽかぽかランド美麻の指定管理者が交代する引き継ぎをどのように行うのかとの質疑があり、行政側からは、担当課が仲介役となり、双方から話を聞く中で調整し、3者による打ち合わせ会議を行いながら、意向の取りまとめを行っている。今のところ特に問題もなく、スムーズに進んでいる。なお、3月末を挟んで数日間は撤退作業と準備作業を行うため、浴場のみの営業になると考えているとの答弁がありました。 委員から、ぽかぽかランドは建設から年数が経過し、設備も古くなり老朽化しているが、今後も市による改修を実施していくのかとの質疑があり、行政側からは、施設の修繕計画等を作成し、年次計画で進めていく考えであるとの答弁がありました。 土木費の関係では、雪害対策事業に関し、除・排雪作業委託料の額について質疑が出され、行政側からは、普通交付税により措置される額が例年9,000万円程度ということで、数年来同額を予算計上している。その年の降雪状況により、業者の出動回数等が大きく変わるため、不足が生じた場合は、予備費の流用や補正予算により対応しているとの答弁がありました。 関連して、委員から、委託料の中に、除雪業者の待機に係る費用等に対する補償料は含まれているのかとの質疑があり、行政側からは、以前は国・県に積算基準があり、市でも計上していた。現在国では機械管理費は見ておらず、市においてもこれに準じ取り扱っているとの答弁がありました。 委員から、住宅管理費に関し、市営住宅の将来に向けての方向性について何か検討しているかとの質疑があり、行政側からは、当市の住宅戸数は1人当たりに換算して他市より多いことや老朽化している住宅が多いこと、県営住宅の市への譲渡、雇用促進住宅の購入をどうするかなどの課題があり、現在あるべき適正な戸数や、廃止、建てかえをどうするのかといった問題を総合的に協議している状況であるとの答弁がありました。 関連して、委員から、市外からの入居者をふやすために、保証人の廃止など入居条件の緩和ができないかとの質疑があり、行政側からは、市営住宅の場合、公営住宅法により年収等で入居条件が厳しく決められている。また、住宅使用料の未払いを防ぐ面からも、保証人は必要と考えている。公営住宅法に該当しない住宅として雇用促進住宅があるので、雇用促進住宅の例を参考にしながら、可能な限り緩和ができないか検討していく考えであるとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑について報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 以上で各常任委員長の報告は終わりました。 これより議案第25号について質疑を行います。 まず、総務文教委員長に対し、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、社会厚生委員長に対し、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、産業建設委員長に対し、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。反対の討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 賛成の討論はありませんか。 竹村武人議員。     〔10番(竹村武人君)登壇〕 ◆10番(竹村武人君) 議案第25号 平成22年度一般会計予算に私は賛成の立場から討論いたします。 一昨年のアメリカのサブプライムローン問題に端を発した世界的な金融危機は、瞬く間に世界じゅうを駆けめぐり、100年に一度と言われる急激な景気後退の波が押し寄せました。この波による影響は一過性のものと楽観視できるものではなく、現在の日本経済にも根深いつめ跡を残し、特に製造業では消費の停滞による大幅な減産を強いられ、連動するように他業種にも深刻な影響が生じ、生産調整による雇用情勢の急速な悪化や、企業収益の大幅な減少とも相まって、先行き不透明な非常に厳しい経済情勢が続いております。 経済基盤が脆弱な当地域におきましては、さらに深刻な地域経済への影響が懸念されるところでありますが、市長は市内経済の活性化と雇用の確保及び市民生活に対する支援を推進するため、数次にわたる補正予算により、継続的かつ相乗的な効果が実現できるよう速やかな対応をいただいたことに感謝申し上げるものでございます。 このような情勢のもと、新年度予算の編成に取り組まれましたわけでありますが、税収を初めとする歳入面の確保が大変厳しい中で、相当な苦労をいただいた予算編成ではないかと推察いたしております。 私は予算を審議する際の判断基準として、刻々と変化し続ける社会環境や情勢の変化、さらには多様化する市民要望に対して、限られた予算の中でいかに効果的で、また的確に予算づけがされているかをしっかり見きわめることが肝要であると考えております。 新年度予算は当市を取り巻く厳しい経済情勢を熟慮された上で、財政健全化法で定められました実質公債費比率を初めとする市の財政指標の数値にも配慮され、徹底した歳出削減に取り組まれるとともに、4年目を迎えます第4次総合計画の基本構想の中で定めました目指すまちのテーマ6つの施策の大綱に沿った予算編成をされております。 テーマごとにその内容に目を向けてみますと、1つ目の「市民に、より身近な市政のまち」では、市民活動や、自治会活動の支援体制をより確立するための取り組みとして、市民活動サポートセンターを新たに設置されたことや、市民意識調査の実施、さらには熱意ある市民がみずから取り組む活動をバックアップするための「きらり輝く協働のまちづくり事業」に地域振興基金の運用益で賄って推進されるなど、市民がより身近に市政を感じられるものと評価いたします。 2つ目の「活力あふれる豊かなまち」では、直接的な雇用対策といたしまして、緊急雇用枠を大幅に拡充する支援策を講じられております。また、昨年開園いたしました国営アルプスあづみの公園へのアクセスを高めるための周回バスの試験運行の実施や姉妹都市である立川市へのアンテナショップの出店、さらには新たな産地化に向けたアスパラガス栽培への助成に取り組まれるなど、観光と農業振興の面からも当市の魅力を広く周知いただく取り組みに対しまして、大いに期待するものでございます。 3つ目の「安心・安全なまち」では、住み慣れた地域で安心して安全に暮らすことが市民共通の願いであります。新年度でも、もみのき・こぶし統合保育園の改築工事に着手されるとともに、子ども手当の支給開始や、小学校3年生までの医療費負担実質無料化に取り組まれるなど、安心して子どもを産み、育てられる環境づくりに積極的に取り組まれております。 また、防災面では、風水害に備えたハザードマップを作成し、全校へ配布されることなどにも力を注がれており、評価に値するものであります。 さらに、大町病院への繰出金もしっかり措置されており、財政面から支援するという市の責任も誠実に果たされております。 4つ目の「快適な生活基盤のあるまち」では、引き続き市民生活に密着した上下水道整備の推進を初め、運動公園中央トイレの水洗化にも取り組まれております。 また、生活の利便性向上の一挙としてコンビニエンスストアでの納付が全税目のみならず、一部の料金にまで拡大されます。さらに、市民から要望の多い生活関連の道路、水路の整備や、冬期の除雪等を含めた維持費用として4億8,000万円余を見込まれており、本年度補正予算とあわせて一体的な執行によって、市民要望にこたえていただいております。 5つ目の「潤いのあるまち」では、四季の富んだ豊かな大自然を次の世代に継承するとともに、自然環境と人間の共生を実現するべく、広域連合の事業主体となるごみ焼却施設建設負担金が予算化されており、できるだけ早期の完成を望むものであります。また、一般家庭に敷設する太陽光発電施設に対する助成も新たに開始されます。これらの環境に優しい循環型社会を形成する取り組みも理解できるものでございます。 6つ目の「人を育むまち」では、かねてからの懸案でありました仁科台中学校全面改築事業が仕上げの年を迎えます。さらに、全国規模の囲碁サミットやスポーツ大会が当市で開催されることにより、各地からおいでいただく皆さんとの交流が図られ、当市の知名度向上を含めた効果を期待するものであります。 第4次総合計画の基本構想の中で定めました目指すまちのテーマは、6つの施策の大綱に沿った予算に対します私の率直な感想を述べさせていただきました。今後、市が進むべき方向をじっくり見きわめ、市民参加と協働によるまちづくりを推進する中で、最少の経費で最大の効果を得るため、数々の事業に取り組まれることに対し、私は理解と協力を惜しまないものであります。 急激な景気後退による非常に厳しい経済情勢の中、緊急経済雇用、生活支援、さらには少子・高齢化対策などさまざまな課題を抱え、新年度は当市を初めとする地方公共団体にとりまして非常に厳しい年でありますので、市長を先頭に職員が一丸となり、市民とともに大町市の前進と施策の推進に自信と誇りを持って取り組まれることを期待し、私からの新年度予算に対する賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(荒澤靖君) 他の討論はありませんか。大厩富義議員、賛成ですか、反対ですか。 ◆11番(大厩富義君) 賛成です。 ○議長(荒澤靖君) 賛成討論ですね。大厩富義議員。     〔11番(大厩富義君)登壇〕 ◆11番(大厩富義君) 私は、平成22年度大町市一般会計予算に賛成の立場で討論に参加したいと思います。 22年度一般会計の予算規模は156億円余と、前年度比5.9%の減となっておりますが、今定例会では国の経済対策としての臨時交付金、いわゆる地域活性化・きめ細かな臨時交付金でありますが、大町市政は約1億9,000万円が交付されることとなり、来年度早々に地元企業を軸に発注されようとしております。この補正予算は、新年度予算とは別でありますけれども、この3月定例会での議案でありますから、実質22年度の事業であるとの考えを前提で発言したいと思います。 臨時交付金の内容について大まかに触れたいと思います。今補正予算では、木崎湖遊歩道の新設など、観光振興のための基盤整備として6,000万円余、保育園、学校施設の改修やJR南大町駅周辺整備など、保育、教育環境の整備に4,000万円余、市道改良工事を初め、エレベーターの設置やトイレの改修など身近な市民生活の要望にこたえるために約1億1,000万円と、地域経済の維持や活性化に向けた予算が組まれています。この臨時交付金は新年度予算と相乗効果をねらった予算編成であり、地域経済活性化や市民生活の改善という視点で一歩でも前進することを望むものであります。 さて、22年度予算の歳出でありますが、仁科台中学校建設事業が最終年度となり、新年度では旧校舎の解体とグラウンド整備であります。3年にわたり総額約28億円と大型事業でありましたが、今年度で終了となります。いよいよ中学校の教育環境は整うことになります。校舎に負けない教育内容の充実を望むものであります。また、子育ての中核であるもみのき・こぶし統合保育園の建設も計上され、保育環境も充実されます。欲を言うならば、ハード面は整ったことですから、子育てをする若い夫婦が住んでくれるような、そんな政策が欲しいところであります。 一方で、新たな事業として、市民活動を活性化させるためとして、予算規模は小さいものの、市民生活サポートセンターの開設があります。初めての試みであり、手探りの点もあろうかと思いますが、自治会活動の支援を初め、まちづくりや地域づくりにつながる活動の拠点になることを望むものであります。この拠点が絵にかいたもちにならないためには、行政が果たす役割は何か、市民は何ができるか、どのような活動ができるかなど真剣な議論と行動にかかっていると思います。 次に、歳入でありますが、地方交付税は国の政策で増額となりましたが、市民税の落ち込みは大きく、今後の財政運営に心配があります。政府は44兆円と過去にない国債発行で新年度予算を編成しております。今後の動向にもよりますが、約束どおりの交付税措置が実行されるのか、一抹の不安があります。一方で、地方分権による地方の自立が叫ばれており、国の政策が最も重要でありますが、政策の失敗のツケは市民にはね返ってきます。国、地方ともに持続可能な地方経済や地方財政に向けた体制づくりが重要と思います。 以上、新年度の予算を中心に述べましたが、国の経済対策、地方自治体の置かれた立場、市の示した予算案、市民要望など総合して判断いたしますと、今予算は妥当なものであると判断をいたします。したがって、平成22年度大町市一般会計予算案に賛成をするものです。 以上です。 ○議長(荒澤靖君) 他の討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で討論は終了いたしました。 これより採決を行います。 議案第25号 平成22年度大町市一般会計予算は、各常任委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。     〔多数起立〕 起立多数であります。よって、議案第25号は各常任委員長報告どおり可決されました。 日程第2の途中でありますが、ここで2時30分まで休憩といたします。 △休憩 午後2時15分 △再開 午後2時30分 ○議長(荒澤靖君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 日程第2の審議を継続いたします。 議案第31号について、総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。     〔総務文教委員長(和田俊彦君)登壇〕 ◆総務文教委員長(和田俊彦君) 議案第31号 平成22年度大町市住宅新築資金等貸付特別会計予算は、貸付金の元利償還1件に係るものが主な内容であります。 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 総務文教委員長の報告は終わりました。 これより質疑を行います。 本案について御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 議案第31号 平成22年度大町市住宅新築資金等貸付特別会計予算は、総務文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。     〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第31号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第26号から議案第28号、議案第35号及び議案第36号について、社会厚生委員長の報告を求めます。社会厚生委員長。     〔社会厚生委員長(小林治男君)登壇〕 ◆社会厚生委員長(小林治男君) 当委員会に付託されました議案について報告をいたします。 議案第26号 平成22年度大町市国民健康保険特別会計予算の審査では、委員から、財政調整基金が減少し、今後、国保税の引き上げが予想されるが、国保税負担を抑制するために市としてどのような施策が考えられるかとの質疑があり、行政側からは、公平性の観点から、一般会計からの繰り入れで国保税の引き上げを抑制することは困難であるが、医療費の抑制のため、ジェネリック医薬品の使用や特定健診、訪問指導事業の強化など、国保だけでなく、市民全体の健康保持増進に取り組んでいきたいとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第27号 平成22年度大町市老人保健医療特別会計予算の審査では、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第28号 平成22年度大町市後期高齢者医療特別会計予算の審査では、委員から、新しい保険料率により、保険料はどの程度の引き上げになるのかとの質疑があり、行政側からは、県全体では平均4.9%の引き上げとなるが、大町市では20年度、21年度と比較すると3.0%の引き上げとなるとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第35号 平成22年度大町市病院事業会計予算の審査では、委員から、東棟外壁修繕について今回の南面の修繕箇所以外に修繕が必要な箇所はあるのかとの質疑があり、行政側からは、今回修繕が必要になる南面は温度差が大きく、伸縮が大きくなってしまうため、打診検査の結果、タイルの浮きが発見され修繕が必要となったが、その他の箇所についてはそのような現象はないため、修繕は必要ないと考えている。また、施工業者と施工方法について十分協議し、よい方法を検討していきたいとの答弁がありました。 委員から、西棟耐震改修工事の工期が5年間予定されているが、具体的内容はとの質疑があり、行政側からは、収益を考え、なるべく病院事業に支障が出ないように改修計画を立てると、通常より改修期間が長くなってしまうとの答弁がありました。 委員から、改修については安全を最優先し、患者に十分な配慮をした計画で実施してもらいたいとの意見がありました。 委員から、病院の事業運営に関しては、病院が主体性を持って地方公営企業法の全部適用に見合った大町病院の独自性が発揮できるように進めていくべきであるとの意見がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第36号 平成22年度大町市指定訪問看護事業会計予算の審査では、委員から、事業の特性により、特別会計での運営を見直す時期に来ているのではないかとの質疑があり、行政側からは、設置の経過からすぐに見直すことは困難であるが、監査からも指摘を受けており、現在見直しに向け検討中であるとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 社会厚生委員長の報告は終わりました。 これより質疑を行います。 議案第26号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第27号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第28号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第35号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第36号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより逐次採決を行います。 初めに、議案第26号 平成22年度大町市国民健康保険特別会計予算は、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。     〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第26号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第27号 平成22年度大町市老人保健医療特別会計予算は、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。     〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第27号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第28号 平成22年度大町市後期高齢者医療特別会計予算は、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。     〔多数起立〕 起立多数であります。よって、議案第28号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第35号 平成22年度大町市病院事業会計予算は、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。     〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第35号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第36号 平成22年度大町市指定訪問看護事業会計予算は、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。     〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第36号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 続いて、議案第29号、議案第30号及び議案第32号から議案第34号について、産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長。     〔産業建設委員長(竹村武人君)登壇〕 ◆産業建設委員長(竹村武人君) 当委員会に付託されました議案につきまして御報告いたします。 初めに、議案第29号 平成22年度大町市公共下水道特別会計予算の審査では、下水道事業受益者負担金について質疑が出されました。 委員から、未納となっている原因をどのように分析しているのかとの質疑があり、行政側からは、当市における受益者負担金については、平成9年度から賦課されてきたが、これまで一度も不納欠損処理を行ってこなかったため、時効となった受益者負担金の総額が1,543万1,100円となっている。このうち、5年20回の納期分のすべてについて消滅時効が成立している平成9年度から平成12度までに賦課決定した受益者負担金で未納となっているもの約880万円について、平成21年度の決算において不納欠損処理する予定である。このように負担金が納められなかった主な原因として、経済的に厳しく支払いが困難なケース、負担金制度に不満や反発があり、支払わないケース、市外に居住している方、また、建物が建っていない土地に賦課されているため、直接的なメリットを感じず支払わないケースの3つに分けられるとの答弁がありました。 委員から、交渉を速やかに行わないと、時効により消滅する負担金がふえていくが、何か対策はあるのかとの質疑があり、行政側からは、時効を中断する措置として、未納になっている負担金の一部を支払っていただくことと、支払いに関する契約書を提出していただくことの2つの方法がある。これらを行うことで時効が中断し、そこから5年間延びることになる。滞納整理の強化を図り、時効の中断措置をとることで、できる限り時効により消滅する負担金を減らしていきたいと考えているとの答弁がありました。 委員から、未収となっている負担金について、徴収対策をどのように考えているのかとの質疑があり、行政側からは、現在2人1組となり、3班体制で各戸を訪問している。今年度は10名の方から約130万円の納付があり、4名の方から誓約書の提出があった。負担金について御理解をいただけずに未納となっているケースが多いため、引き続き現在の体制により訪問を強化し、対応していきたいと考えており、収納率100%を目指し、今まで以上に努力していきたいと考えているとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑について御報告いたしましたが、慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第30号 平成22年度大町市農業集落排水事業特別会計予算は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第32号 平成22年度大町市公営簡易水道事業特別会計予算の審査では、委員から、公債費に関し、利率が4%を超えている借り入れについて、繰上償還を行う考えはないかとの質疑が上がり、行政側からは、国の基準に基づき、利率が5%以上の起債については、今年度中にすべて繰上償還を行った。利率が5%未満のものについては、国の基準に該当しないため、繰上償還を行うことができないとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑について御報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第33号 平成22年度大町市水道事業会計予算の審査では、委員から、今年度事業は収益に対して費用が多く、収支状況が悪くなっているような感じを受けるが、22年度の見通しについてはどのように考えているかとの質疑があり、行政側からは、今年度は国の補正予算により、下水道事業が膨らんだことで、下水道工事に伴う水道管の布設がえが進み、経費である資産減耗費が当面予定していた額より増加したことにより、収支状況を悪くしたと分析している。22年度以降は下水道工事が終了するため、原価償却費や資産減耗費といった経費の抑制が図られ、安定した経営状況になると考えているとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑について御報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第34号 平成22年度大町市温泉引湯事業会計予算は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 産業建設委員長の報告は終わりました。 これより質疑を行います。 議案第29号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第30号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第32号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第33号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第34号について、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより逐次採決を行います。 初めに、議案第29号 平成22年度大町市公共下水道特別会計予算は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。     〔多数起立〕 起立多数であります。よって、議案第29号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第30号 平成22年度大町市農業集落排水事業特別会計予算は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。     〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第30号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第32号 平成22年度大町市公営簡易水道事業特別会計予算は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。     〔多数起立〕 起立多数であります。よって、議案第32号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第33号 平成22年度大町市水道事業会計予算は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。     〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第33号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第34号 平成22年度大町市温泉引湯事業会計予算は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。     〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第34号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 △日程第3 常任委員会委員長請願陳情審査報告、質疑、討論、採決 ○議長(荒澤靖君) 日程第3 常任委員会委員長請願陳情審査報告、質疑、討論、採決を行います。 初めに、総務文教委員会付託の陳情第1号、陳情第5号、陳情第6号及び陳情第13号について、総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。     〔総務文教委員長(和田俊彦君)登壇〕 ◆総務文教委員長(和田俊彦君) 当委員会に付託されました陳情につきまして、審査の概要を報告いたします。 陳情第1号 大町市運動公園周辺(高瀬川河川敷)にマレットゴルフ場の新設を求める陳情は、高瀬川河川敷内へ36ホールのマレットゴルフ場の新設を求めるもので、陳情者は市の整備計画の早期実現を求めているが、周辺のマレットゴルフ場の充足状況、河川敷内での整備の課題や助成制度の活用等を考慮して、さらに検討を要するとの意見が出され、全会一致で継続審査と決しました。 陳情第5号 道路整備等に関する陳情についてのうち、当委員会に付託された部分は、定住人口増対策への取り組みですが、旧八坂村では定住人口増を目的として、家を貸す人と入居する人、行政の3者で話し合い、自治組織に必ず加入すること、3年以上定住することなどを条件として奨励金を支給し、約40戸の移住が行われましたという事例の説明がありました。行政側から、成功事例等を参考にしながら、より積極的に定住人口増対策を検討していきたいとの説明を受け、全会一致で採択すべきものと決しました。 陳情第6号 道路・水路等の改修に関する陳情のうち、当委員会に付託された部分は、仁科三湖整備計画に公衆トイレ設置計画の追加を求める内容ですが、行政側から、平成17年に策定された仁科三湖整備計画について、観光振興、地域振興につながるような事業について各地区で推進会議を開催し情報交換を行っている。その中でJR海の口駅周辺のトイレ整備の要望も出されているので、景観的なものも含めて検討していきたいとの説明がありました。 当委員会では全会一致で採択すべきものと決しました。 陳情第13号 道路・水路の整備等についてのうち、当委員会に付託された部分は、防火水槽の設置についてですが、行政側から、消防水利の基準は防火対象物から水利まで140メートル以下とされているが、この中には河川等の自然水利も含まれる。防火貯水槽設置の検討を行ったが、用地の確保が前提であり、周辺が農地の現状では設置が困難となっている。また消火栓の設置についての検討では、埋設されている水道管が個人所有の給水管となっており、地元負担を求める中で消火栓の設置の基礎となる口径75ミリメートル以上に布設がえする必要があるとの説明がありました。 当委員会では、地元と関係機関の協議に時間を要すると判断し、全会一致で継続審査と決しました。 以上で陳情の審査結果の報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 次に、社会厚生委員会付託の陳情第4号、陳情第8号、陳情第16号、陳情第19号及び継続審査中の陳情第45号、陳情第65号について、社会厚生委員長の報告を求めます。社会厚生委員長。     〔社会厚生委員長(小林治男君)登壇〕 ◆社会厚生委員長(小林治男君) 当委員会に付託されました陳情の審査及び結果について御報告をいたします。 大原町自治会長から提出をされました陳情第4号 道路・水路の整備等についてのうち、当委員会に付託されました事項は、交通安全対策における停止線、感知器の移動及び歩車分離式信号機の設置などを求めるものであります。 審査では、委員から、交差点の形状により危険箇所となっている場所もあるのではないかとの質疑があり、行政側からは、交差点の形状を変更することは現実的に困難であるため、停止線や信号機の変更により安全対策をすることが必要である。引き続き関係機関へ要望していきたいとの説明がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、慎重審査の結果、全会一致で採択し、市長に送付すべきものと決定をいたしました。 次に、借馬自治会長から提出されました陳情第8号 道路・水路の整備等についてのうち、当委員会に付託されました事項は、交通安全対策における信号機の設置を求めるものであります。 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で採択し、市長に送付すべきものと決定をいたしました。 次に、しらかば保育園住民訴訟原告団代表から提出されました陳情第16号 しらかば保育園住民訴訟に関する記事の広報おおまちへの掲載についての審査では、委員から、今回の裁判では市は被告であり、公共団体としてではなく個人として考えられ、広報おおまちを利用し、一方的に意見を掲載したことは問題である。公平性の観点からも、相手の反問権を保障し履行する必要があり、採択すべきであるとの意見が出されました。 一方、委員から、広報おおまちの内容については、公平性を欠いているとは思えない。また、個人、団体の意見を広報に掲載すべきではないため、不採択とすべきであるとの意見が出されました。 委員から、市は広報に掲載することにより、市民に対して説明責任を果たしており、評価したい。また、原告側の主張を広報に掲載する必要はないため、不採択とすべきであるとの意見が出されました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、慎重審査の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定をいたしました。 次に、大新田町自治会長から提出されました陳情第19号 道路・水路整備等についてのうち、当委員会に付託されました事項は、公害対策の実施等を求めるものであります。 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で採択すべきものと決定をいたしました。 次に、平成21年12月定例会から継続審査となっている陳情第45号 ごみ焼却場建設計画についての審査では、広域連合での検討委員会の状況を引き続き見定める必要があることから、当委員会では慎重審査の結果、賛成多数で継続審査にすべきものと決定をいたしました。 次に、平成21年12月定例会から継続審査となっている陳情第65号 市町村国保の改善を求める陳情の審査では、委員から、現在の経済状況の中で、国保利用者の負担を改善することが目的であり、このような陳情が出ることで若干であっても改善されているので、願意を認め、採択すべきであるとの意見がありました。 一方、委員から、今回の陳情の趣旨は理解できるが、将来を見据えた中で恒久的な視点に関する記載が不足しているのではないかとの意見が出されました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、慎重審査の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定をいたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 続いて、産業建設委員会付託の陳情第2号から陳情第15号、陳情第17号から陳情第20号及び継続審査中の陳情第62号について、産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長。     〔産業建設委員長(竹村武人君)登壇〕 ◆産業建設委員長(竹村武人君) 当委員会に付託されました陳情につきまして御報告いたします。 陳情第2号から陳情第15号及び陳情第17号から陳情第20号については、道路・水路の整備等に関して、各自治会長から提出された陳情であります。 当委員会では慎重審査の結果、願意は妥当と認め、いずれも全会一致で採択し、市長へ送付すべきものと決定いたしました。 次に、平成21年12月定例会から継続審査中の平成21年陳情62号、農民運動長野県連合会、中信農民センター組合長から提出されたEPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対する陳情の審査では、初めに行政側から、国の動向について、政府が策定中の成長戦略において、実行を検討する具体的な政策課題の中に、農業の戸別所得補償制度をてこに農産物の関税を引き下げ、FTAを推進する旨の項目が含まれているとの説明がありました。 委員から、農家の経営は厳しく、貿易の自由化により国外から安い農産物の輸入がふえると生計を維持できなくなる。農業を守っていくためにも願意は妥当であり、採択すべきとの意見が出されました。 また、委員から、米には高い関税がかけられ守られているが、FTAの締結により関税が限りなくゼロに近づけば、戸別所得補償制度を導入しても所得を維持できない。そのためFTA交渉を早急に進めるのではなく、国内の農林水産業に悪影響が及ばないように十分配慮して進めていく必要があるとの考えから、願意は妥当であり、採択すべきとの意見が出されました。 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 後ほど、本陳情に係る意見書案を上程いたしますので、御賛同をいただきますようよろしくお願いいたします。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 以上で各常任委員長の報告は終わりました。 これより質疑を行います。 最初に、総務文教委員長に対し、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、社会厚生委員長に対し、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、産業建設委員長に対し、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。八木聡議員。何号の。 ◆16番(八木聡君) 陳情16号の委員長報告に反対の立場です。 ○議長(荒澤靖君) 反対。はい。八木聡議員。     〔16番(八木 聡君)登壇〕 ◆16番(八木聡君) 陳情第16号 しらかば保育園住民訴訟に関する記事の広報おおまちへの掲載について、委員長報告に反対し、採択すべきとの立場で討論を行います。 1月15日付広報おおまちで特集したしらかば保育園訴訟の記事の内容のいかんや、陳情提出者である原告に広報おおまちでページを割くのかの議論の前に、そもそもこの住民訴訟は係争中であり、当時者であり被告の大町市が絶対的優位にある立場を使い、公器である広報おおまち3ページを使って見解を述べること自体すべきでなかったと私は考えています。 足かけ5年にわたる裁判の内容と100ページを超える判決文を、係争中の当事者が完全に公平・中立にまとめることはそもそも不可能な話で、必ず主観が入ります。係争中の当事者がいくら公平・中立だと言っても、それは一方的な立場での公平・中立でしかありません。客観性はまるでありません。原告から不満が出ている事実を見れば、それは明らかです。一方の大町市の立場に立って考えても、事前に記事を弁護士に見せ、了承を取ったのかは知りませんが、この記事の内容が裁判資料となる可能性もあります。双方にとって、広報おおまちへの掲載はすべきではなかったと私は考えます。 記事の内容に入ります。地裁での判決の一番のポイントは、腰原前市長を初め、4者が共謀してつくる気のない設計図書で違法な入札を行い、それによって市が損害をこうむったことを裁判所が認めたことであります。その確信を記事に載せていません。市に都合の悪いことは意図的に載せない、これでは中立・公平と言えるのでしょうか。それ以外の指摘は陳情のとおりです。 大町市のような小さな市で、市を相手に裁判を起こすことは、住民にとってとても勇気のいることです。さまざまな非難、中傷にさらされることになります。また、精神的負担とともに経済的負担も大きいです。裁判を維持するに当たり、市は経費は税金で、職員は仕事として認められますが、一方、住民は本来の仕事とは別に時間を割き、裁判費用は自腹を切らなくてはいけません。足かけ5年の裁判は長くつらかったろうと思われます。また、この裁判は原告に損害賠償が払われる性質のものではなく、原告勝訴と言っても、損害賠償は市に対して支払われ、原告の懐にはお金が入るわけではありません。 議会の中で市長は、紙面に余裕がなかったと説明していますが、広報おおまちで使った全3ページのうち、2ページ目、3ページ目の5段の一番上は空白になっています。約750文字が入ります。スペースが足りないのではなく、大町市にとって不都合なことは説明しないと恣意的な判断が働いたと判断せざるを得ません。 それでは、まとめに入ります。 係争中の案件で当事者である市は、弁護費用や交通費などの必要経費は税金を使い、担当職員は業務として裁判ができるのに対し、住民は経費も自分持ち、仕事とは別に膨大な時間を費やして裁判を行ってきました。やっと裁判所に認められた核心を意図的に隠し、市民に広報する力がこれまた絶対的に優位に立っている市が、一方的な見解で市民にお知らせするのは、アンフェアと言わざるを得ません。 この事件はそもそも職員の怠慢から事は起こり、違法行為を隠蔽するためにさまざまなうそを塗り重ね、議会は問題点が指摘されているにもかかわらず、何も独自の調査をせずに行政のうそをそのまま信じ、補正予算を認めました。前市長は外部の人を入れ、調査委員会を立ち上げるという約束をほごにし、職員のみで調査委員会をつくりました。真実を求め住民が裁判を起こし、主張の大半は認められず、その認められた一部を意図的に正確に載せていません。税金をいただいているのにもかかわらず、本来、果たさなくてはならなかった役割を果たさなかった行政と議会に比べ、原告の無償で費やした労力は余りにも大きいのです。その行き着いた結果が行政の一方的な市民に対する説明です。原告は怒っても無理はないと思います。 そもそも3ページを使い、一方的な立場で見解を載せたこと自体がアンフェアで、私はすべきでなかったと考えていますが、やってしまったことに対し、一連の経過をかんがみれば、裁判の真実を載せてほしいとの原告の陳情の趣旨は妥当で、広報おおまちの掲載を原告に割くことはわずかなことだと考えます。よって、本陳情の趣旨は妥当で、委員長報告に反対し、採択すべきと考えます。御賛同のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(荒澤靖君) 委員長報告に対し、賛成の討論はありませんか。 二條孝夫議員。16号、賛成ですか。 ◆2番(二條孝夫君) 委員長報告に賛成の立場から、陳情16号です。 ○議長(荒澤靖君) はい。二條孝夫議員。     〔2番(二條孝夫君)登壇〕 ◆2番(二條孝夫君) しらかば保育園住民訴訟に関する記事の広報おおまちへの記載について、不採択に賛成の立場から討論を行いたいと思います。 本陳情は、しらかば保育園住民訴訟の原告団より、広報に原告の作成する記事を掲載するよう求められたものであります。要求に対する見解の前に、1月15日号に掲載された記事についての私の見解を申し上げたいと思います。 市が広報おおまちにしらかば保育園の訴訟に対して控訴することを決めた経過などを掲載したことは、市として説明責任を果たす上で当然であります。そこで、掲載内容を見ましても、紙面の都合上、要約された部分や省略された部分がありますが、一般市民に対してできるだけわかりやすく伝えようとする苦心が見えます。1月15日号の中で、3ページにわたって内容が記されています。最初のページは淡々としらかば保育園改築の経過が報告され、2ページ目は原告側、被告側双方の主張が同程度のスペースで書かれています。3ページ目には判決内容が示され、それに対して市がなぜ控訴したのか簡潔に述べられています。 私から見ますと、公平性に配慮した内容と思います。そして、なぜ控訴したのかを説明するのは、説明責任を果たす上で、市の広報紙としては当然であります。広報に原告側の記事を掲載することへの見解については、さきの本会議一般質問における総務部長の答弁にありましたが、市の広報は、市の行政情報などを広く市民にお知らせするものであり、個人や団体の意見を発表するものではないと認識しています。 今回の件に関して広報への記載を認めることになれば、今後あらゆる方々からの主義、主張などについても掲載が求められることが予想され、市政に混乱を招くとともに市民に混乱を与えることとなりかねません。 したがって、本陳情を不採択することに賛成するものであります。 ○議長(荒澤靖君) ほかに討論はありませんか。 大和幸久議員。 ◆15番(大和幸久君) 陳情16号、反対の討論です。 ○議長(荒澤靖君) 委員長報告に反対ですね。 ◆15番(大和幸久君) 委員長報告に反対の討論です。 ○議長(荒澤靖君) はい。大和幸久議員。     〔15番(大和幸久君)登壇〕 ◆15番(大和幸久君) 私は、陳情第16号 しらかば保育園訴訟に関する記事の広報おおまちへの掲載について、社会厚生委員会委員長の不採択の報告に対して反対の立場から、原告団の願意を認め、採択すべきとの立場で討論をいたしたいと思います。 しらかば保育園裁判の被告である大町市が市の個人的記事を作成し、広報おおまちにその記事を載せた時点で、大町市自身が公の広報紙の価値、信頼を無に帰してしまいました。こうした無法行為をあたかも公正であるかのように装って、何とも思わない、平気でいられる、この体質こそがしらかば保育園事件を引き起こした要因であり、大町市の底流に一貫して流れているものだと私は感じております。みずからの権益を守るためであれば、何をやってもよい、何をやっても許される、このような思い上がりこそが一連のしらかば保育園事件を引き起こした要因であると言っても過言ではありません。 今回の独断記事広報掲載問題を見てみますと、しらかば保育園事件を引き起こした腰原前大町市長の悪しき慣習が現牛越大町市長に脈々と引き継がれてしまっていることを実感せざるを得ません。市政の変革を求める立場から、2期目を目指す市長をどのように評価してよいものやら、頭を悩ます自身の姿に苦笑を禁じ得ないところであります。 さて、3月上旬、しらかば保育園事件の控訴人である大町市から、ようやく2月16日付の控訴理由書が被告人1審原告に届きました。その主要な主張の1つである長野地裁の損害額算出判決は誤りであるとの根拠では、実施設計書はあくまで設計業務委託契約との関係において、成果品ととらえるべきものにすぎず、その実体はあくまで検討途中の設計にすぎないにもかかわらず、これを確定した設計であると理解し、これを基礎として大町市がこうむった損害を算出している点において、現判決は明らかに誤っていると主張しております。しかし、このことは、大町市自身が3月の入札にこそ間に合わなかったものの、実際の建設に使用した実施設計書が5月に納品されているのだから問題はなく、したがって、設計料もこれに基づき支払ってきたと、その根拠となる実施設計書をあくまでも検討途中の不確定な設計書であるとみずからこの主張を翻してしまっております。この後どう主張するのでしょうか。また架空の設計書をでっち上げるのでしょうか。 さらに、もう1点の主要な主張では、入札用設計図書、すなわちダミー設計書による入札は、建設請負工事の準備行為であるから不申請を怠る行為に当たり、監査請求期間を過ぎている。このため訴えの正当理由は成立しないと主張しているようですが、大町市も認めているとおり、実施設計書に対する入札は行われておらず、ダミー設計書による入札で請負金額が決められた違法行為とは双方に関連性が全くない別個の行為です。このことは、第一設計が成果品は5月に納品した実施設計書であり、3月に納品した入札用設計図書はサービスで行った別物の設計図書であると述べていることからも明らかなように、入札用準備行為ではなく、大町市の主張する最高裁判決の事実関係と類似するものでもありません。 このように大町市は鳴り物入りで控訴したものの、その主張はすぐにメッキがはげそうな内容であり、高額な弁護士費用を市民の貴重な税金で支払う価値があるのかどうか、大町市がその主張の正当性を本当に実証できるのかどうか、極めて疑わしい実態であると言わざるを得ません。このような直近の経過や、独断記事広報掲載問題を勘案してみるとき、大町市が本来とるべき公正・公平な立場、立ち位置から大きく逸脱していることは明白であり、偏向かつ独断的記事を広報に掲載し、市民にばらまくことによって、原告に多大な不利益を与えてしまったことは明白であります。大町市がこれを反省し、たとえ少しでも原告に与えた不利益を治癒させようとするのであれば、広報おおまちに同等のスペースを使って記事を掲載させる機会を設ける以外にありません。 大町市議会が原告の願意を認め、大町市に対して原告の掲載記事を求めることは、大きくぶれている大町市の公正・公平という基軸を正常に戻す行為にほかなりません。今こそ議会の良識を市民に示すときではないでしょうか。議員各位の聡明なる判断に期待して、採択すべきとする立場での討論を終わらせていただきます。 ○議長(荒澤靖君) 他の討論はありませんか。 浅見昌敏議員、賛成ですか、反対ですか。 ◆19番(浅見昌敏君) 委員長報告に賛成の討論です。 ○議長(荒澤靖君) 委員長報告に賛成討論。はい。浅見昌敏議員。     〔19番(浅見昌敏君)登壇〕 ◆19番(浅見昌敏君) 私は委員長報告に賛成の立場から討論いたします。 今、反対討論2つ、それから賛成討論1つありました。その中に幾つか論点がありましたが、私は2つほど気になったことがございます。まず最初に広報おおまちへの掲載、このものについてでございますが、これについては、そのことの正当性といいますか、考え方は賛成討論で述べられましたけれども、主としては、再度上告することについて議会の承認を得ているわけでございます。ですから、私はこれは掲載しても構わない、こんなふうに思います。 もう1点です。先ほど盛んに、非常に何といいますか、原告に対して不利益といいますか、原告は大変だというような話が出ました。私は、これは確かに原告は大変だと思います。労力、それから費用の面。しかし、私はこういうものだと思うのです。私がもし原告となってこの裁判を起こすとしたならば、そのくらいの覚悟を持ってやります。それがやはり当然のことではないでしょうか。大町市という巨大なものに対して戦うということは、不利益がたくさんあるのは当たり前であるし、やはりその労力や費用についても、私だったらそんなことは言いません。最初から覚悟の上。これは私の考えでございますが、原告の皆さんはどうしてそういうのかな。私にはそれはわかりません。訴訟というものは、そのくらいの覚悟を持ってやるのが訴訟ではないでしょうか。 私は委員長に賛成の立場から、この2点だけを申し上げます。御賛同願います。 ○議長(荒澤靖君) そのほかに討論はありませんか。 以上で討論は終了いたしました。 これより陳情の採決を行います。 採決に先立ち、採決の方法についてお諮りいたします。総務文教委員会付託の陳情第1号、社会厚生委員会付託の陳情第16号、継続審査中の陳情第45号及び陳情第65号は個別に採決、その他の陳情については一括処理したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、そのように取り扱います。 では、これより採決を行います。 総務文教委員会付託の陳情第1号を委員長報告どおり継続審査とすることに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、陳情第1号は委員長報告どおり継続審査とすることに決しました。 次に、社会厚生委員会付託の陳情第16号について、委員長報告どおり不採択とすることに御賛成の方の挙手を求めます。     〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって、陳情第16号は委員長報告どおり不採択とすることに決しました。 次に、社会厚生委員会付託の継続審査中の陳情第45号について、委員長報告どおり継続審査とすることに御賛成の方の挙手を求めます。     〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって、陳情第45号は委員長報告どおり継続審査とすることに決しました。 次に、社会厚生委員会付託の継続審査中の陳情第65号について、委員長報告どおり不採択とすることに御賛成の方の挙手を求めます。     〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって、陳情第65号は委員長報告どおり不採択とすることに決しました。 続きまして、産業建設委員会付託の継続審査中の陳情第62号は採択、陳情第2号、陳情第3号、陳情第7号、陳情第9号から陳情第12号、陳情第14号、陳情第15号、陳情第17号、陳情第18号及び陳情第20号は採択し、市長に送付、総務文教委員会及び産業建設委員会付託の陳情第5号及び陳情第6号は採択し、市長に送付、陳情第13号は一部継続審査、採択部分は市長に送付、社会厚生委員会及び産業建設委員会付託の陳情第4号、陳情第8号及び陳情第19号は採択し、市長に送付、以上のとおりそれぞれ決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、請願・陳情は以上のとおりと決しました。 以上で請願・陳情の処理は終わりました。 △日程第4 閉会中の継続審査及び調査申出 ○議長(荒澤靖君) 日程第4 閉会中の継続審査及び調査申出を議題といたします。 議会運営委員長及び各常任委員長から、目下委員会において審査及び調査中の事件について、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。 お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査を認めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(荒澤靖君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査を認めることに決しました。 △日程第5 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決 ○議長(荒澤靖君) 日程第5 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決を行います。 議事第1号を議題といたします。 この議事は議員提出の議案であります。 議事第1号について、提出者を代表して岡秀子議員に提案理由の説明を求めます。岡秀子議員。     〔5番(岡 秀子君)登壇〕 ◆5番(岡秀子君) 議事第1号 EPA・FTA交渉に関する意見書(案)につきまして、案文を朗読し、提案理由の説明にかえさせていただきます。 この議案を地方自治法第112条及び会議規則第14条の規定により提出いたします。 EPA・FTA交渉に関する意見書(案) 平成22年3月12日提出 世界の食糧需要が逼迫する中、食糧輸入国である日本が長期的に食糧を確保するため、日本の農業をどう再生するかが喫緊の課題である最中、今交渉が進められている日豪EPA(経済連携協定)が締結されれば、日本の農業に甚大な影響が及ぼされます。 また、日米FTA(自由貿易協定)の締結は、日米間での農産物の輸入自由化に直結するものであり、全国各地の農業関係者や農協などから大きな反対運動が起こりつつあります。 こうした中、政府は2010年度にモデル事業として導入を予定している農業の戸別所得補償制度を「貿易自由化の安全網」と位置付け、輸入農産物の流入で農産品価格が下落した場合に農家所得を補填するため、関税引き下げと一体化して進めようとしています。 さらに、日米FTAを考える際の重要な問題の第一は、全ての農業が日米FTAの中心課題となっていることです。2007年にアーミテージ元国務長官らの発表した「日米同盟に関する報告書」では、コメを含むすべての部門を交渉対象として、農業はアメリカと日本のFTAの中心になるべきであると述べています。 問題の第二は、日米FTAが締結されると、とりわけコメが壊滅的打撃を受けることになるということです。日米経済協議会の委託研究「日米FTA効果と課題」と題するレポートが2008年7月に出され、その中で日本においてはコメ・穀物問題で生産減少が予想されています。 上記のとおり、日豪EPA・日米FTAの締結は日本農業に壊滅的打撃を与えます。食糧自給率が40%を割ろうとしている現在、日本の国土と環境を守り、安心・安全な農作物を国内で生産する日本農業の再生こそが必要だと考えます。 よって政府におかれましては、EPA・FTA交渉について、国内の農業に悪影響が及ばないよう十分配慮し、慎重に対応するよう強く要請します。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 なお、提出者は表記のとおり、提出先は次のページに記載のとおりでございます。よろしく御賛同いただきますようお願いいたします。 ○議長(荒澤靖君) 以上で説明が終わりました。 提案者に対し、御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りをいたします。議事第1号は委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 議事第1号を原案どおり可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議事第1号は原案どおり可決されました。 ただいま可決されました意見書は、議長において整理の上、それぞれの関係省庁へ提出いたします。 以上で3月定例会に付議されました案件はすべて終了いたしました。 ここで市長よりあいさつを受けることといたします。市長。     〔市長(牛越 徹君)登壇〕 ◎市長(牛越徹君) 3月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 本定例会には、これからの市政執行の基礎となります新年度予算を初め、条例案件、さらには人事案件など多くの案件を御提案申し上げましたが、いずれも慎重かつ御熱心な御審議をいただき、すべて原案どおり御承認を賜りました。ここに改めて厚く御礼を申し上げます。 本会議並びに常任委員会におきます御審議の過程でいただきました御意見や御提言につきましては、今後の市政運営に十分に生かしてまいる所存でございます。 このたびの下水道使用の未登録の件につきましては、議員各位を初め、市民の皆様に大変な御心配、御迷惑をおかけしておりますことを、ここに改めて心よりおわびを申し上げます。市民の皆様からお寄せいただいております信頼を大きく損なう結果となりましたことに、責任の重さを痛感しているところであります。あってはならない初歩的な事務処理の誤りにより、市政に大きな影響が生じたことにつきまして、私自身、深く胸に刻み、1日も早い信頼回復に向けて着実に取り組んでまいる所存でございます。一たん失われた信頼を回復することは容易ではありませんが、今後、全職員及び全組織を挙げて市民の皆様の負託に誠意を持っておこたえしてまいりますとともに、信頼される事務の執行に全力を傾注して取り組んでまいります。議員各位の御鞭撻を改めてお願い申し上げます。 国の経済対策に伴います地域活性化公共投資臨時交付金が増額して決定しましたことに加え、地域活性化・きめ細かな臨時交付金の追加交付が決定したことを受けまして編成し、御承認を賜りました補正予算につきましては、新年度予算執行までの端境期となりますこの時期に、地域経済の底支えとして大変意義のあるものであり、地域経済の活性化と市民の皆様の生活環境の向上につながりますようできる限り速やかに切れ目のない予算執行に努めてまいります。 早春賦発祥の地、ここ大町にも日差しの確かさが感じられる3月半ばとなりましたが、時折、早春賦の歌詞にもありますように、春は名のみの風の寒さを感じる日もございます。これからは日一日と春を実感する日を重ねてまいりますが、市におきましても、第4次総合計画策定時にまかれました市民の皆様の幸せを願う種が芽を出し始めております。やがてこの芽が葉を茂らせて、参加と協働という地域の豊かな養分を吸い上げながら、つぼみをはぐくみ、大きな花を咲かせることができますよう、私を先頭に職員一丸となって全力を尽くしてまいりますので、一層の御理解と御協力を心よりお願い申し上げます。 結びに、議員各位におかれましては、くれぐれも健康に御留意され、地域の発展と住民福祉、市民福祉の向上のため、ますます御活躍されますことを御祈念申し上げまして、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。 まことにありがとうございました。 ○議長(荒澤靖君) 私からも一言ごあいさつを申し上げます。 本定例会は、去る2月23日に開会以来、本日までの18日間にわたり、新年度予算、地域活性化事業等に関する補正予算や、条例案件・人事案件など重要案件を慎重かつ精力的に御審議いただきました。ここに閉会できますことに対し深く感謝を申し上げます。 さて、国においては一昨年の世界的な金融危機による深刻な経済情勢に対処するため、雇用・景気対策の実施に向けた補正予算が成立しました。こうした動きの中で、当市では身近な市民生活課題への対応や、観光振興、教育環境の整備など、円滑に事業の実施ができるよう、本定例会の初日に関係する補正予算等の議決を行ったところであります。切れ目のない予算執行が地域活性化へのはずみとなるよう一日も早い関係事業の実施を望み、あわせてその効果に期待いたしております。 新年度におきまして、豊かな観光資源や地域文化を内外に発信できるさまざまな取り組みが計画されており、市民参加と協働のまちづくり推進のための新たな体制も整備され、市民お一人お一人が地域への愛着と誇りを持って生き生きと暮らせるよう行政も議会も一体となって取り組んでまいります。 さて、間もなく4月であります。先日はまとまった降雪があり、市内随所に残雪が見受けられますが、強い日差しには一歩一歩近づく春の気配を感じます。議員各位、理事者、部課長等の皆様にはさらなる御活躍と御健勝を御祈念申し上げまして、私からのあいさつといたします。 以上で、平成22年3月定例会を閉会といたします。大変御苦労さまでございました。 △閉会 午後3時35分以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   平成22年3月12日        大町市議会議長   荒澤 靖        署名議員4番    和田俊彦        署名議員5番    岡 秀子...