大町市議会 > 2011-03-11 >
03月11日-05号

  • "美麻支所産業建設課長"(/)
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  1. 大町市議会 2011-03-11
    03月11日-05号


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    平成23年  3月 定例会          平成23年 大町市議会3月定例会会議録(第5号)               平成23年3月11日(金)---------------------------------------              平成23年大町市議会3月定例会                  議事日程(第5号)                    平成23年3月11日 午前10時 開議日程第1 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決  議案第36号 工事請負契約の変更契約の締結について  議案第37号 工事請負契約の変更契約の締結について  議案第38号 工事請負契約の変更契約の締結について  議案第39号 工事請負契約の変更契約の締結について  議案第40号 平成22年度大町市一般会計補正予算(第11号)日程第2 常任委員会委員長審査報告、質疑、討論、採決  議案第3号 負担附寄附の受領について  議案第4号 北アルプス広域連合ふるさと市町村圏基金に属する財産の一部処分について  議案第5号 北アルプス広域連合規約の変更について  議案第7号 大町市組織条例の一部を改正する条例制定について  議案第8号 大町市附属機関に関する条例の一部を改正する条例制定について  議案第9号 大町市ケーブルテレビ放送事業に関する条例の一部を改正する条例制定について  議案第36号 工事請負契約の変更契約の締結について  議案第37号 工事請負契約の変更契約の締結について  議案第38号 工事請負契約の変更契約の締結について  議案第39号 工事請負契約の変更契約の締結について                        総務文教委員会委員長 和田俊彦  議案第10号 大町市福祉医療費特別給付金条例の一部を改正する条例制定について  議案第11号 大町市保育所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について  議案第12号 大町市老人共同集会施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について  議案第13号 大町市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について                        社会厚生委員会委員長 小林治男  議案第6号 市道路線の廃止及び認定について  議案第14号 大町市八坂農産物加工所設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について  議案第15号 大町市都市計画審議会条例の一部を改正する条例制定について  議案第16号 大町市下水道料金等審議会条例の一部を改正する条例制定について                        産業建設委員会委員長 竹村武人  議案第17号 平成22年度大町市一般会計補正予算(第10号)                        総務文教委員会委員長 和田俊彦                        社会厚生委員会委員長 小林治男                        産業建設委員会委員長 竹村武人  議案第40号 平成22年度大町市一般会計補正予算(第11号)                        総務文教委員会委員長 和田俊彦                        社会厚生委員会委員長 小林治男                        産業建設委員会委員長 竹村武人  議案第21号 平成22年度大町市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第3号)                        総務文教委員会委員長 和田俊彦  議案第18号 平成22年度大町市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)  議案第25号 平成22年度大町市病院事業会計補正予算(第3号)                        社会厚生委員会委員長 小林治男  議案第19号 平成22年度大町市公共下水道特別会計補正予算(第3号)  議案第20号 平成22年度大町市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)  議案第22号 平成22年度大町市公営簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)  議案第23号 平成22年度大町市水道事業会計補正予算(第3号)  議案第24号 平成22年度大町市温泉引湯事業会計補正予算(第2号)                        産業建設委員会委員長 竹村武人  議案第26号 平成23年度大町市一般会計予算                        総務文教委員会委員長 和田俊彦                        社会厚生委員会委員長 小林治男                        産業建設委員会委員長 竹村武人  議案第27号 平成23年度大町市国民健康保険特別会計予算  議案第28号 平成23年度大町市後期高齢者医療特別会計予算  議案第34号 平成23年度大町市病院事業会計予算  議案第35号 平成23年度大町市指定訪問看護事業会計予算                        社会厚生委員会委員長 小林治男  議案第29号 平成23年度大町市公共下水道特別会計予算  議案第30号 平成23年度大町市農業集落排水事業特別会計予算  議案第31号 平成23年度大町市公営簡易水道事業特別会計予算  議案第32号 平成23年度大町市水道事業会計予算  議案第33号 平成23年度大町市温泉引湯事業会計予算                        産業建設委員会委員長 竹村武人日程第3 常任委員会委員長請願・陳情審査報告、質疑、討論、採決  陳情第1号・陳情第4号・陳情第5号・陳情第6号・陳情第12号・陳情第13号                        総務文教委員会委員長 和田俊彦  陳情第4号・陳情第7号・陳情第11号・陳情第13号・陳情第17号                        社会厚生委員会委員長 小林治男  陳情第2号・陳情第3号・陳情第4号・陳情第5号・陳情第6号  陳情第7号・陳情第8号・陳情第9号・陳情第10号・陳情第11号  陳情第12号・陳情第13号・陳情第14号・陳情第15号・陳情第16号  陳情第17号・(平成22年)陳情第46号                        産業建設委員会委員長 竹村武人日程第4 閉会中の継続審査及び調査申出日程第5 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決  議事第1号 米価の下落対策を求める意見書日程第6 特別委員会委員長報告  大町市議会高速交通網対策特別委員会報告について                          特別委員会委員長 飯嶌楯雄  大町市議会国営公園建設促進等特別委員会報告について                          特別委員会委員長 川上守孝  大町市議会環境対策特別委員会報告について                          特別委員会委員長 浅見昌敏日程第7 人権擁護委員候補者の推薦について---------------------------------------               会議出席者名簿◯出席議員(20名)    1番  荒澤 靖君        2番  堀 堅一君    3番  二條孝夫君        4番  和田俊彦君    5番  岡 秀子君        6番  松島吉子君    7番  太田欽三君        8番  丸山美栄子君    9番  勝野 明君       10番  小林治男君   11番  大厩富義君       12番  遠藤徹雄君   13番  川上守孝君       14番  高橋 正君   15番  大和幸久君       16番  八木 聡君   17番  竹村武人君       18番  飯嶌楯雄君   19番  中牧盛登君       20番  浅見昌敏君◯欠席議員(なし)◯説明のために出席した者 市長         牛越 徹君    副市長        相澤文人君 教育長        荒井今朝一君   監査委員       山下好隆君 病院事業管理者    赤羽賢浩君    総務部長       吉澤義雄君 民生部長            西沢正敏君    産業観光部長     降籏和幸君 福祉事務所長                     会計管理者 建設水道部長     木村隆一君               伊藤悦男君                       会計課長 教育次長            北澤徳重君    病院事務長      牛越 寛君 体育課長                     企画財政課長 庶務課長       遠山 勝君               宮坂佳宏君                     ケーブルテレビ推進室長 税務課長       横沢 健君    消防防災課長     西田 均君 市民課長       北澤文子君    生活環境課長     勝野 稔君 福祉課長       田中秀司君    子育て支援課長    松井栄一君 農林水産課長              商工労政長            中村建二君               小林敏文君 農委事務局長              産業立地戦略室長                     建設課長 観光課長       縣 和彦君               西沢義文君                     水利対策室長 都市計画・国営            西澤潤一郎君   水道課長       降籏 孝君 公園対策課長                     八坂支所長 下水道課長      降幡 司君               鳥屋寿和君                     八坂支所総務民生課長                     美麻支所長 八坂支所産業建設課長 竹本明信君               飯沢壮一君                     美麻支所総務民生課長 美麻支所産業建設課長 清水一弘君    学校教育課長     勝野太彦君 生涯学習課長     羽田一幸君    山岳博物館長     宮野典夫君 病院庶務課長     丸山純生君    病院医事課長     宮脇哲子君◯事務局職員出席者 事務局長       山下鈴代君    庶務議事係長     川上晴夫君 書記         牧野秀紀君    書記         清水智之君---------------------------------------               本日の会議に付した事件             議事日程(第5号)記載のとおり--------------------------------------- △開議 午前10時00分 ○議長(荒澤靖君) おはようございます。ただいまから3月定例会、本日の会議を開きます。 本日の出席議員数は20名全員であります。よって定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 理事者、部課長等の欠席、遅参等については、総務部長の報告を求めます。総務部長。 ◎総務部長(吉澤義雄君) 報告いたします。市長、副市長、教育長、監査委員、病院事業管理者、所定の部課長は出席しております。 以上でございます。 △日程第1 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決 ○議長(荒澤靖君) 日程第1 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決を行います。 議案第36号から議案第39号までの4議案は、地域情報通信基盤整備事業工事請負契約の変更契約の締結に関する議案であります。 よって、この取り扱いに関してお諮りいたします。議案第36号から議案第39号までを一括して議題とし、説明を受けた後、各議案について質疑を行い、常任委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(荒澤靖君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように取り扱います。 それでは、議案第36号から議案第39号までの4議案について提案理由の説明を求めます。総務部長。               〔総務部長(吉澤義雄君)登壇〕 ◎総務部長(吉澤義雄君) ただいま議題となりました議案第36号、第37号、第38号及び第39号 工事請負契約の変更契約の締結について、提案理由の御説明を申し上げます。 本議案は、昨年の11月臨時会において御議決をいただいた大町市地域情報通信基盤整備事業の請負契約の変更契約の締結であり、地方自治法第96条第1項第5号及び大町市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 それでは、お手元にお配りいたしております議案説明資料も合わせてごらんをいただきたいと存じます。 まず、議案第36号について御説明を申し上げます。 工事名は、平成21年度大町市地域情報通信基盤事業センター設備工事でございます。 工事箇所は大町市総合情報センター及び美麻情報交流センターで、契約の相手方は長野市上千歳町1137-23、日本電気株式会社長野支店支店長森田正則で、当初5億9,803万650円で契約いたしましたが、時刻管理装置の減やセンター設備と伝送路との接続工事を伝送路工区の担当工事として行うこととしたことなどの変更により、契約金額を158万7,600円減額し、5億9,644万3,050円とするものでございます。 次に、議案第37号から39号につきましては、伝送路工事についての工事請負契約の変更契約の締結の議案でございます。 伝送路工事につきましては、ケーブルテレビへの加入者数の確定、自営柱の建柱の減、電柱の共架申請等における申請手続数量の変更及び一部の中部電力電柱に設置されている配電設備における操作紐等の移設が必要となったことなどによる増額または減額による変更でございます。 それでは、議案第37号について御説明を申し上げます。 工事名は、平成21年度大町市地域情報通信基盤整備事業伝送路工事(2工区)でございます。 この工区は、大町市街地を中心とした地域でございます。契約の相手方は長野市和穂綿内字東山1108-5、東日本システム建設株式会社代表取締役社長三浦秀利を代表者とするTOSYS・アルスター・北澤電気特定建設工事共同企業体で、当初2億1,693万円で契約いたしましたが、契約金額を2,128万8,500円増額し、2億3,821万8,500円とするものでございます。 次に、議案第38号について御説明申し上げます。 工事名は、平成21年度大町市地域情報通信基盤整備事業伝送路工事(3工区)でございます。 この工区は、大町地区南部、JR大糸線東側及び社地区を対象とした地域でございます。 契約の相手方は、長野市緑町1629番地32、株式会社関電工長野支店、支店長松本康憲を代表者とする関電工・松本電業・安曇電設特定建設工事共同企業体で、当初1億8,270万円で契約いたしましたが、契約金額を117万750円増額し、1億8,387万750円とするものでございます。 次に、議案第39号について御説明を申し上げます。 工事名は、平成21年度大町市地域情報通信基盤整備事業伝送路工事(4工区)でございます。 この工区は、常盤地区を中心とした地域でございます。 契約の相手方は、塩尻市大字広丘堅石2146-15、株式会社シーテック松本支店支店長上沼善一を代表者とするシーテック・有賀電気信光実業特定建設工事共同企業体で、当初1億9,887万円で契約いたしましたが、契約金額を3,204万3,100円減額し、1億6,682万6,900円とするものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(荒澤靖君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 議案第36号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第37号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第38号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第39号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第36号から議案第39号までは、総務文教委員会に付託いたします。 議案第40号 平成22年度大町市一般会計補正予算(第11号)を議題とし、提案理由の説明を求めます。総務部長。               〔総務部長(吉澤義雄君)登壇〕 ◎総務部長(吉澤義雄君) ただいま議題となりました議案第40号 平成22年度大町市一般会計補正予算(第11号)について、提案理由の御説明を申し上げます。 今回の補正は、国の補正予算で措置され、さきの補正予算(第7号)において予算議決いただきました住民生活に光をそそぐ交付金が追加交付される見通しとなりましたこと及び除排雪費用が当初予算を上回る見通しとなりましたことから、これらの費用を計上したものでございます。 それでは、1ページをごらんください。 第1条、予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ4,190万8,000円を追加し、総額を174億926万8,000円とするものでございます。 第2項の第1表歳入歳出予算補正は、2ページ、3ページに記載してございますが、後ほど個別に説明いたしますので、ここでの説明は省略させていただきます。 第2条の第2表繰越明許費補正は、4ページ及びお手元に配付いたしました議案説明資料に記載してございますが、下から2行目の山岳博物館管理運営一般経費につきましては、(仮称)山岳図書資料館の設計業務になりますが、受託業者に不測の事態が生じ、年度内での履行が困難な状況となりましことから、また、これ以外の事業につきましては、今回の補正予算が年度終盤での追加補正であることから、歳出計上いたしましたほとんど事業において翌年度への繰り越しをお願いするものでございます。 歳入歳出予算事項別明細書について御説明いたしますので、8ページをごらんください。 歳入についてですが、款14項2目2総務費国庫補助金4,190万8,000円の増は、地域活性化交付金として追加交付されます住民生活に光をそそぐ交付金でございます。 10ページをごらんください。 歳出についてですが、款2項1目5財産管理費4,900万円の減は、今回の補正に伴う歳入と歳出の差額を財政調整基金への積立金を減額して措置するものでございます。 なお、これによる財政調整基金の残高は、17億6,613万8,000円余となります。 目8市民参加協働推進費5万2,000円の増は、市民活動サポートセンターで市民の方々に御利用いただくシュレッターの購入費でございます。 款3項1目2障害者福祉費798万8,000円の増、目3高齢者福祉費234万円の増及び目7地域支援事業費2,870万円の増は、交付金対象事業として新たに該当することとなりました福祉タクシー乗車券の交付事業費や介護者への慰労金などでございます。 款7項1目4観光誘客宣伝費150万円の増は、市内の文学碑マップの作成に合わせて実施いたします文学碑を紹介するためのDVD製作費用であります。 款8項2目4雪害対策費4,360万円の増は、現状における除排雪の稼働実績に基づき積算し、不足が見込まれる除排雪費用を計上したものでございます。 12ページをごらんください。 款10項4目4図書館費200万円の増は、交付金対象事業として追加が認められました図書等の購入費用であります。 項6目1山岳博物館費436万1,000円の増のうち主なものは、展示研究用の動物剥製の製作費と北アルプスの四季をおさめたDVDを製作するための委託料でございます。 款13項1目1予備費36万7,000円の増は、歳入歳出の調整によるものであります。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(荒澤靖君) 説明が終わりました。 歳入歳出一括して質疑を行います。 本案について御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これを持って質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第40号は、各常任委員会に付託いたします。 ここで各常任委員会開催のため暫時休憩といたします。 △休憩 午前10時14分 △再開 午前11時30分 ○議長(荒澤靖君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △日程第2 常任委員会委員長審査報告、質疑、討論、採決 ○議長(荒澤靖君) 日程第2 常任委員会委員長審査報告、質疑、討論、採決を行います。 議案第3号から議案第5号、議案第7号から議案第9号及び議案第36号から議案第39号について、総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。               〔総務文教委員長(和田俊彦君)登壇〕 ◆総務文教委員長(和田俊彦君) 当委員会に付託されました議案につきまして、審査の概要を報告いたします。 議案第3号 負担附寄附の受領については、(仮称)山岳図書資料館の建設を目的とした寄附の受領に関するものですが、委員から、万が一予定どおり寄附がなされない場合の対応について質疑があり、行政側から、寄附者とは建設工事が始まるまでに再度寄附がなされるという確認をした上で事業を行うこととしたいとの説明がありました。 当委員会では、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 続きまして、議案第4号 北アルプス広域連合ふるさと市町村圏基金に属する財産の一部処分については、消防・防災の充実のため、北アルプス広域消防に高規格救急車を配備するため、基金の一部を取り崩すもので、当委員会では、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 議案第5号 北アルプス広域連合規約の変更については、広域的なごみ処理の推進に関する事務の負担割合の見直しなどに関する規約の変更ですが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 議案第7号 大町市組織条例の一部を改正する条例制定についてでは、情報交通課の新設に関連して、ケーブルテレビ関係事業の特別会計への移行について質疑があり、行政側から、特別会計へ移行することで消費税の納税義務も生じる。利用料金への影響や今後の加入者の推移、機器等のメンテナンス費用などを含め、まずは一般会計で行う中で検討していきたいとの説明がありました。 また、国営公園の振興対策と建設促進を分けた理由についての質疑では、行政側から、国営公園は開園2年前を迎え、国の整備方針も変更になってきたところだが、国営公園を活用したソフト事業を展開する部署と建設促進や周辺整備を含めたハード事業を担う部署とを設けたとの説明がありました。 当委員会では、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 議案第8号 大町市附属機関に関する条例の一部を改正する条例制定については、きらり輝く協働のまちづくり事業審査会委員の選出区分の変更に伴うもので、委員から、新たにどのような委員を想定しているかとの質疑があり、行政側から、本審査会が4年を経過し、さまざまな検討をする中で、地域づくり等に見識の高い活動団体の方やまちづくりなどをテーマとした研究者、学生などを市内だけでなく市外からも登用していきたい。 また、公募委員については、助成金を申請する関係者などは応募できないなどの要件を付すこととしたいとの説明がありました。 当委員会では、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 議案第9号 大町市ケーブルテレビ放送事業に関する条例の一部を改正する条例制定についてでは、引き込み工事負担金の優遇措置の規定の中で、当分の間と表現している点について質疑があり、行政側から、ONUまたは保安器は、市の備品として再使用していく。新規加入者との負担格差をなくすため、おおむね機器の耐用年数の5年程度と見込まれるが、期限を区切ることが適当でないため当分の間とした。なお、この優遇措置を終える際には、改めて条例改正をするものであるとの説明がありました。 当委員会では、慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定いたしました。 議案第36号から議案第39号までの工事請負契約の変更契約の締結については、いずれも大町市地域情報通信基盤整備事業にかかわる工事請負契約について、センター内時刻管理装置の減、ケーブルテレビへの加入者数の確定、伝送路ルートや関係機器類の変更などに伴う変更契約締結に関する議案ですが、慎重審査の結果、いずれの議案についても、賛成多数で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 総務文教委員長の報告は終わりました。 これより質疑に入ります。 議案第3号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第4号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第5号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第7号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第8号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第9号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第36号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第37号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第38号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第39号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 初めに、議案第3号 負担附寄附の受領については、総務文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第3号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第4号 北アルプス広域連合ふるさと市町村圏基金に属する財産の一部処分については、総務文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第4号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第5号 北アルプス広域連合規約の変更については、総務文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第5号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第7号 大町市組織条例の一部を改正する条例制定については、総務文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第7号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第8号 大町市附属機関に関する条例の一部を改正する条例制定については、総務文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第8号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第9号 大町市ケーブルテレビ放送事業に関する条例の一部を改正する条例制定については、総務文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって、議案第9号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第36号 工事請負契約の変更契約の締結については、総務文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって、議案第36号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第37号 工事請負契約の変更契約の締結については、総務文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって、議案第37号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第38号 工事請負契約の変更契約の締結については、総務文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって、議案第38号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第39号 工事請負契約の変更契約の締結については、総務文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって、議案第39号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 続いて、議案第10号から議案第13号について、社会厚生委員長の報告を求めます。社会厚生委員長。               〔社会厚生委員長(小林治男君)登壇〕 ◆社会厚生委員長(小林治男君) 当委員会に付託をされました議案について御報告を申し上げます。 議案第10号 大町市福祉医療費特別給付金条例の一部を改正する条例制定について、議案第11号 大町市保育所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第12号 大町市老人共同集会施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について及び議案第13号 大町市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についての審査では、慎重審査の結果、いずれも全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 社会厚生委員長の報告が終わりました。 これより質疑に入ります。 議案第10号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第11号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第12号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これを持って質疑を終結いたします。 議案第13号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより逐次採決を行います。 初めに、議案第10号 大町市福祉医療費特別給付金条例の一部を改正する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第10号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第11号 大町市保育所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第11号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第12号 大町市老人共同集会施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第12号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第13号 大町市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第13号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 続きまして、議案第6号及び議案第14号から議案第16号について、産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長。               〔産業建設委員長(竹村武人君)登壇〕
    ◆産業建設委員長(竹村武人君) 当委員会に付託されました議案第6号 市道路線の廃止及び認定について、議案第14号 大町市八坂農産物加工所設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について、議案第15号 大町市都市計画審議会条例の一部を改正する条例制定について及び議案第16号 大町市下水道料金等審議会条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査の結果、いずれも全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 産業建設委員長の報告が終わりました。 これより質疑を行います。 議案第6号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第14号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 議案第15号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第16号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 初めに、議案第6号 市道路線の廃止及び認定については、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第6号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第14号 大町市八坂農産物加工所設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定については、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。               〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第14号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第15号 大町市都市計画審議会条例の一部を改正する条例制定については、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第15号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第16号 大町市下水道料金等審議会条例の一部を改正する条例制定については、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第16号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第17号 平成22年度大町市一般会計補正予算(第10号)について、各常任委員長の報告を求めます。初めに、総務文教委員長。               〔総務文教委員長(和田俊彦君)登壇〕 ◆総務文教委員長(和田俊彦君) 議案第17号 平成22年度大町市一般会計補正予算(第10号)のうち、当委員会に付託されました部分について審査の概要を報告いたします。 委員から、法人市民税が伸びているが、業種別の状況についての質疑があり、行政側から、前年との対比では、製造業、金融・保険業、電気・ガス・建設業といったところが伸びている。一方、農林水産業、不動産業、運輸・通信業は減少傾向で、サービス業はほぼ横ばいという状況であるとの説明がありました。 また、統計調査費に関連し、委員から、国税調査の結果はどのように公表されるかとの質疑があり、行政側から、現在、国(総務省)において速報値として公表している。全国の集計作業を進める中で、今後地区ごと、男女別など順次まとまり次第、公表となるとの説明がありました。 上下水道事業に合わせた消火栓新設改良工事負担金の内容について質疑があり、行政側から消火栓の新設が5基、そのほかに改良、つけかえ等を実施したと説明がありました。 当委員会では、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 次に、社会厚生委員長。               〔社会厚生委員長(小林治男君)登壇〕 ◆社会厚生委員長(小林治男君) 議案第17号 平成22年度大町市一般会計補正予算(第10号)のうち、当委員会に付託されました部分について御報告をいたします。 福祉課所管事項の審査では、委員から、介護予防ケアマネジメント事業の委託料が減少した理由について質疑があり、行政側からは、認定者の重症化により、全体的に要支援の認定者が減少し、民間の委託介護支援事業所へ委託する業務量が減ったためとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 次に、産業建設委員長。               〔産業建設委員長(竹村武人君)登壇〕 ◆産業建設委員長(竹村武人君) 議案第17号 平成22年度大町市一般会計補正予算(第10号)のうち、当委員会に付託されました部分につきましては、慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 以上で各常任委員長の報告が終わりました。 これより質疑を行います。 まず、総務文教委員長に対し、御質疑はありませんか、               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、社会厚生委員長に対し、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、産業建設委員長に対し、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めなす。 これより採決を行います。 議案第17号 平成22年度大町市一般会計補正予算(第10号)は、各常任委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第17号は各常任委員長報告どおり可決されました。 日程第2の途中でありますが、ここで昼食のため1時まで休憩といたします。 △休憩 午前11時55分 △再開 午後1時00分 ○議長(荒澤靖君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 日程第2の審議を継続いたします。 議案第40号 平成22年度大町市一般会計補正予算(第11号)について、各常任委員長の報告を求めます。初めに、総務文教委員長。               〔総務文教委員長(和田俊彦君)登壇〕 ◆総務文教委員長(和田俊彦君) 議案第40号 平成22年度大町市一般会計補正予算(第11号)のうち、当委員会に付託されました部分ついて審査の概要を報告いたします。 地域活性化交付金については、国の補正予算で措置される住民生活に光をそそぐ交付金が追加交付されるもので、さきに国に提出した実施計画に掲載した事業を対象として、事業内容等の拡充などにより補正予算計上しているものである。 委員から、(仮称)山岳図書資料館設計業務について質疑が出され、行政側から、受託業者の不測の事態により設計業務の遂行ができなくなったため、新たな業者選定を行うこととしたい。なお、これまでの設計業務委託に伴う市の負担はないものであるとの説明がありました。 当委員会では、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 次に、社会厚生委員長。               〔社会厚生委員長(小林治男君)登壇〕 ◆社会厚生委員長(小林治男君) 議案第40号 平成22年度大町市一般会計補正予算(第11号)のうち、当委員会に付託されました部分については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 次に、産業建設委員長。               〔産業建設委員長(竹村武人君)登壇〕 ◆産業建設委員長(竹村武人君) 議案第40号 平成22年度大町市一般会計補正予算(第11号)のうち、当委員会に付託されました部分につきまして、御報告いたします。 商工費について、委員から、文学碑の内容、また、映像資料として作成するDVDの活用方法について質疑があり、行政側からは、文学碑については、大町市にある大正・昭和・平成の俳句と和歌の文学碑10数基を対象としている。それらを春、夏、秋に分けて撮影し、観光地・食の映像を織り交ぜた映像としたい。活用方法は、観光キャンペーンにおいて首都圏で使用するほか、大町市のホームページにおいて活用していきたいとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑について御報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 以上で各常任委員長の報告は終わりました。 これより質疑を行います。 まず、総務文教委員長に対し、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、社会厚生委員長に対し、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、産業建設委員長に対し、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めなす。 これより採決を行います。 議案第40号 平成22年度大町市一般会計補正予算(第11号)は、各常任委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第40号は各常任委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第21号について、総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。               〔総務文教委員長(和田俊彦君)登壇〕 ◆総務文教委員長(和田俊彦君) 議案第21号 平成22年度大町市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第3号)について、当委員会では、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 総務文教委員長の報告が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 議案第21号 平成22年度大町市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第3号)は、総務文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第21号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第18号及び議案第25号について、社会厚生委員長の報告を求めます。社会厚生委員長。               〔社会厚生委員長(小林治男君)登壇〕 ◆社会厚生委員長(小林治男君) 当委員会に付託されました議案について、報告をいたします。 議案第18号 平成22年度大町市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の審査では、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第25号 平成22年度大町市病院事業会計補正予算(第3号)の審査については、委員から、退職給与引当金額の算出根拠について質疑があり、行政側から、退職給与引当金は、今後退職金が多額となった場合、収益的支出の平準化を図るために必要なものである。額について法的な定めはないが、職員数などから勘案し、平均的な額を算出した。今後も継続して実施していく予定であるとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 社会厚生委員長の報告が終わりました。 これより質疑を行います。 議案第18号について、御質疑はありませんか、               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第25号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 議案第18号 平成22年度大町市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第18号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第25号 平成22年度大町市病院事業会計補正予算(第3号)は、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第25号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第19号、議案第20号及び議案第22号から議案第24号について、産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長。               〔産業建設委員長(竹村武人君)登壇〕 ◆産業建設委員長(竹村武人君) 当委員会に付託されました議案につきまして御報告いたします。 議案第19号 平成22年度大町市公共下水道特別会計補正予算(第3号)、議案第20号 平成22年度大町市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、議案第22号 平成22年度大町市公営簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第23号 平成22年度大町市水道事業会計補正予算(第3号)及び議案第24号 平成22年度大町市温泉引湯事業会計補正予算(第2号)は、慎重審査の結果、いずれも全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 産業建設委員長の報告が終わりました。 これより質疑を行います。 議案第19号について、御質疑はありませんか、               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第20号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第22号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第23号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第24号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより逐次採決を行います。 初めに、議案第19号 平成22年度大町市公共下水道特別会計補正予算(第3号)は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第19号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第20号 平成22年度大町市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第20号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第22号 平成22年度大町市公営簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第22号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第23号 平成22年度大町市水道事業会計補正予算(第3号)は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第23号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第24号 平成22年度大町市温泉引湯事業会計補正予算(第2号)は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第24号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 続いて、議案第26号 平成23年度大町市一般会計予算について、各常任委員長の報告を求めます。初めに、総務文教委員長。               〔総務文教委員長(和田俊彦君)登壇〕 ◆総務文教委員長(和田俊彦君) 議案第26号 平成23年度大町市一般会計予算のうち、当委員会に付託されました部分について審査の概要を報告いたします。 歳入について、地方交付税が前年と比べ大幅に増加となった要因について質疑が出され、行政側から、新年度において、国では普通交付税と特別交付税の配分について見直しがあり、普通交付税の配分が対前年比1%ふえたことによる増加が大きな要因である。 また、国税調査の速報値による人口減少も交付税算定の上で見込んでいるが、制度上人口減による上乗せ措置等があり、交付税への影響は少ない。合併特例債などの償還額も発生しているので、これによる交付税の増額も加味しているとの説明がありました。 ケーブルテレビ使用料に関連し、多チャンネルサービスの加入状況に関する質疑があり、行政側から、3月1日現在、多チャンネルサービスの希望者は903件で、今後集合住宅等の加入促進を進めるため、合計で1,000件を見込んでいるの説明がありました。 子ども手当について、他県では予算措置を見送るなどの動きもあるが、当市の対応と財源の内訳について質疑があり、行政側から、財源の内訳は所要額に対し、国が9割を支出し、残りの1割を県と市が負担する。市の負担分は交付税により措置される予定である。なお、当市では、国の予算が可決される見込みで計上しており、予算の確定状況に応じ対応を検討することになるとの説明がありました。 コンビニ収納の実施状況について質疑があり、行政側から、コンビニ収納は収納の便宜を図ることが大きな目的で、実施に伴い収納率も向上している。軽自動車税については、全体の20.2%がコンビニで納められているほか、保育料、国保税などを初め、平日の昼間の収納も多く、また、出勤時間帯や夜中の利用など幅広い時間帯で行われているのが実態であるとの説明がありました。 歳出では、新規事業である八坂地区の空き家入居奨励金の内容に関する質疑が出され、行政側から、空き家の実態調査に基づき、地域づくり協議会等で空き家の入居を促進していく。しかし、ほんどの空き家は修繕が必要で、水回りなどの修繕にかかる費用のおおむね3分の1に相当する20万円を補助するものである。若い世代など地域活動に加わり、地域を支えてくれる方々の入居に期待したい。なお、美麻地区は、新年度に空き家の実態調査を行う予定であるとの説明がありました。 過疎地域就職促進奨励金に関する質疑では、行政側から、合併以前からの取り組みでI・Uターンの方など、八坂・美麻地区に在住の方で同地区の一般企業に就職した場合の奨励金制度であるとの説明がありました。 ケーブルテレビ事業に関して幾つか質疑が出され、行政側から、臨時職員の業務については、現在の八坂・美麻地区のケーブルテレビと同様に、番組製作、編集などを中心に正規職員とともに行う。また、臨時職員として有線テレビに関係する免許を所持する技術員も採用し、伝送路のメンテナンスや一時的なトラブル対応なども担っていただく。住民ディレクターやナレーターなどについては、市民の協力をいただくとともに、長尺番組の制作や広告放送などについて検討していくとの説明がありました。 電子入札システム導入に伴う市内業者の対応状況に関する質疑では、行政側から、既に県では電子入札が始まっており、市内の業者も対応済みであり、新たな負担を伴うものではないとの説明がありました。 チャレンジ雇用の評価と今後についての質疑では、行政側から、平成21年度から知的障害をお持ちの方を雇用し、市の施設の清掃業務などさまざまな業務にかかわっていただき、こうした経験を踏まえ、一般企業への就職を目指してきた。初年度は3名全員が就職を果たし、今年度については厳しい雇用情勢の中、1名が市内の企業に就職し、2名は自動車免許を取得し、就職活動に励んでいる。今後も雇用行政の一環として取り組んでいくとの説明がありました。 また、義務づけがされた火災報知器の設置に市が補助する考えについて、行政側から、消防署の調査では、普及率は約50%余りである。設置に対して補助している自治体では、一家に1基のみの補助のため、適正な設置基準を満たしていないなどの課題も聞いており、慎重に検討していきたいと説明がありました。 全国一斉学力テストの業務委託に関する質疑では、行政側から、新年度は県の補助もあるが、採点と分析業務を委託する目的は、客観性を保つことと、先生方が子どもたちへの指導に専念できる環境づくりに配慮することであるとの説明がありました。 市民が学ぶ場である公民館講座の現状に関する質疑が出され、行政側から、多くの公民館が地域のよりどころ、語らいの場となっている。第6期の社会教育計画では、現代的な課題に対する学習機会の充実など、より公民館の機能を生かし、協働のまちづくりの柱として取り組んでいくとの説明でありました。 当委員会では、慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 次に、社会厚生委員長。               〔社会厚生委員長(小林治男君)登壇〕 ◆社会厚生委員長(小林治男君) 議案第26号 平成23年度大町市一般会計予算のうち、当委員会に付託されました部分について報告をいたします。 市民課所管事項の審査では、委員から、きらり健康塾と特定健診の受診率を向上させるための事業と結びつけることはできないかとの質疑があり、行政側からは、現在、きらり健康塾では、受講前後の体力テストの結果及び血液データを参加者全員に配布し、生活習慣病等の予防啓発を行っている。今後も特定健診の受診率向上が図られるような施策を検討し、引き続き市民の健康増進に努めていきたいとの答弁がありました。 委員から、司法書士による多重債務相談を実施する理由について質疑があり、行政側からは、多重債務の相談件数が増加してくる中、直接司法書士と相談する場を設けることで、問題の早期解決につながることを期待しているとの答弁がありました。 福祉課所管事項の審査では、委員から、介護予防事業の普及啓発は重要だと考えるが、具体的な施策はとの質疑があり、行政側からは、口腔衛生、軽体操、水中運動教室など地域包括支援センターで工夫を凝らして実施しているが、今後も保健師、運動技能士、歯科衛生士等と連携を図り、内容を見直しながら事業の充実に努めたいとの答弁がありました。 委員から、生活保護者の実態について質疑あり、行政側から、1月末の段階で昨年と比較して15世帯、31人の増加となり、本年度に入り急増している。全国的にも同じような傾向があるが、精神疾患により就労が難しいなどさまざまな要因が考えられるとの答弁がありました。 子育て支援課所管事項の審査では、委員から、臨時職員の保育士について、賃金の改定など処遇改善の検討を行っているかについて質疑があり、行政側からは、臨時職員の賃金については、平成20年度に改定を実施していること。また、保育士だけでなく市全体の臨時職員の賃金体系について検討する必要があるとの答弁がありました。 生活環境課の審査では、行政側から、下水道の整備・普及により、し尿処理施設の稼働率が下がってきている。24時間運転する必要がなくなったため、週末に一部の機械の運転を停止するためのシステムの導入を考えている。このシステム導入により、年間250万円程度の電気代節約が期待できるとの説明がありました。 委員から、委託料の算出根拠について質疑があり、行政側から、全国で唯一同システムを導入している自治体の事例を参考としている。他に事例がなく、かつ特殊なシステムであるため、比較参考することが困難であるが、今後も研究を重ね、委託料の削減に努めていきたいとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 次に、産業建設委員長。               〔産業建設委員長(竹村武人君)登壇〕 ◆産業建設委員長(竹村武人君) 議案第26号 平成23年度大町市一般会計予算のうち、当委員会に付託されました部分につきまして御報告いたします。 農林水産業費の関係では、委員から、小水力発電施設における新年度の発電見込みについて質疑があり、行政側からは、現在、本流の乱れを改修する工事を行っており、平成23年度は4月中旬から発電を再開し、適切な管理に努め、クリーンプラントの年間必要電力の約8割を賄う計画であるとの答弁がありました。 委員から、有害鳥獣対策事業について質疑があり、行政側からは、新年度は国の交付金を活用した鳥獣被害防止総合支援事業を予定しており、内容は防護柵・電気柵の設置などの機材費が対象となるもので、現在、22地区の申請を行っているとの答弁がありました。 商工費の関係では、委員から、アミューズメントハウスの指定管理委託料が増額となっていることについて質疑があり、行政側からは、中東情勢の影響により原油価格が高騰しており、維持管理費の増額が見込まれるためであるとの答弁がありました。 委員から、工場誘致の見通しについて質疑があり、行政側からは、具体化に至っている事例はないが、水や景観など大町市の特性を戦略の柱として模索していきたいとの答弁がありました。 土木費の関係では、委員から、若宮駅前線の説明会の状況について質疑があり、行政側からは、市の実質公債費比率が高い状況で、新たに起債を起こすことへの反対意見はあったが、事業に対する反対意見はなく、測量設計業務終了後に再度説明会を開催する予定であるとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑について御報告いたしましたが、慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 以上で、各常任委員長の報告は終わりました。 これより議案第26号について質疑を行います。 まず、総務文教委員長に対し、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、社会厚生委員長に対し、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、産業建設委員長に対し、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。 松島吉子議員。反対ですか、賛成ですか。 ◆6番(松島吉子君) 反対討論をします。 ○議長(荒澤靖君) 反対討論、松島吉子議員。               〔6番(松島吉子君)登壇〕 ◆6番(松島吉子君) 議案第26号 平成23年度大町市一般会計予算に反対の立場で討論いたします。 ねじれ国会の中、地方交付税改正法案、子ども手当法案など、国民生活に大きな影響を及ぼす法案が極めて不安定な状況であり、民主党政権が行き詰まりに直面しています。民主党は、この行き詰まりを消費税増税やTPPへの参加によって突破しようとしていますが、これこそ市民の暮らしを破壊し、経済も財政も悪化させる危険な道にほかなりません。 大町市の平成23年度予算について評価できることは、市民の命や健康を守るという点において、子どもや女性に対するワクチンの接種、がんや骨粗鬆症、肺がん検診を充実させたことであります。 また、子どもの医療費の無料化を小学校3年生から小学校6年生まで引き上げたことであります。 しかし、ケーブルテレビ事業については、一般質問等で何回も問題点を指摘してきました。私どもが行った市民アンケートでも「必要ない」が37.7%、「わからない」が29%、「必要と思う」が16.6%、無記入が16.8%であります。私たちの考えは、難視聴地域の解消や地デジ難民を出さないことには賛成です。しかし、加入者が旧大町市内全体の約2割であることや、旧大町市内は一部地域を除けばアンテナで地デジ対応ができることなど、費用対効果や新たな格差、不公平感が生じる点を指摘してまいりました。16億円という大型公共事業で市の活性化に役立つとは思えません。 また、今回、学力テストについても予算計上されていますが、私どもはこれまで指摘してまいりましたように、過度な競争をあおり、子どもや教師に負担を強いる学力テストについては、市独自で資料を入手して実施することにも反対です。 さらに、支所機能につきまして、新年度から定住促進対策などが講じられていますが、職員数を減らすことは支所機能の低下につながることが心配されます。 私どもは、昨年11月末に市政要望を行いました。すべて今すぐ実現してほしいとは言いませんが、その中で12月及びこの3月定例会でも太田議員が取り上げた住宅リフォーム助成制度については、地域経済が落ち込み、仕事量が大きく減少している状況の中で、少しでも地域の中小業者の仕事が確保でき、あわせて住環境の改善、さらには高齢者世帯が増加している中で、個人住宅におけるバリアフリー化の促進にもつながることが期待される画期的な事業であると私は考えます。新年度予算に反映されなかったことは残念であります。 この制度については、できるだけは早く補正予算を組み、実施してほしいという要望を添えて、私の反対討論といたします。 ○議長(荒澤靖君) 他の討論はありませんか。勝野明議員、賛成ですか。 ◆9番(勝野明君) 賛成討論です。 ○議長(荒澤靖君) 賛成討論ですか。勝野明議員。               〔9番(勝野 明君)登壇〕 ◆9番(勝野明君) 私は、議案第26号 平成23年度一般会計予算に賛成の立場から討論をいたします。 世界的な金融危機による経済不況の発生から既に2年以上が経過いたしましたが、この急激な景気後退の波による影響は決して一過性のものでなく、現在の日本経済にも根深いつめ跡を残しました。経済基盤が脆弱な当市におきましては、さらに深刻な地域経済への影響がございましたが、市長は市内経済の活性化と雇用の確保や市民生活に対する支援を推進するため、数次にわたる補正予算の措置により、継続的かつ創造的な成果が実現できるよう、速やかな対応をしていただいたことに敬意を表するところでございます。 このような情勢の中で、新年度予算の編成に当たりましては、税収を初めとする歳入面の確保が大変厳しい中で相当な御苦労をした予算編成ではなかったかなと推察をするところでございます。 また、さきの市長選における公約に掲げました財政健全化の実現を図るため、まず、基幹収入の中心となる予算規模を加えた上で、引き締めるべき部分は引き締め、身の丈に合った事業選択をされたと伺っております。 私は常に申し上げますが、予算を審議する際の判断基準として、ますます多様化する市民要望、さらに刻々と変化し続ける社会環境、情勢の変化に敏感に対応し、限られた予算の中にいかに効率的で、また的確に予算づけがされるかをしっかりと見きわめていることが重要であると考えております。 この点では、本年度予算につきましては、先ほど申し上げましたとおりに、当市を取り巻く厳しい経済情勢を熟慮した上で、財政健全化法に定めました実質公債費比率を初めとする市の財政指数の数値にも配慮され、総合計画の基本構想の中で定めました「めざすまちのテーマ」、6つの施策の大綱に従った予算がされていると思われます。 テーマごとにその内容に目を向けますと、1つ目の市民に、より身近な市政のまちでは、折り返しを迎えました第4次総合計画の後期5カ年計画の策定に着手されるほか、市民活動や自治会活動の支援対策をより確立するための中核として、市民活動サポートセンターの運営や市勢要覧の作成、さらには熱意ある市民みずからの取り組む活動をバックアップするためのきらり輝く協働のまちづくり事業に地域振興基金の運用益を充てて推進するなど、市民により身近な市政を感じるものであります。 また、八坂・美麻を対象とした地域過疎計画自立後の新年度において、定住促進対策、地場産業を担う後継者育成等、適正なる予算措置がされたことは評価をするところであります。 2つ目の活力あふれる豊かなまちでは、積極的な雇用対策といたしまして、緊急雇用枠を大幅に拡充する支援策を講じております。また、幅広い分野が連携した新たな産業を創設する取り組みに着手されているほか、企業や工場の誘致にも力を注いでおります。さらに、放送メディアを活用した観光宣伝によりまして、当市の魅力を広く周知いただく取り組みに対しても、大いに期待をするところでございます。 3つ目の安心・安全なまちでは、住みなれた地域で安心して安全に暮らすことが市民の願いでもあります。新年度は、妊婦健診項目の追加や2カ月児の相談の実施のほか、小学校6年生までの医療費負担実質無料化に取り組むなど、安心して子どもを産み育てられる環境づくりに積極的に取り組まれております。 また、子宮頸がんワクチンなどの予防接種についても、充実が図れる予算化となっております。 さらに、大町病院が取り組む医師病棟耐震改修工事に対して繰出金もしっかりと措置されており、財政面からの支援するという市の責任をも誠実に果たされております。 4つ目の快適な生活基盤のあるまちでは、いよいよ市内全域のケーブルテレビが配信がされます。市民の情報伝達手段の1つとして、その活用が期待をされているところでございます。 また、はなのき保育園北側まで整備されております若宮駅前線を延長し、県道曽山観音橋線に接続することにより、大町駅前から運動公園方面の利便性向上にもつながります。 さらに、市民から要望の多い生活関連の道路、水路の整備や冬期の除雪等を含めました維持費用として5億2,000万円余見込まれておりまして、本年度の補正予算と合わせて一体的な執行によって市民要望にこたえております。 5つ目の潤いのあるまちでは、四季に富んだ豊かな大自然を次世代に継承するとともに、自然環境と人間の共生を実現すべく、広域連合が事業主体となってごみ焼却施設建設負担金が予算化されており、できるだけ早期に完成を望んでいるところであります。 また、一般家庭が設置する太陽光発電施設に対しての助成も継続され、これらの環境に配慮した循環型社会の形成に対する取り組みも理解できるものでございます。 6つ目の人を育むまちでは、市民の利用度が高い西グラウンドの照明設備が更新され、より活発な利用が見込まれます。 また、山岳博物館が開設60周年を迎え、記念企画展の開催を初め、各種プランをリニューアルするための展示改修にも着手されます。 さらに、毎年全国から大勢の参加者が集まります大町アルプスマラソンも開催され、各地からおいでいただく皆さんとの交流が図られ、当市の知名度向上を含めた成果を期待するものであります。 第4次総合計画の基本構想の中で定めましためざすまちのテーマの6つの施策の大綱に従った予算に対しまして、私の率直な感想を述べさせていただきました。 混沌とした国政や経済情勢の中、緊急経済、雇用、生活支援、さらには少子高齢者対策などさまざまな課題を抱え、新年度は当市を初めとする地方公共団体にとりまして非常に厳しい年であると思われますので、ぜひ市長を先頭に職員が一丸となって、市民とともに大町市の前進と施策の前進に自信と誇りを持って取り組まれることを大いに期待し、私から新年度予算に対する賛成討論といたします。御賛同をお願いいたします。 ○議長(荒澤靖君) 他の討論はありませんか。大和幸久議員、反対ですか、賛成ですか。 ◆15番(大和幸久君) 賛成です。 ○議長(荒澤靖君) 大和幸久議員。               〔15番(大和幸久君)登壇〕 ◆15番(大和幸久君) 私は、議案第26号 平成23年度大町市一般会計予算について、賛成の立場から討論を行います。 平成23年度大町市一般会計予算については、起債削減の努力の結果がうかがわれるなどの点で一定の評価ができるものでありますので、賛成を表明いたしたいと思います。 しかしながら、特に以下の2つの課題については、平成23年度予算執行に当たり厳正に対処されることを求めておきたいと思います。 1点目は、仁科台中学校グラウンド整備事業の検証の問題です。一般質問などで公開されたグラウンド整備工事、再生砕石にかかわる検証報告書を読ませていただきました。ここで問題だと思う点について上げてみたいと思います。 1つ目は、検証会のメンバーが教育委員会事務局次長、学校教育課長、企画財政課契約財産係長、同検査担当係長、建築専門指導員、学校教育係長であり、この問題の当事者がメンバーとなっております。これでは当事者同士の内輪の検証会であり、初めから客観性、公正性が問われてしまいます。当事者の検証も必要でしょうが、一般市民が納得のいく客観性が担保された第3者の検証は、この事件では不可欠であると私は思います。 2番目として、報告書の資料1では、問題の再生骨材を製造販売した金森商事が株式会社土木管理総合試験所に依頼した「再生骨材試験結果報告書」が掲載されております。判定はすべて合格となっていますが、実際仁科台グラウンド工事に搬入された再生骨材は、長野県の品質企画では不合格となるものでした。なぜこのような結果になったのか、何の解明もされないまま、報告書の資料として掲載されること自体が大問題と私は思います。大町市が直接契約している業者ではないなどの言い訳は、市民には通用しないのではないでしょうか。なぜこのような不良品が製造販売されたのか。第3者の検証が必要であります。 3番目には、設計図書に指定された砕石クラッシャーランが正規の変更手続が行われずに骨材再生材にすりかえられた違法行為について、自治法や大町市の財務規則に照らして厳正に対処することが求めらております。やり直したから問題ないのではなく、そのような違法行為が行われたことに対する検証が求められていることを強く認識しなければいけないと思います。ここが大きな問題点であることを再度指摘しておきたいを思います。 4つ目、47日間の工期延長について特段支障はなかったと結論づけていますが、生徒に遠く離れた西公園や総合グラウンドを移動の時間ロスなど、多大な不便を正当な理由もなく47日間余りもかけて延長させた有形無形の損害は明らかに発生しております。内輪の検証だからこそ大きな支障は生じていないなどという判断が出てくるのではないでしょうか。 この事業の最終決済者は市長です。市長は、事業全般についてに管理責任があり、みずからがその管理責任を問われる立場ですので、なおさら客観性が担保される第3者の検証が求められるのではないでしょうか。平成23年度予算執行の中で関係業者の処分、関係職員の処分と合わせてて、十分この点を吟味していただきたいと思います。 大きな2点目は、ごみ焼却場建設問題です。議案説明時に問題点を指摘しましたので多くは述べませんが、次のような点について平成23年度事業執行の中で厳正に対処することを求めたいと思います。 1つとして、金森商事が自薦した三日町地区は、「自治会との誓約書で再開発又は用地の売却は地元の同意なくしてできない」とあることを隠して、勝手に候補地として推薦した経過があります。ところが、当時の用地選定委員会はこの事実を全く調査も行わずに最適地と決定してしまいました。市長は三日町自治会の事後承諾があれば問題ないとの判断があるやの発言をしていますが、そうだとすればこれは大きな間違いです。この問題は、まず金森商事が候補地として推薦した三日町候補地の取り下げをまず求めなければなりません。地元の合意事項を踏みにじって行われた契約違反行為であることは明らかであります。行政がこの契約違反行為に目をつぶって承認したとしたら、そのこと自体が行政の法令遵守、コンプライアンスという大前提を崩してしまうことになります。地元合意は地元自治体の構成員全員の合意が前提となることは自明であります。1人でも反対の人がいれば、合意とは言えないと私は考えております。市長の対応を注視していきたいと思っております。 そのほか、この問題では、用地選定委員会の選定過程に焼却場から出る排煙の有害物質の到達差異がどのように評価されたのか、分水集落と三日町候補地の間にある活断層のリスク評価はどうされたのか、安全評価に重大な問題があるように私は思われます。 平成23年度事業施行に当たっては、このような疑問や問題点について住民の目線に立った問題の解明や解決方法、施策を実行されるよう望んで賛成討論といたします。 ○議長(荒澤靖君) 他の討論はありませんか。浅見昌敏議員、反対ですか、賛成ですか。 ◆20番(浅見昌敏君) 賛成です。 ○議長(荒澤靖君) 浅見昌敏議員。               〔20番(浅見昌敏君)登壇〕 ◆20番(浅見昌敏君) 私は、賛成討論をいたします。 と申しますのは、ただいまの大和議員の賛成討論の中の一部について、私は全く違う見解を持っているからであります。それはごみ焼却場の選定にかかわる問題でございます。これは口が酸っぱくなるほど私は何回も同じようなことを述べてまいりました。金森商事が候補地として手を挙げたのはけしからん、こういうことだそうですが、そもそもその前段として、その候補地のあり方、自薦、他薦を問わず。こういうことだったわけです。それが一番の原点にあったわけです。ですから、どこの土地を候補地と申し上げても、これは構わないわけなんです。そこをぜひ皆さん間違えないでもらいたいと思うんです。それは候補地として手を挙げただけであって、決まったわけではございません。 例えばこの金森商事が候補地として手を挙げた場所、三日町とそのような契約といいますか、以前の話があるのは、私は若干存じあげております。もし三日町の皆さんがまるっきりその手順がまずいけないんだったならば、これは説明も受けることはありません。門前払いされるはずです。 例えばある人が私の庭を候補地としたって、これは構わないのです。そういうことで、この仕事は始まったわけです。それからいろいろな手続を経ながら、候補地として決定していく。これは皆さんのいわゆる議会でも、私はこういう議会に出ているわけなんですけれども、それを承知しながらやっている。これをぜひ皆さんもしっかりと御理解をいただきたいと思います。だめなものは言及していても最後はだめなんです。そこは悪いわけじゃないんです。私はそう思います。そこをぜひ間違わないでもらいたい。 あと活断層や排煙、その他の問題については、これはこれから順に調査・研究していけばいいことであって、まず真っ先そこのところ間違えたのではすべてができません。このことが全く見解を異にしておりますので、それを再度述べまして、私は全体は賛成でありますので、賛成討論とさせてもらいます。 以上です。 ○議長(荒澤靖君) 他の討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で討論は終了いたしました。 これより採決を行います。 議案第26号 平成23年度大町市一般会予算は、各常任委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。               〔多数起立〕 起立多数であります。よって、議案第26号は各常任委員長報告どおり可決されました。 日程第2の途中でありますが、ここで2時15分まで休憩いたします。 △休憩 午後1時54分 △再開 午後2時15分 ○議長(荒澤靖君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 日程第2の審議を継続いたします。 議案第27号、議案第28号、議案第34号及び議案第35号について、社会厚生委員長の報告を求めます。社会厚生委員長。               〔社会厚生委員長(小林治男君)登壇〕 ◆社会厚生委員長(小林治男君) 当委員会に付託されました議案について、報告をいたします。 議案第27号 平成23年度大町市国民健康保険特別会計予算の審査では、委員から、医療費抑制のため及び健康増進のために、疾病予防の啓発活動は重要と考えている。市としてどのような取り組みを考えているかとの質疑があり、行政側からは、健診結果を受診者にお渡しする際、保健師が結果内容を直接説明するなど、健診の必要性及び重要性に対する理解の促進を図っていきたい。また、国保対象者だけでなく市民全体の健康増進、意識改革が必要であり、医師や看護師との連携を深め、疾病予防の啓発について市全体で取り組んでいきたいとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第28号 平成23年度大町市後期高齢者医療特別会計予算の審査では、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第34号 平成23年度大町市病院事業会計予算の審査では、委員から、新年度に向けた看護師確保のための具体的施策についての質疑があり、行政側からは、今年度実施しているテレビコマーシャルや各学校への訪問活動については、内容を強化し、引き続き実施していきたいと考えている。 また、教育委員会等と連携し、地元の中学、高校への出前授業も充実させ、将来を見据えた医療従事者確保にも努めていきたいとの答弁がありました。 委員から、大町病院の存続のためには経営の形態を変えていくことも必要と考えるが、市の考えはとの質疑があり、行政側からは、職員の民間登用や外部の専門家からアドバイスをもらうなど、今までとは異なる経営方針を打ち出す必要もあると考えている。現在、具体化はしていないが、受け入れ体制について準備しているとの答弁がありました。 委員から、大町病院の今後目指す方向性について質疑があり、行政側から、不安定な国や県の動向を常に注視しながら、大北地域での大町病院の役割を考えた上で、採算性を求めながらも地域医療を守るための病院経営を目指していきたいとの答弁がありました。 委員から、大町病院の存続を第一に考え、過去の取り組みをしっかりと検証した上で、病院の再建に向けた取り組みを進めてもらいたいとの意見がありました。 また、委員から、病床数の検証や特色のある診療科の標榜なども踏まえて、経営を検討していく必要もあるのではないかとの意見がありました。 本議案について、委員間の自由討議を行いました。討議では、委員から、大町病院存続のため、実務的な取り組みの早期実施を病院に求めていくべきとの意見がありました。 委員から、国の地域医療に対する動向が定まらず、将来的な見通しを立てることが困難な時期である。病院だけでなく市全体としての取り組みが必要であるとの意見がありました。 委員から、議会としても、病院再生に向けた取り組みについて反省すべき点があったとの意見がありました。 委員から、現在の社会情勢により大町病院の方向性を定めることが難しい部分もあるが、検討委員会を設置するなどし、実務的に実施可能な取り組みを早急に進めることを求めていくべきであるとの意見が出されました。 以上、審査の主な内容について報告いたしましたが、当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 なお、本議案に対する附帯決議の動議が出され、全会一致で附帯決議を付すことに決しました。 附帯決議の内容は、大町病院の経営再建に当たっては、検討委員会を組織するなどし、早期の再建施策の実現に努めることを求める。なお、再建施策の内容については、地域医療に対する国の動向が定まらない現状を踏まえ、慎重に検討する必要があるが、実務的に実施可能な事項や具体的な目標を検討していくよう要望する。また、病院だけでなく、行政全体や議会もそれぞれ過去の経過を十分検証した上で、市一丸となり経営再建施策に取り組む必要があるであります。 次に、議案第35号 平成23年度大町市指定訪問看護事業会計予算の審査では、委員から、当事業のあり方についてどのような検討がなされているかとの質疑があり、行政側からは、市として必要な事業であるということを前提とし、さまざまな可能性を視野に入れながら検討中であるとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 社会厚生委員長の報告が終わりました。 これより質疑を行います。 議案第27号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第28号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第34号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第35号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。 太田欽三議員、賛成ですか、反対ですか。 ◆7番(太田欽三君) 賛成です。 ○議長(荒澤靖君) 反対討論はございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(荒澤靖君) 太田議員、賛成討論をどうぞ。               〔7番(太田欽三君)登壇〕 ◆7番(太田欽三君) 議案第34号について、賛成討論をいたします。 市立大町病院予算に対する賛成討論であります。 市立大町総合病院は、今、緊急事態だと思います。赤羽病院管理者においては、赤字経営を立て直すことができなかったということで責任をとって辞任をする。牛越事務長も体調が悪いということで退任するなど、病院にとっては大変な事態であります。大北地域にとって、大町市立総合病院はなくてはならない基幹病院であります。今こそ大町病院の再生を真剣に考えなくてはなりません。 市議会の主催で開かれた「三浦病院の再生に向けた取り組み」と題した三浦病院事務長の講演は大変参考になりました。大町病院でもよい点は積極的に取り入れていくべきであります。高木先生や新津先生が中心となって大町病院を真剣に考える先生方や病院職員の皆さんもたくさんおります。赤羽管理者の決意を無駄にすることなく、市の理事者や病院の職員も含めて、病院再生に向けて一丸となって努力することを指摘し、賛成討論といたします。 ○議長(荒澤靖君) 他に討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論は終了いたしました。 これより逐次採決を行います。 初めに、議案第27号 平成23年度大町市国民健康保険特別会計予算は、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。               〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第27号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第28号 平成23年度大町市後期高齢者医療特別会計予算は、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。               〔多数起立〕 起立多数であります。よって、議案第28号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第34号 平成23年度大町市病院事業会計予算は、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。               〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第34号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第35号 平成23年度大町市指定訪問看護事業会計予算は、社会厚生委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。               〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第35号は社会厚生委員長報告どおり可決されました。 続いて、議案第29号から議案第33号について、産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長。               〔産業建設委員長(竹村武人君)登壇〕 ◆産業建設委員長(竹村武人君) 当委員会に付託されました議案につきまして、御報告いたします。 初めに、議案第29号 平成23年度大町市公共下水道特別会計予算の審査では、委員から、公営企業会計移行に向け使用料と繰入金の見込みはどのように分析しているかとの質疑があり、行政側からは、下水道使用料は伸びてきている。また、繰入金については、できる限り国の繰り入れ基準による繰り入れのみを行い、その他は使用料で賄える会計とした。繰入金は起債償還等に充てられるが、起債償還のピークは平成30年から平成35年になるため、それまでは上昇していくが、その後は少なくなる見込みであるとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑について御報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第30号 平成23年度大町市農業集落排水事業特別会計予算は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第31号 平成23年度大町市公営簡易水道事業特別会計予算の審査では、委員から、水道事業会計と使用料金の統一に向けた検討は行ったかとの質疑があり、行政側からは、繰入金が増額となること、他の独自に運営している簡易水道との公平性の確保など課題は多く、合併協議会で示された合併後15年を目途に、料金統一に向け検討していきたいとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑について御報告いたしましたが、慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第32号 平成23年度大町市水道事業会計予算及び議案第33号 平成23年度大町市温泉引湯事業会計予算は、慎重審査の結果、全会一致でいずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 産業建設委員長の報告は終わりました。 これより質疑を行います。 議案第29号について、御質疑はありませんか、               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第30号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第31号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第32号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第33号について、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより逐次採決を行います。 初めに、議案第29号 平成23年度大町市公共下水道特別会計予算は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。               〔多数起立〕 起立多数であります。よって、議案第29号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第30号 平成23年度大町市農業集落排水事業特別会計予算は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。               〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第30号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第31号 平成23年度大町市公営簡易水道事業特別会計予算は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。               〔多数起立〕 起立多数であります。よって、議案第31号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第32号 平成23年度大町市水道事業会計予算は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。               〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第32号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第33号 平成23年度大町市温泉引湯事業会計予算は、産業建設委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の起立を求めます。               〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第33号は産業建設委員長報告どおり可決されました。 △日程第3 常任委員会委員長請願・陳情審査報告、質疑、討論、採決 ○議長(荒澤靖君) 日程第3 常任委員会委員長請願・陳情審査報告、質疑、討論、採決を行います。 初めに、総務文教委員会付託の陳情第1号、陳情第4号から陳情第6号、陳情第12号及び陳情第13号について、総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。               〔総務文教委員長(和田俊彦君)登壇〕 ◆総務文教委員長(和田俊彦君) 当委員会に付託されました陳情につきまして、審査の概要を報告いたします。 陳情第1号は、平成23年度税制改正に関する陳情ですが、行政側から、市税においては、法人市民税、軽自動車税、都市計画税に制限税率が定められており、当市では、法人市民税の法人税割について制限税率14.7%を採用している。市税収入が減少する中、厳しい財政状況にかんがみ、現行の制度で認められる範囲内で制限税率を継続していきたい。なお、市内の多くの中小企業には、法人税割が課税されていない状況であるとの説明がありました。 委員から、昨今の経済状況等も考慮した中で、少なくとも標準税率を採用することが適当ではないかとの意見が出されました。 また、別の委員から、経済状況への配慮が必要だが、陳情にある超過課税制度自体の撤廃は難しいという意見が出されました。 採決の結果、不採択に賛成者が多く、当委員会では不採択すべきものと決定いたしました。 陳情第4号 道路・水路の整備等についてのうち、当委員会に付託された部分は防犯灯の整備ですが、行政側から、防犯灯の設置については、市の補助金を活用いただき整備を促進しているとの説明を受け、全会一致で採択すべきものと決しました。 陳情第5号 道路・水路の整備等についてのうち、当委員会に付託された部分は、仁科氏居館跡の案内板作成を求める内容ですが、行政側から、陳情の案内版は表示が見えにくく改善が必要と判断している。市内には60カ所以上案内板等があり、毎年計画的に改修していく。今回、表示内容も精査し、応急措置を実施したいと説明がありました。 当委員会では、全会一致で採択すべきものと決しました。 陳情第6号 道路・水路の整備等についてのうち、当委員会に付託された部分は、防犯灯の設置に関する陳情ですが、陳情第4号と同様に、防犯灯設置にかかる市の助成制度を活用した内容であることから、願意は妥当と認め、全会一致で採択すべきものと決しました。 陳情第12号 道路・水路等の改修に関する陳情のうち、当委員会に付託された部分は、仁科三湖整備計画に公衆トイレ設置計画の追加を求める内容ですが、行政側から、仁科三湖整備計画に対しては、各地区で推進会議を開催し、情報交換を行っている。その中でJR海の口駅周辺のトイレ整備の要望も承知している。景観への配慮や設置場所なども含め、地域の皆さんと引き続き検討していきたいとの説明がありました。 当委員会では、全会一致で採択すべきものと決しました。 陳情第13号 遊具設置等についてのうち、当委員会に付託された部分は、現こぶし保育園跡地へゲートボール施設等の整備を求めるものですが、行政側から、市内には老朽化のため修繕が必要な施設も含め30カ所以上の体育施設がある。市の財政状況からも、現在の体育施設を大事にできるだけ長く使用していただくことが必要であり、新たな施設整備は難しい状況にあるとの説明がありました。 委員から、体育施設の実情を考慮すると、現在の施設を有効に利用していく工夫が必要であるとの意見が出されました。 当委員会では、全会一致で不採択すべきものと決定しました。 以上で陳情の審査結果の報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 次に、社会厚生委員会付託の陳情第4号、陳情第7号、陳情第11号、陳情第13号及び陳情第17号について、社会厚生委員長の報告を求めます。社会厚生委員長。               〔社会厚生委員長(小林治男君)登壇〕 ◆社会厚生委員長(小林治男君) 当委員会に付託されました陳情の審査及び結果について、御報告をいたします。 三日町自治会長から提出されました陳情第4号 道路・水路の整備等についてのうち、遊園地内の樹木の伐採を求める事項、借馬自治会長から提出されました陳情第7号 道路・水路の整備等についてのうち、信号機の設置を求める事項、大新田町自治会長から提出されました陳情第11号 道路の整備等についてのうち、公害対策の実施等を求める事項については、慎重審査の結果、いずれも全会一致で採択し、市長に送付すべきものと決定をいたしました。 次に、栄町自治会長から提出されました陳情第13号 遊具設置等についてのうち、当委員会に付託された事項は、旧市営住宅残地及び現こぶし保育園跡地周辺に遊具の設置を求めるもの、市営住宅での孤独死、防火対策の強化を求めるもの、もみのき・こぶし統合保育園を多機能な保育園とすることを求めるもの及び旧市営住宅残地及び現こぶし保育園跡地周辺を福祉ゾーンに設定することを求めるものであります。 審査では、行政側から、旧市営住宅残地及び現こぶし保育園跡地周辺の土地利用について、現在、市として具体的な計画はない。今後さまざまな可能性を模索していく必要があるとの説明がありました。 委員から、現段階で当該地の用途を特定することは、結果的に公共の利益とならないと考える。不採択とすべきであるとの意見が出されました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、当委員会では、慎重審査の結果、全会一致で旧市営住宅残地及び現こぶし保育園の跡地周辺を福祉ゾーンに設定することを求める部分については不採択、他の部分については願意を認め採択し、市長へ送付とすべきものと決定をいたしました。 次に、大原町自治会長から提出されました陳情第17号 道路・水路の整備等についてのうち、交通安全対策を求める事項については、慎重審査の結果、全会一致で採択し、市長に送付すべきものと決定をいたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 続いて、産業建設委員会付託の陳情第2号から陳情第17号及び継続審査中の陳情第46号について、産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長。               〔産業建設委員長(竹村武人君)登壇〕 ◆産業建設委員長(竹村武人君) 当委員会に付託されました陳情につきまして、御報告いたします。 陳情第2号から陳情第17号については、道路・水路の整備等に関して各自治会長から提出された陳情であります。 陳情第2号から陳情第12号については、当委員会では慎重審査の結果、願意は妥当と認め、いずれも全会一致で採択し、市長へ送付すべきものと決定いたしました。 陳情第13号については、初めに市営住宅の外来者用等の駐車場、第2駐車場の確保については、行政側から、1世帯1台の駐車場は確保しており、駐車場を使用していない世帯もある。他の市営住宅も第2駐車場は確保していないとの説明がありました。 委員から、他の市営住宅との公平性に配慮すべきとの意見が出されました。 慎重審査の結果、全会一致で不採択にすべきものと決定いたしました。 次に、AからC棟の蛍光灯を感応式への切りかえについては、行政側から、切りかえの実施は多額の費用を必要とするため、タイマー設定を短くすることでの対応を依頼しているとの説明がありました。 委員から、棟間の不均衡はあるが、他の市営住宅に設置されていないため、願意は認められていないと不採択に賛成する委員が多く、慎重審査の結果、不採択にすべきものと決定いたしました。 次に、駐車場の舗装については、行政側から、市が砂利を運搬し、敷き直しを住民の方々に行っていただくことで対応している。他の市営住宅も駐車場が舗装されている住宅はないとの説明があり、委員から、他の市営住宅との公平性に配慮すべきのと意見がありました。 慎重審査の結果、全会一致で不採択にすべきものと決定いたしました。 次に、市営住宅家賃の引き上げ抑制と減免基準の緩和について、行政側から平成21年の公営住宅法の一部改正にのっとっており、市ではさらに低所得者の減免制度を用意しているため、認められないとの説明があり、不採択に賛成する委員が多く、慎重審査の結果、不採択にすべきものと決定いたしました。 他の事項については、願意は妥当と認め、賛成多数により採択し、市長へ送付すべきものと決定いたしました。 陳情第14号から陳情第17号については、当委員会では慎重審査の結果、願意は妥当と認め、いずれも全会一致で採択し、市長へ送付すべきものと決定いたしました。 次に、平成22年12月定例会から継続審査中の平成22年陳情第46号 農民運動長野県連合会、中信農民センター組合長から提出された米価大暴落に歯どめをかけるための陳情の審査では、初めに行政側から、国の動向について備蓄米の制度が変更となり、政府が毎年20万トンずつ買い入れることとなった。また、今年度から始まった米の戸別所得補償制度において、標準的な販売価格を下回ったことにより、60キロ当たり1,717円(同日、1,715円に訂正あり)が支給されているため、政府による買い入れは難しいと推測するとの説明がありました。 委員から、農家の経営は厳しく、農業を守っていくためにも願意は妥当であり、採択すべきであるとの意見や、既に国が行った米の買い入れ以外の施策を講ずべきとの意見が出されました。 当委員会では、慎重審査の結果、全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 後ほど本陳情にかかわる意見書案を上程いたしますので、御賛同いただきますようよろしくお願いいたします。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 産業建設委員長。 ◆産業建設委員長(竹村武人君) すみません。私、1,717円と申し上げたようですが、1,715円ということでございますので、そんなことでお願いしたいと思います。 ○議長(荒澤靖君) 以上で各常任委員長の報告が終わりました。 これより質疑を行います。 最初に、総務文教委員長に対し、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、社会厚生委員長に対し、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、産業建設委員長に対し、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより陳情の採決を行います。 採決に先立ち、採決の方法についてお諮りいたします。総務文教委員会付託の陳情第1号、総務文教委員会、社会厚生委員会及び産業建設委員会付託の陳情第13号及び産業建設委員会付託の継続審査の陳情第46号については、個別に採決し、そのほかの陳情については一括処理したいと思いますが、これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、そのように取り扱います。 では、これより採決を行います。 総務文教委員会付託の陳情第1号を委員長報告どおり不採択とすることに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、陳情第1号は委員長報告どおり不採択とすることに決しました。 次に、各常任委員会付託の陳情第13号は、総務文教委員会において不採択、社会厚生委員会及び産業建設委員会において一部不採択のため、常任委員長報告どおり一部不採択とすることに御賛成の方の挙手を求めます。               〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって、陳情第13号は常任委員長報告どおり一部不採択とし、採択分については市長に送付することに決しました。 次に、産業建設委員会付託の継続審査の陳情第46号を委員長報告どおり採択とすることに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、継続審査の陳情第46号は委員長報告どおり採択することに決しました。 続きまして、産業建設委員会付託の陳情第2号、陳情第3号、陳情第8号から陳情第10号及び陳情第14号から陳情第16号は採択し、市長に送付、総務文教委員会及び産業建設委員会付託の陳情第5号、陳情第6号及び陳情第12号は採択し、市長に送付、社会厚生委員会及び産業建設委員会付託の陳情第7号、陳情第11号及び陳情第17号は採択し、市長に送付、各常任委員会付託の陳情第4号は採択し、市長に送付、以上のとおり、それぞれ決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、請願・陳情は以上のとおりと決しました。 以上で請願・陳情の処理は終わりました。 △日程第4 閉会中の継続審査及び調査申出 ○議長(荒澤靖君) 日程第4 閉会中の継続審査及び調査申出を議題といたします。 議会運営委員長及び各常任委員長から、目下委員会において審査及び調査中の事件について、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。 お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査を認めることに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査を認めることに決しました。 △日程第5 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決 ○議長(荒澤靖君) 日程第5 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決を行います。 議事第1号を議題といたします。 この議事は議員提出の議案であります。 議事第1号について、提出者を代表して岡秀子議員に提案理由の説明を求めます。岡秀子議員。               〔5番(岡 秀子君)登壇〕 ◆5番(岡秀子君) 議事第1号 米価の下落対策を求める意見書(案)につきまして、案文を朗読し、提案理由の説明にかえさせていただきます。 この議案を地方自治法第112条及び会員規則第14条の規定により提出いたします。 米価の下落対策を求める意見書(案) 平成23年3月11日提出 平成22年産米の相対取引価格は、新米が出回った9月から3ヶ月連続で最安値を記録し、12月、1月と下げ止まり感はあるものの、全銘柄平均で前年比13%(同日、13%減の訂正あり)、60キロ当り2,000円も安く、農業者は大きな不安を抱えております。 米価下落の要因として、戸別所得補償制度による農家への補償額を見越しての業者からの値引き要請がなされるケースなど、生産現場に混乱を招いております。 政府は備蓄米制度を変更し、毎年20万トンずつを買い入れることとしました。更に、昨年末には集荷円滑化対策基金を活用し、過剰米約14万トンを飼料米として処理し、主食用米の市場から隔離することを決めました。しかし、これだけでは一過性の対策に過ぎません。米の戸別所得補償制度モデル事業自体をしっかり検証することなく、本格実施を行えば、農業者にさらなる不安と混乱を招くことになりかねません。 生産者が適切な価格で取引ができないようでは、今後、農業者の不安は更に広がり、生産意欲もなくなりかねません。戸別所得補償制度を継続するためにも米価の安定は必要不可欠であります。 TPPへの参加が論議される中、農業者の不安は測りしれません。政府は農業者の不安を取り除くためにも今後の農業行政の方向性をしっかり定めるべきであると考えます。 よって、下記の点についてその実現を強く要望いたします。                     記 1 米価の下落対策を直ちに講ずること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 なお、提出者は表記のとおり、提出先は次のページに記載のとおりです。よろしくご賛同いただきますようお願いいたします。 ○議長(荒澤靖君) 訂正がありますか。岡秀子議員。 ◆5番(岡秀子君) 恐れ入ります。先ほどの全銘柄平均で前年比13%減ということで、60キロ当り2,000円も安くなったということで、失礼いたしました。先ほど13%と申し上げましたが、13%減を加えさせていただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。 ○議長(荒澤靖君) 以上で説明が終わりました。 提案者に対し、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りをいたします。議事第1号は委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。 討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 議事第1号を原案どおり可決することに御賛成の方の挙手を求めます。               〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議事第1号は原案どおり可決されました。 ただいま可決されました意見書は、議長において整理の上、それぞれの関係行政庁へ提出いたします。 △日程第6 特別委員会委員長報告 ○議長(荒澤靖君) 日程第6 特別委員会委員長報告を議題といたします。 最初に、大町市議会高速交通網対策特別委員会報告について、委員長の報告を求めます。高速交通網対策特別委員長。               〔高速交通網対策特別委員長(飯嶌楯雄君)登壇〕 ◆高速交通網対策特別委員長(飯嶌楯雄君) 大町市議会高速交通網対策特別委員会の報告をいたします。 本特別委員会は前期から継続し、平成19年6月21日、大町市議会定例会において設置され、以後7名の委員により精力的に調査等実施してまいりました。調査等の内容につきまして、大町市議会会議規則第103条の規定により提出しましたお手元に配付の報告書により報告をいたします。 付議事件は、地域高規格道路の整備促進について及び大糸線輸送力増強についてであります。本特別委員会では、この目的達成に向け、調査、研究や視察研修を重ねてまいりました。 3ページには、委員会等の開催状況を記載してあります。特に正副委員長が役職兼務のため途中で交代がありました。 5ページからは、経過の概要等について記載してございます。 松本糸魚川連絡道路は、地域高規格道路の候補路線から計画路線へと進み、平成17年には小谷村雨中地区4キロメートルが調査区間に追加指定を受け、全長100キロメートルのうち36キロメートルが調査区間となりました。 平成21年には、長野県側ルートの起点として豊科北ルート案が示され、これを基本に精力的に進められ、当委員会としても、豊科及び大町建設事務所の御協力をいただき、明科地区の現場視察、研修をする中で、地域の発展には高速交通網の整備が何としても必要であると改めて強く感じたところでございます。 また、大糸線の関係では、平成22年の暮れになって、JR西日本は大糸線の南大谷・糸魚川駅間など北陸本線の赤字路線の赤字幅が大きくなった場合、地域交通のあり方を地元と論議したい旨の表明があり、沿線の当市議会のほか、糸魚川市議会、白馬村・小谷村議会では、JR西日本の唐突な発言を重く受けとめ、知事に対し、大糸線の存続に向けた対応を強く要望する意見書を提出しました。 今後は、JR東日本・西日本両者との連携を一層強化するとともに、関係市町村とも協力体制をより深め、JRによる経営存続と利便性の向上や観光誘客による利用促進を図る努力を強く進めたいという思いでいっぱいであります。 高速交通網から取り残されている当地域にとりましては、強い意思を持って高速と名のつく幹線道路が地域の発展にどうしても必要なことを訴え、緊急医療等、生命に直結する道でもある地域高規格道路松本糸魚川連絡道路の早期実現に向け、市民の皆さんとの協働を進める中で、引き続き粘り強く取り組む決意を新たにしているところでございます。 以上で高速交通網対策特別委員会の報告といたします。 ○議長(荒澤靖君) 次に、大町市議会国営公園建設促進等特別委員会報告について、委員長の報告を求めます。国営公園建設促進等特別副委員長。               〔国営公園建設促進等特別副委員長(丸山美栄子君)登壇〕 ◆国営公園建設促進等特別副委員長(丸山美栄子君) 川上委員長にかわりまして、副委員長の私のほうから御報告をさせていただきます。 大町市議会会議規則第103条の規定によりまして、提出いたしました大町市議会国営公園建設促進等特別委員会の報告書につきまして、お手元に配付の報告書に基づき報告を申し上げます。 まず、2ページをごらんください。 当委員会は、平成19年6月21日の大町市議会6月定例会において設置がなされました。現在に至るまで、この間、御存じのように、平成19年11月、20年5月と2回にわたり委員長、副委員長の変更がなされました。 付議案件は、国営アルプスあづみの公園の建設促進及び関連する事項の調査と対策でございます。本特別委員会では、この目的達成に向け調査、研究を重ね、平成21年に大町・松川地区の一部開園を迎えることができました。 3ページには、特別委員会の開催状況を記載しておりますので、ごらんください。 次に、4ページから9ページまでは、経過の概要等について記載しております。 (1)の①では、公園用地の収容については、平成21年度末現在の用地買収率で公園内全体の98%となっておりますが、大町・松川地区は買収済みとなっております。 次に、5ページの②公園整備計画につきましては、平成23年1月に2回目の見直し方針が示されました。御存じのように、社会経済情勢等の変化により整備未着手の3つのゾーンについて、区域内の森林、渓流などの自然環境を活用して体験プログラムを提供する自然体験ゾーンに統合することとなりました。 次に、5ページの③公園整備事業でございますが、平成21年度末において、公園全体では計画面積の約29.7%が整備をされており、大町・松川地区は30.9%が供用済みとなっております。現在、整備中の渓流レクリエーションゾーンは、平成24年度の完成を目指し整備が進められております。 続いて、6ページの(2)周辺整備事業でございますが、①の一般県道あづみの公園大町線、③市道神明原閏田線、④林道大洞線・常盤線・乳川線につきましては、既に完了いたしております。②市道大崎西原線についても、取り付け部0.4キロメートルの区間について、平成23年度の早期供用を目標に整備が進められております。 次に、8ページの(3)の今後の課題について、1つといたしまして、公園施設及び関連施設等の予算確保の維持に向けての要望活動、2つといたしまして、大町・松川地区並びに堀金・穂高地区の早期全面開園と来園者増加対策、3つといたしまして、公園周辺の環境保全や景観形成に対する対応、4つといたしまして、公園を生かした地域振興対策でございます。 最後に、9ページの、おわりにの今後に関する部分を朗読し、報告を終了させていただきます。 今後は、大町・松川地区並びに堀金・穂高地区の両地区の相乗効果を生むためにも、一日も早い全面開園に向けて、公園が所在する地元として一層の取り組みを行っていかなければならない。 国営アルプスあづみの公園は、自然に親しむ人々の憩いの場として、市民と来訪者とを結ぶ交流の場として、さらには地域活性化のための新たな資源として、多くの可能性を秘めている。地域が公園を育て、公園が地域を育てるという観点に立ち、公園地元地域のみならず市全体で新しい可能性を引き出すために行動していくことが必要不可欠であると考えます。 以上で報告を終わります。 ○議長(荒澤靖君) 次に、大町市議会環境対策特別委員会委員長の報告を求めます。環境対策特別委員長。               〔環境対策特別委員長(浅見昌敏君)登壇〕 ◆環境対策特別委員長(浅見昌敏君) 大町市議会会議規則第103条の規定により、議長に提出いたしました環境対策特別委員会報告について、その内容を説明いたします。 お手元に配付してございます環境対策特別委員会報告書をごらんいただきたいと思います。 1ページ目は、報告書のかがみであり、2ページ目には特別委員会の設置について、設置年月日、名称、付議事件、委員構成を記載してあります。 3ページから4ページまでは、委員会の会議経過についてであります。本特別委員会では、設置されてから4年間に9回の委員会と2回の行政視察及び現地視察を行ってまいりました。 5ページをごらんください。5ページからは経過の概要についてです。 本委員会のテーマの目的に沿った先進地の視察を主とした内容を記載してあります。内容については、報告書に記載のとおりですが、テーマ設定の経過等について御説明いたします。 当委員会は、広範にわたる環境問題の中から、当市で抱えている問題についてテーマを独自に設定し、調査、研究に取り組むこととしています。 テーマの設定に当たっては、まず、市の環境問題の現状と課題を把握するための情報収集と現地調査を行い、数ある課題の中から特別委員会として何に取り組むべきか検討した結果、生ごみ対策のあり方について調査、研究をすることとしました。 生ごみの資源化、堆肥化、減量化に取り組むべきであるという考えは十分市民権を得ているものと考えますが、その進行が円滑に行われていない現状があります。 当委員会では、生ごみ対策のあり方について調査、研究を行い、提言をすることにより、課題解明に向けての考察が進められ、より確かな対策が図られることを期待します。 次に、8ページをごらんください。 8ページ中段からは、課題の整理と研究、検討結果について記載してあります。この報告書の心臓部分となっております。 考えられる課題はすべて網羅したつもりです。検討に当たっては、当然のことながら客観性と科学性を最重視して臨みました。11ページまで記載してありますので、後ほどごらんください。 最後に、11ページ下段をごらんください。おわりにでございますが、朗読をもって最終報告をしたいと思います。 第1に、生ごみをできるだけ出さないこと。これを生活習慣の中で実践すること。第2に、出た生ごみは自分で処理すること。この2つが生ごみに対する市民の責務であると考える。 しかし、このこの2点が地勢上、また、個人の生活環境上無理な者もいる。当市においては、この2点に対応できる市民が非常に多く、市として恵まれた環境持っていると考える。要はいかにして市民にその意識を持ってもらうかである。 ごみの減量化、堆肥化は、その目的のためにも極めて有効な手段であると考える。これらの目的遂行のためにも、現在市が実施している市内小・中学校から排出される給食生ごみの堆肥化事業は有効であり、成果を上げつつあると考える。このことを踏まえ、市内全小・中学校から全公共施設へ、そして団地化されている事業者や自家処理の不可能な市民へと一段と前進を図るべきではないかと考える。 原油の高騰によるガソリンや灯油などの石油製品の値上がり、忍び寄る食糧危機の音、化学肥料の大幅な値上がり、資源・エネルギー・食糧小国である日本にとって、その危機が現実のものとしてあらわれようとしている。 このようなこときこそ、当市はこのことを逆手にとり、独自色を出した発展の道を目指すべきではないのか、循環型にして安全な食糧の生産、バイオマス活用のエネルギーの創出、今まさに取り組みを深めていくときと結論づけたい。 最後に、NPO法人有機農産物普及・堆肥化推進協会理事長瀬戸昌之氏が、第15回生ごみリサイクル交流会に寄せたあいさつの中の一文を披露したい。 「豊かな土は、人を初めとする命の礎です。さらに、豊かな土は豊かな自然の礎でもあります。豊かな自然が存在して、初めて豊かな社会、循環型社会が構築できるのです。それにもかかわらず、豊かな土は急速に消滅しつつあります。とりわけ土壌の有機物が急速に失われつつあるのです。それでは、どうしたらにいのでしょうか。今すぐできる、そしてすべての人々が参加できることは、毎日廃棄されている有機物である生ごみを堆肥化し、農地に還元し、地産地消を通じて地域の活性化を図ることです。」 生ごみの資源化・堆肥化・減量化を通じ、市民がそれぞれの生活習慣の中でより環境問題、環境対策に真剣に向き合い、ひいて大町市の振興、市民生活の向上が図られることを期待し、結びといたします。 最後に、特別委員会の開催及び調査、研究に当たり、関係いただきました行政側の担当課の皆様方に感謝を申し上げ、報告とさせていただきます。 以上です。 ○議長(荒澤靖君) 以上で報告が終わりました。 質疑をお受けしたいと思いますが、会議を中断し、先ほどありました地震についてわかる範囲で消防防災課長から報告をお願いをいたします。消防防災課長。 ◎消防防災課長(西田均君) 先ほど議会中に地震を感じたところでございます。震源地につきましては、宮城県三陸沖でございます。 せんだってから地震が起きているところとほほ近いところで大きな地震が起きました。14時46分ということでございます。震源の深さは約10キロメートル、マグニチュードは7.9というふうに今推測されております。相当大きな地震でございます。 そういった中で、宮城県等を中心に震度7という非常に大きな揺れになっております。 長野県内でも、佐久市方面では震度5弱を観測いたしております。 先ほどの大町市の地震でありますが、市役所の震度計では震度2を観測いたしております。特に座っておりましたので感じ方が大きかった部分もあろうかと思いますが、そんなようなことでございます。 なお、北海道から沖縄まで、太平洋側既に津波警報が出ております。津波の高さは最大で6メートルという予想が出ております。今までに余り聞いたことがない高さということで、テレビ等を通じて注意が流されております。 また、東京方面でも震度5前後の震度になったようでございます。未確認ですけれども、お台場では火災が発生していると、ただ、これは地震のためなのかどうかというところまでは、今のところわかっておりません。 また、都内でもほとんどの方が、オフィス街でも外に出てという状態になっているということが見てとれました。 現在の段階ではそのような状況ですので、よろしくお願いいたします。 ○議長(荒澤靖君) 病院庶務課長。 ◎病院庶務課長(丸山純生君) 病院の状況について御報告いたします。 地震発生後、庶務課におきまして院内の巡回をいたしました。異常がないとの報告を受けております。 以上です。 ○議長(荒澤靖君) 中断を解いて会議を継続いたします。 質疑をお受けいたします。 初めに、高速交通網対策特別委員長に対し、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、国営公園建設促進等特別委員長に対し、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、環境対策特別委員長に対して、御質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 お諮りいたします。各特別委員長報告のとおり、これを承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、各特別委員会の報告は委員長報告どおり承認されました。 △日程第7 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(荒澤靖君) 日程第7 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 本件につきましては、お手元に配付文書のとおり、市長から意見を求められております。事務局長にその文書を朗読いたさせます。事務局長。 ◎事務局長(山下鈴代君) 朗読いたします。 人権擁護委員候補者推薦に伴う市議会の意見聴取について。 このことについて、人権擁護委員1名の欠員が生じたため後任委員候補者の推薦をいただきたい旨、長野地方法務局長から依頼がありました。 つきましては、下記の者を後任委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により市議会の意見を求めます。                     記 氏名、倉科秀光、住所、大町市常盤2667番地、履歴等につきましては、裏面のとおりでありますが、朗読は省略いたします。 以上でございます。 ○議長(荒澤靖君) 本件について御質疑、御意見はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 御質疑、御意見がありませんので、お諮りをいたします。人権擁護委員候補者の被推薦人、倉科秀光氏について、適当と認めるとの意見を付したいと思いますが、これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、人権擁護委員候補者の被推薦人について、適当と認めるとの意見を送付することに決しました。 以上で、3月定例会に付議されました案件はすべて終了いたしました。 ここで市長よりあいさつを受けることといたします。市長。               〔市長(牛越 徹君)登壇〕 ◎市長(牛越徹君) 3月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 本定例会には、これからの市政執行の基礎となります新年度予算を初め、条例案件、人事案件など多くの案件を御提案申し上げましたが、いずれも慎重かつ御熱心な御審議をいただき、すべて原案どおり御承認を賜りました。ここに改めて厚く御礼を申し上げます。 本会議並びに常任委員会における御審議の過程でいただきました御意見やご提言につきましては、今後の市政運営に十分に生かしてまいる所存でございます。 さて、現在、国におきましては、新年度予算案及び予算執行に関連する法案が審議されておりますが、与野党の対立が先鋭化しており、法案審議の行方が極めて混沌としている状況にございます。 このような中、全国市長会は2日、政策推進委員会において、平成23年度子ども手当法案に関する緊急要請並びに社会保障と税の一体改革に関する緊急要請を決定し、国に対して緊急要請を行いました。要請では、子ども手当について、与野党ともに現金給付と保育サービスなどの現物給付のバランスに配慮した子育て支援策のあり方について、財源の確保も含め、冷静かつ集中的に議論を尽くして成案を得るよう求めるとともに、社会保障において大きな役割を担っている地方の意見を十分に聞き、政策に反映するよう強く要請いたしました。 新年度の開始を間近に控え、国民の日々の暮らしに混乱が生じることのないよう、国民生活を直接支える地方自治体として、今後も引き続き一日も早い新年度予算及び関連法案の成立について国に強く求めてまいります。 間もなく当市もグリーンシーズンを迎える時期となりました。昨年の信州デスティネーションキャンペーンを一過性のものに終わらせることなく、引き続き当市の魅力を内外に発進し、さらなる観光誘客に努めてまいります。 今月7日、市観光協会を初めとする観光関係者で組織する大町市特別プロモーション実行委員会を立ち上げ、NHK連続TV小説「おひさま」の放映や映画「岳」の上映、大町の清冽な水の3本を柱として、新たな観光プロモーションの展開をスタートしております。 地域の魅力を最大限に活用し、地域が一体となった取り組みを進めることにより誘客を図りますとともに、より一層のおもてなしの充実や滞在型、周遊型の観光の定着が促進されますことを期待しております。 また、6月には立山黒部アルペンルート全線開通40周年を記念し、関電トンネルと立山トンネルを歩いて先人の偉業を忍ぶイベントを開催することとし、現在、関係機関、団体と調整を進めております。当市と富山県立山町を結ぶ立山黒部アルペンルートを軸とした広域観光圏の振興にも力を注いでまいります。 さて、議員各位におかれましては、4月29日の任期満了を控えての最後の定例会となりました。振り返りますと、4年前の平成19年はその前年の八坂村、美麻村との合併という当市にとりまして大きな変革を経て、新市の一体感の醸成と市政を取り巻くさまざまな課題に対し、市民の皆様とともに取り組んでいくために策定した第4次総合計画の初年度でありました。 市におきましては、議員各位からのさまざまな御助言、御提言のもと、市民参加と協働の力により「きらり輝くおおまち」の実現のために精一杯取り組んでまいりました。この間、市政の運営に終始変わらぬお力添えをいただきましたことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げます。 また、市議会におかれましては、一般質問における一問一答制の導入や本会議のインターネット配信など、開かれた市議会を目指して積極的に取り組んでこられました。 さらに、昨年10月には議会改革をさらに進め、市民に信頼され、市民とともに歩む議会を目指した大町市議会基本条例が施行されました。議員各位のこれらのお取り組みに心より敬意を表しますとともに、市といたしましても、議会の最高規範となりますこの条例の理念を十分に理解して、その理念の実現に向けて誠実に対応してまいりたいと存じます。 これからの地方分権、地域主権時代に対応するためには、議会と行政とが一体となって取り組まなければならない課題が山積しております。地域の未来のために何をするのか、財源や地域資源をどのように活用するのかなどについて、議会が率先して行政に積極的な御提言をいただき、行政もともに真摯に議論を重ねて、政策の形成に努力することが何よりも大切だと考えております。市議会におきますこれまでの議会改革を契機に、市民、議会、行政の三者の協働によりきらり輝くまちづくりを一層力強く推進してまいります。 任期満了に伴い、任期満了とともに御勇退されます議員の皆様方には、当市の歩みとともに御活躍いただき、御尽力してこられました年月を思い起こし、感慨無量のことと拝察申し上げます。長きにわたり市政の発展と市民福祉の向上に、さらには地方自治の発展に多大なる御貢献をいただきましたことに、衷心より敬意と感謝の意を表する次第でございます。 どうか御健康には十分御留意いただき、今後も市政発展のために御指導、御鞭撻をいただきますことをお願い申し上げます。 また、予定されております市議会議員選挙に臨まれる議員の皆様方におかれましては、心からの御健闘をお祈り申し上げますとともに、再びこの議場におきましてお会いできますことを御祈念申し上げます。 結びに、議員各位におかれましては、くれぐれも御健康に御留意され、地域の発展と市民福祉の向上のため、引き続き御活躍いただきますことを重ねて御祈念申し上げ、閉会のごあいさつといたします。 まことにありがとうございました。 ○議長(荒澤靖君) 私からも一言ごあいさつを申し上げます。 本定例会は、去る2月22日開会以来、本日までの18日間にわたり、公平委員会委員の選任、条例案件、地域活性化事業等に関する補正予算及び新年度予算案件等重要案件を慎重かつ精力的に御審議いただき、ここに閉会できますことに対し、深く感謝を申し上げます。 さて、国においては、地方自治体の行財政運営や住民生活に大きな影響を及ぼす法案の取り扱いが不透明な状況にあり、審議の行方が憂慮されるところでありますが、当市においては、厳しい歳入見通しのもと、徹底した歳出削減に取り組む一方で、市長2期目の公約に掲げた事業や第4次総合計画に沿った事業を実行可能とするための新年度予算編成となっております。 市立大町総合病院の耐震等改修事業、若宮駅前線の整備事業、ケーブルテレビ運営事業の開始や子ども手当の増額など、大型事業や新規事業が始まります。また、本年度の補正予算と連動し、切れ目のない予算執行が雇用創出や地域活性化への弾みとなるよう、速やかな関係事業の実施を望むところであります。 本定例会は、私どもの任期の最後の議会となりました。この4年間を振り返りますと、合併後の第4次総合計画がスタートし、大北地域の中核市としての躍進を誓い、市民要望の高い施設整備を初めとするさまざまな事業に取り組んでまいりました。 また、議会といたしましても、自己改革、議会改革に取り組んだ4年間でありました。開かれた議会を目指してインターネット配信や一問一答制の導入、後半の2年間では、議会基本条例の制定に向け熱心にお取り組みいただき、初めての市民の皆さんとの意見交換会や常任委員会における自由討議を実施いたしました。今後も市民に信頼され、市民とともに歩む議会を目指して、さらなる議会改革を進めてまいる所存であります。 さて、私たちは4月29日をもって任期満了となります。議員各位におかれましては、市民要望や課題解決に向け昼夜を問わず御努力いただきました。そして私ども正副議長は微力でありますが、その職務に最善の努力をしてまいりました。この間、円滑な議会運営がなされたことに対しまして、議員各位に衷心より感謝を申し上げる次第でございます。 今期で勇退されます議員各位におかれましては、長きにわたり御活躍いただきましたことに私からも御慰労を申し上げますとともに、引き続き大所高所からの御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 また、再出馬を目指す議員の皆さんにおかれましては、さらなる御活躍と御健闘を御祈念申し上げ、結びとなりますが、日ごろより市民福祉向上のため全力を傾注しておられる理事者、部課長を初め、職員の皆さんに改めて感謝を申し上げるとともに、牛越市長を中心に一丸となって市政を支え、大町市のさらなる発展に御尽力賜りますよう御祈念申し上げまして、私からのごあいさつといたします。 以上で、平成23年3月定例会を閉会といたします。大変御苦労さまでした。 △閉会 午後3時33分 以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。    平成23年3月11日         大町市議会議長   荒澤 靖         署名議員18番   飯嶌楯雄         署名議員19番   中牧盛登...