大町市議会 > 2020-08-26 >
08月26日-02号

  • "降籏"(/)
ツイート シェア
  1. 大町市議会 2020-08-26
    08月26日-02号


    取得元: 大町市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-28
    令和 2年  9月 定例会          令和2年 大町市議会9月定例会会議録(第2号)               令和2年8月26日(水)---------------------------------------          令和2年大町市議会9月定例会               議事日程(第2号)                     令和2年8月26日 午前10時 開議日程第1 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決  議案第62号 令和元年度大町市一般会計歳入歳出決算の認定について  議案第63号 令和元年度大町市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について  議案第64号 令和元年度大町市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について  議案第65号 令和元年度大町市公営簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について  議案第66号 令和元年度大町市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について  議案第67号 令和元年度大町市温泉引湯事業会計剰余金の処分及び決算の認定について  議案第68号 令和元年度大町市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について  議案第69号 令和元年度大町市農業集落排水事業会計剰余金の処分及び決算の認定について  議案第70号 令和元年度大町市病院事業会計決算の認定について  議事第4号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書日程第2 請願・陳情文書報告(別紙文書表のとおり)日程第3 人権擁護委員候補者の推薦について日程第4 例月出納検査報告(3月、4月、5月)---------------------------------------              本会議出席者名簿◯出席議員(16名)     1番  中村直人君        2番  山本みゆき君     3番  大竹真千子君       4番  傳刀 健君     5番  降旗達也君        6番  神社正幸君     7番  太田昭司君        8番  一本木秀章君     9番  中牧盛登君       10番  大和幸久君    11番  宮田一男君       12番  平林英市君    13番  岡 秀子君       14番  二條孝夫君    15番  高橋 正君       16番  大厩富義君◯欠席議員(なし)◯説明のために出席した者 市長         牛越 徹君    教育長        荒井今朝一君 総務部長       竹村静哉君    総務部参事      和田泰典君 民生部長福祉事務所長 曽根原耕平君   産業観光部長     駒澤 晃君 建設水道部長     田中一幸君    会計管理者      西澤美千夫君 監査委員       鎌倉幸夫君    監査委員事務局長   市河千春君 教育次長       竹内紀雄君    病院事業管理者病院長 井上善博君 病院事務長      川上晴夫君    庶務課長選挙管理委員会書記長                                藤澤浩紀君 企画財政課長     田中久登君    まちづくり交流課長  北澤好泰君 税務課長       藤巻孝之君    消防防災課長     飯嶋大治君 情報交通課長     大厩市郎君    八坂支所長      牛越光夫君 美麻支所長      大塚裕明君    市民課長       勝野律子君 生活環境課長     笠間博康君    子育て支援課長    松澤まさみ君 商工労政課長     栗林幸夫君    観光課長       太田三博君 農林水産課長     鳥羽章人君    産業立地戦略室長   降籏貴紀君 建設課長       古平隆一君    上下水道課長     松宗市雄君 学校教育課長     三原信治君    生涯学習課長     志賀一夫君 体育課長       久保田 肇君   病院総務課長     坂井征洋君 病院医事課長     鳥羽嘉明君    福祉課長補佐     松井聖徳君 山岳博物館副館長   清水隆寿君◯事務局職員出席者 事務局長       戸谷 靖君    事務局係長      渡邉哲也君 書記         下條倫子君    書記         西澤秀一君---------------------------------------                本日の会議に付した事件              議事日程(第2号)記載のとおり--------------------------------------- △開議 午前10時00分 ○議長(中牧盛登君) おはようございます。ただいまから9月定例会の本日の会議を開きます。 本日の出席議員数は16名全員であります。よって定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 なお、本日の会議に出席を求めた者は市長、教育長、病院事業管理者、監査委員及び各部課長等であります。 △日程第1 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決 ○議長(中牧盛登君) 日程第1 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決を行います。 昨日に引き続きまして、議案第62号から議案第70号までの9議案を一括して議題といたします。 ここで、私から議員各位に申し上げます。 議員の発言については、大町市議会申合せ先例集第7章第1節に、議員が発言の許可を求めるには、挙手をして「議長」と宣告し、議長の指名を受けるものとすると明記されているとおり、発言をしていただきますよう、お願いを申し上げます。 これより質疑に入ります。 議案第62号 令和元年度大町市一般会計歳入歳出決算の認定についてを取り扱います。 最初に、歳入について一括して行い、次に、歳出について各款別に行い、最後に全般について御質疑を受けることといたします。 最初に、歳入全般について御質疑はありませんか。57ページまでです。平林英市議員。 ◆12番(平林英市君) 歳入の54ページですけれども、聞きたいのは、過疎対策債についてでございます。70%の交付税措置があって、非常に有利な起債だというふうに私も理解していますけれども、いろんな事業に使われていると思います。それで、事業の目的と範囲、それについて知りたいのと、それについてどう評価しているのか。過疎対策債についてどう評価しているか。この2つについてお伺いします。 ○議長(中牧盛登君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(田中久登君) 御質問にお答えいたします。 過疎債に関する御質問でございますが、過疎地域の振興に関わる事業について、過疎債が許可されております。今回も、過疎計画に基づく事業に充当しておりますが、いずれも過疎計画に基づく事業によりまして、過疎地域の振興に寄与しているというふうに考えております。財源的にも大変有利な起債になっておりますので、こういった財源を利用して、過疎地域の振興を図っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) 平林英市議員。 ◆12番(平林英市君) 非常に有利で、いろんな地域の振興に役立っているという答弁でありましたけれども、時限立法で、これが打ち切られるんじゃないかという、私、ちょっと聞いているんですが、その懸念はないですか。 ○議長(中牧盛登君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(田中久登君) お答えいたします。 過疎法につきましては、今、御質問にありましたように、時限立法でありまして、本年度で切れるようになっております。現在、国におきまして、この過疎法の延長といいますか、さらなる過疎地域の振興を継続していくような法律の整備について、国において検討しているという情報を得ております。私どもといたしましても、過疎地域の振興はこれからも引き続き必要というふうに考えておりますので、市長会を通じて、地方六団体とともに、過疎法の今後の継続、過疎地域の振興ができるように、制度が継続できるようにということで、働きかけをしていっているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) ほかにございますか。     〔発言する者なし〕 次に、歳出について款別に行います。 最初に、款1議会費について御質疑はありませんか。58ページから61ページまでです。     〔発言する者なし〕 次に、款2総務費について御質疑はありませんか。60ページから103ページまでです。大厩富義議員。 ◆16番(大厩富義君) 主要な施策の説明資料の22ページ、ケーブルテレビ運営事業であります。 今年はどういうわけか、加入率だとか、加入者数の表示がないわけなんですが、どうしたことかということ、取りあえず説明ください。 ○議長(中牧盛登君) 情報交通課長。 ◎情報交通課長(大厩市郎君) ただいまの御質問にお答えいたします。 加入者数の数字等がここに記載されておりませんでした。これにつきましては、例年、成果説明書のほうに入っていたかどうか、私、ちょっと記憶がございませんけれども、口頭で申し上げさせていただきたいと思います。 本年3月末の数字でございますけれども、加入者数は2,963でございます。 以上です。 ○議長(中牧盛登君) 大厩富義議員。 ◆16番(大厩富義君) いよいよ3,000を割ってしまったという、あまりうれしい話ではありませんけれども、これ、加入促進も予算化はされているんですが、なかなか進まないという状況だというふうに解釈していますが、これ、このままいくと、将来のこの組織が立ち行かなくなるんではないかというような心配するところなんですが、その辺はどんな御見解ですか。 ○議長(中牧盛登君) 情報交通課長。 ◎情報交通課長(大厩市郎君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 令和元年度におきましては、特に加入者数の減少が目立った一年でございました。その大きな理由としましては、民間事業者によりますテレビ、インターネット、電話、それをセットにしたサービスが、長野県内の多くの自治体で開始されました。これによりまして、県内のケーブルテレビ連盟の会議等でも話題になっているところでございますけれども、非常に、これまでの料金に比べて、大幅に安価なサービスが始まったということで、ケーブルテレビ事業者全体にとりまして、脅威となった一年でございました。そうした部分におきまして、例年に比べて、かなり退会者の数が多かった一年でございます。今、御指摘いただきましたように、将来的にという部分、確かに不安はございますけれども、地域にとりまして必要な事業だというふうに考えておりますので、様々な工夫を加えながら、継続してまいりたいと考えております。 以上でございます。
    ○議長(中牧盛登君) ほかにございますか。     〔発言する者なし〕 それでは、次に、款3民生費について御質疑はありませんか。102ページから133ページまでです。大和幸久議員。 ◆10番(大和幸久君) 四、五点ありますので、順を追って質問しますので、お願いします。 初めに、主要な成果説明書の59ページの幼稚園の集計があります。それから、67ページには保育園の集計があるわけですけれども、ここの児童数の推移の表があります。平成27年度から5年間の経過で、59ページの幼稚園のところでは、平成27年度に146名のものが、令和元年度には186名、約40名の増加ということになっています。67ページの保育園のほうでは、平成27年、472人、これが令和元年度、412人ということで、約60名の減少というような傾向になっております。幼稚園のほうが増えて、保育園が減るという傾向にあるわけですけれども、この辺の中で、今後幼稚園のほうは施設整備も進みまして、環境もいいわけですが、保育園については、まだ改修が必要だとか、そういった施設が残っているわけですけれども、総体として、保育園と幼稚園との関係において、今後、どんな方針で臨まれるのか、基本的な考え方を説明いただきたいと思います。 取りあえず、今の件について、保育園について説明をお願いしたいと思います。 ○議長(中牧盛登君) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(松澤まさみ君) それでは、保育園の園児数、また今後の方針につきまして、基本的な考え方について御説明をさせていただきます。 園児数の推移でございますけれども、幼稚園、認定こども園の3園につきましては、認定こども園化になったという経過の中で、増えてきたということがございます。 また、最近では1号認定から2号認定への増加が増えておりまして、やはり2号認定のお子様の中に、1号、幼児教育をニーズとする方が多いというふうに受け止めております。 また、全体の園児数の中では変化があまりないわけでございますけれども、そういった中で、園児におきましては、未満児数が増加している、あるいは支援が必要な園児が増加しているという中で、今後の方針でございますけれども、しっかりそういったものに対応できる体制整備、あるいは人材確保というものに努めてまいりまして、需要に見合った受皿確保ということで努めていきたいというふうに思っております。 施設の在り方につきましては、検討委員会を10月には開催をする予定でございます。現在の保育園の現状とか需要、そういったものを踏まえまして、今後、総合的な施設の在り方について、引き続き検討を進めてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) 大和幸久議員。 ◆10番(大和幸久君) 10月から検討委員会を開くということなんですけれども、やはりコロナ禍の中で、地域づくりにとっても、非常に、保育園とか公共施設というのは重要な位置づけになっているかと思います。そういうことも考慮しながら、単純に、人数が減ったから廃止していいというようなことは成り立たないというふうに私は思うんですけれども、そういった点について、基本的にどうお考えになるのか。具体的に言えば、かえで保育園なんかも、検討途中で、今後どうするかということが全く示されていませんので、公共施設の全体的な考え方も整理する中で、保育園の中ではどういうふうに位置づけをするのか。人口減少を見据えたり、また、コロナ禍の地域振興をどうするかと、こういう視点からも総合的に検討する必要があるかと思うんですけれども、その辺、基本的にどんな姿勢で臨むのか、できれば市長の見解を説明いただきたいと思います。 ○議長(中牧盛登君) 市長。 ◎市長(牛越徹君) まず、いわゆる市立の保育所の入園児数は徐々に少なくなっている。これは、少子化の流れと一方、先ほど子育て支援課長から御答弁申し上げましたように、やはり認定こども園、幼稚園の保育機能が付加されたことに伴うシフト、その2つが、両面があるかと考えております。そうした中で、今後の保育所そのものの在り方については、総合的な観点からあり方を検討するということではございます。 そうした中で、やはり、まず、今休止になっております保育園につきましては、地元の皆さんから、その跡地、あるいは建物を福祉的な機能で何とか活用できないかという御提案もいただいております。しかしながら、市にとって、現在市が担当する、あるいは民間の福祉機能も含めて、なくてはならない、不足しているという機能はなかなか見いだせない環境の中で、結論は見いだせない状況にございます。 今後、先ほど申し上げましたように、検討委員会の中でしっかり検討いただく中で、結論を見いだしていきたい、こんなように考えております。 以上です。 ○議長(中牧盛登君) ほかにございますか。     〔発言する者なし〕 それでは、次に、款4衛生費について御質疑はありませんか。132ページから153ページまでです。大和幸久議員。 ◆10番(大和幸久君) 初めに、主要な施策の成果説明書の68ページに、病院事業運営費というものがあります。この中で、事業内容等で2点説明いただきたいんですが、1点目は、事業内容という項目にあります一般会計からの新たな財政支援等を検討しているという表記がありますけれども、具体的にはどんな検討をされているのか、説明いただきたいと思います。 2点目は、施策目標に資する活動の中の表の下に、前年からの改善点、その上の欄ですが、病床削減に伴って普通交付税は減額となっている。これが激変緩和措置中という説明になっていますけれども、この減額の幅と、激変緩和の経過について説明いただきたいと思います。 以上2点です。 ○議長(中牧盛登君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(田中久登君) お答えいたします。 まず、1点目の主要な施策の事業の内容の中で、一般会計からの新たな支援ということですけれども、この新たな支援として検討した結果として、元年度においては1億5,900万円の貸付けを行ったという内容でございます。 2点目の交付税措置の関係でございます。病床数が変わったことによりまして、交付税の措置額が変わってきております。これは、急激に変わらないようにということで、激変緩和措置が現在されてきているところでございます。この具体的な措置額につきましては、ちょっと手元に資料がございませんので、減額の幅については、後ほどお答えをさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) 大和幸久議員。 ◆10番(大和幸久君) 後で資料を頂きたいと思います。 ほかのところです。すみません。70ページのところで、後期高齢者健診事業という評価がありますけれども、ここで、やり方改善という評価になっているんですが、具体的にやり方をどう改善するかということが、全く表記がありません。どのようなやり方改善をするのか、説明いただきたいと思います。 それから、戻りますが69ページ、ここに上原の湯の管理費があります。全部見てみますと、当初予算が841万円余、中間で予備費支出で31万1,300円を追加しているわけですけれども、最終的に不用額が15万幾らということで、追加額の半分くらいが不用額になっているんですが、この追加した経過と、不用額が半分以上に及んでいる原因は何なのか、説明いただきたいと思います。 それから、82ページ、生ごみの資源化事業が載っております。ここでも、評価についてはやり方改善となっているんですけれども、この中ではどうやり方を改善するのか、説明がありません。現状がどうなのか、それから今後の見通し等も含めて、何を改善するのか、説明いただきたいと思います。 83ページ、隣ですが、環境調査事業が載っております。この中では、井戸の地下水位の調査等もあるわけですが、サントリーの関係の影響について、どのような調査をされる予定なのか、全く表記がありませんので、説明いただきたいと思います。 以上3点です。 ○議長(中牧盛登君) 市民課長。 ◎市民課長(勝野律子君) ただいまの質問に順番にお答えいたします。 まず、私から、後期高齢者の健診事業のやり方改善につきましてですが、高齢者の方、なかなか健診に来ていただくというのが難しい面もございますので、現在も、公民館等で健康増進事業などの際、保健師との面談とか交流などをする際にも、血圧等の測定などをさせていただいておりますが、なるべく多くの場所でできるような形で工夫をしていきながら、進めてまいりたいと考えております。 続きまして、上原の湯の予算の予備費と不用額の件でございます。ちょっと手元にただいま資料がございませんので、後ほど確認させていただいた上で御答弁させていただきたいと思います。 私からは以上です。 ○議長(中牧盛登君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(笠間博康君) 私からは、生ごみ堆肥化と環境調査事業に関しての質疑につきまして、順次お答えをさせていただきたいと思います。 生ごみ堆肥化事業につきましては、やり方改善ということで、現状と、何を改善するかというお尋ねをいただきましたが、現状につきましては、資料にございますように、回収箇所、自治会等を含めて市内の飲食店まで生ごみの回収をしておりますが、自治会につきましては、1地区となっておりますので、こちらの自治会関連、一般家庭から出る生ごみの集める方法について、もう少し改善して、対象となる地区を増やしていきたいというふうに考えております。 それと、サントリーに関連しました地下水の調査について行う予定はというお尋ねでございますが、現在市のほうで所有している井戸などを含めまして、4か所の井戸で地下水の測定をしております。一番近いところでいいますと、常盤の2号井戸が近い井戸になると思いますので、そちらの井戸の水位の変動などを、今後、引き続き調査、監視をしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) よろしいですか。大和幸久議員。 ◆10番(大和幸久君) 生ごみの関係ですけれども、これは従前からどう生ごみ回収を増やして改善していくかというテーマがあったわけですが、一向にほとんど進まない状況と、この辺は、やっぱり事業がどうあるべきなのかというところから見直す時期に来ているのではないかと思いますが、その点については、市長か、担当者でいいですが、見直し等も含めて、どんな基本的な課題があるのか、もう一遍説明いただきたいと思います。 それから、サントリーの水位の関係ですけれども、常盤の2号井戸だけの調査で、サントリー地下水くみ取りの影響というのは十分に調査計量ができるのかどうか、その辺の基本的な考え方について、改めて説明いただきたいと思います。 ○議長(中牧盛登君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(笠間博康君) 生ごみ堆肥につきましては、現在指定管理を、長期の継続で指定管理者のほうに出しておりますが、そちらの期限が令和5年度までとなっておりますので、それまでの間に、ある程度の方向性をはっきり、市のほうでも、それ以降どうするのかというのは考えていかなきゃいけないというふうに考えてはおりますが、当面の間は協力していただける自治会、そちらのほうを探して、生ごみを減量化してごみの減量化のほうに取組をしていきたいというふうに考えております。 サントリーの地下水につきましては、常盤2号井戸だけで監視ができるのかという御意見でございます。サントリーでくみ上げる水量、そちらのほうが明確には分かっておりませんが、水道事業とか、他の業種で使うよりは、くみ上げる水量的には大きなものではないというふうには予測はしておりますが、近隣にあります井戸の所有者の方にも御協力を仰ぎながら、地下水の変動については監視をしていく必要があるというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) 衛生費についてほかにございますか。     〔発言する者なし〕 それでは、次に、款5労働費について御質疑はありませんか。152ページから157ページまでです。     〔発言する者なし〕 それでは、次に、款6農林水産業費について御質疑はありませんか。大厩富義議員。 ◆16番(大厩富義君) 成果説明書のほうの102ページ、103ページ、市民農園の関係をお願いをしたいと思います。 ふたえ市民農園の空き区画が11棟、それからおおしお市民農園が10棟ということで、前から課題にはなっているんですけれども、空き区画が多いんではないかというふうに思うところでありますが、これは有効活用をするために何か考えているというか、どうしていくかというところ、ちょっと説明をお願いしたいと思います。 ○議長(中牧盛登君) 美麻支所長。 ◎美麻支所長(大塚裕明君) ただいまの質問にお答えいたします。 ふたえ市民農園、おおしお市民農園の空きの区画というのは、ここ数年増加傾向で、記載のとおり、10区画程度のものが空いておりますが、現在、その他の利用といたしまして、ふたえ市民農園、おおしお市民農園合わせて6棟のラウベについては、移住体験ラウベということでの活用をしております。 令和元年度におきましては、合わせて153名の方が利用されたということで、そういった部分で活発な利用がされております。 今後、空きラウベの解消をしていくことと併せて、利用される方、従来の農業体験を主にする利用から、それを含めた生活体験も含めての多様な利用が進んでいることもありますので、移住、定住の促進のラウベとしての活用も含めて、新たな活用方法を検討してまいりたいと考えております。 ○議長(中牧盛登君) 大厩富義議員。 ◆16番(大厩富義君) 有効活用をしていただきたいと思います。 最近の状況として、コロナのこともありますが、非常に田舎が見直されていると、こんなふうな情報もあります。ですから、いろいろアイディアを出しながら、できるだけ有効な活用というふうにしてはどうかと思うんですが、どうですか。 ○議長(中牧盛登君) 美麻支所長。 ◎美麻支所長(大塚裕明君) 御意見いただきましたように、今、こちらのほうで先ほど説明したことにとらわれず、現在この田舎暮らしというものが、コロナ禍の中で見直されている部分もございますので、多様な発想を基にして、活用の方策を検討してまいりたいと考えております。 ○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかに農林水産業費について御質疑ありませんか。     〔発言する者なし〕 それでは、次に、款7商工費について御質疑はありませんか。176ページから193ページまでです。大厩富義議員。 ◆16番(大厩富義君) 幾つかあります。4つほどありますので、順次御質問させていただきます。 まず、最初に、成果説明書の109ページ、ブランド振興事業、御苦労していただいて、大町市を外へ売っていくということはよろしいですし、いいことなんですが、雇用につながるような政策というのは検討されているかということが1つ。 それから、水に関わる企業が、これサントリーが来たりして、電力会社から、水工場から、昭和電工も含めて水に関わる大企業が幾つかあります。その辺の横のつながりといいますか、横串を通しながら、水を外へ売っていくというような、こんなことを前もどこかで質問したような覚えがあるんですが、そういうようなことは検討されているのでしょうか。それが、まず1つ。 それから、2つ目が、113ページ、プレミアム付商品券事業であります。非常に執行率が悪いということで、6,372人のうち3,259人しか申請をしなかったという、この辺の総括といいますか、反省といいますか、課題といいますか、どんな分析をしているのかということが、それが2つ目です。 それから、3つ目で、119ページ、仁科三湖振興事業ですが、先日も熊が出たりして、キャンプ場の近辺で問題が起きてしまいましたけれども、今後、ここの周辺のやりようをどんなふうにしていくのか、それから、周囲に道路を開けてというのがどこかにあったと思うんですが、取りあえず、そこをどうするのかということと、それから、123ページ、着地観光充実事業と、こういうことになって、ここへいっぱい書いてありますし、御努力の結果だというふうには思うところでありますが、一番下に法人化に向け準備を進めていくということなんで、この関係の進捗状況について説明をお願いします。 以上です。 ○議長(中牧盛登君) 商工労政課長。 ◎商工労政課長(栗林幸夫君) ただいまの御質問にお答えいたします。 雇用につながるブランド振興の関係でございますけれども、現在行っておりますブランド振興に伴う事業につきましては、それぞれ個々の事業となってございまして、多くの方の雇用につながるような事業となっていないところでございます。 また、水の関係の幾つかの企業が当市に立地をしているわけですけれども、これらの企業との連携につきましては、今後、ブランド振興担当で行っておりますブランド戦略の中で、特にサントリーさん等が行っております水に関する教育等を含めまして、連携をしてまいりたいというように考えてございます。 また、プレミアム付商品券の関係でございますけれども、国の事業として実施をしたわけですけれども、対象者といたしましては、住民税が非課税の方ということでございました。また、子育て世帯ということを対象にして実施をしたわけですけれども、プレミアム率が消費税の増税の率と一緒の10%であったということもありまして、いわゆるうまみがなかったといいますか、そういった部分で利用が少なかったのではないかというふうに考えているところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) 観光課長。 ◎観光課長(太田三博君) 私からは2点についてお答えをさせていただきます。 まず、仁科三湖の対策等についてでございます。仁科三湖につきましては、やはりこのコロナの感染症の状況の中で、アウトドアということで、非常に多くの観光客の方に、今訪れていただいております。そうした中、木崎湖のキャンプ場のところで熊に襲われるという被害が出ておりますが、今まで、あまり湖回りで熊が見られるということがなかったものですから、今、非常にお客様が多くなっている状況でございますので、今後、消防防災課、あるいは農林水産課とも連携をしまして、どのような安全対策ができるかを早急に検討してまいりたいと考えております。 また、観光協会の法人化等につきましては、数年来観光協会のほうで検討が続けられてきておりまして、つい最近でございますが、来年度の法人化に向けて、法人化準備委員会等を積極的に進めるというお話を協会から報告をいただいております。 こうした時代でございますので、もう一度行政、あるいは各事業者の皆さんの守備範囲等を見直した上で、きちんとした活動ができるような観光協会の組織強化に向けて、市としても支援をしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) 大厩富義議員。 ◆16番(大厩富義君) 仁科三湖の関係も、今、木崎湖のキャンプ場がにぎわっているんですよ、いいことで。いっぱい来て車の置くところもないというような状況もあります。先ほどの熊の話もあるんですけれども。 いずれにしても、観光でこの仁科三湖を生かしていくということになれば、あのぐるっと回る道、道路もどこかにあったんだけれども、今、分からないけれども。道路を開けるというやつもなかなか前へ進まないんですが、そこも含めて、あそこの周りは、観光客が来てもゆっくり滞在できたり、遊べるような対応を、今後、考えていかなければと思うんですが、どうですか。 ○議長(中牧盛登君) 観光課長。 ◎観光課長(太田三博君) 仁科三湖、特に木崎湖についての御質問にお答えをいたします。 近年、アウトドアを含めまして、湖観光というのは非常に人気を博しております。以前、仁科三湖の整備計画というのがございましたが、なかなかこれを具体化することができずに、計画期間が終了したということがございます。 こうした中、現在、木崎湖周辺を中心としまして、若い事業者の皆様が非常に頑張って、様々な事業を展開していらっしゃいます。 こうしたことから、仁科三湖という総括ではなく、各それぞれの湖ごとに対応したいということで、現在は、まず、木崎湖の周辺の若い事業者の皆さんと行政とで、今後、どのようなことをしていきたいか、現在の課題は何か等について協議する場を何回か重ねているという状況でございます。 また、特に木崎湖の東側の周遊道路等につきましては、途中までしか行っていないという状況がありますので、これは、これまで整備を進めてまいりました建設課とともに、今後、どのようなところから手をつけていくかということも地元としっかり協議して、なるべくお客様が大勢来ている今のうちに、きちんと整備をしたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 商工費についてほかにございますか。平林英市議員。 ◆12番(平林英市君) 115ページですけれども、成果説明書です。 工場等誘致振興助成事業です。この事業に伴いまして、もちろん雇用を目的としてやっているわけですけれども、どんな成果があったのか、非常に雇用につながっているのか、その辺を伺いたいと思います。 ○議長(中牧盛登君) 産業立地戦略室長。 ◎産業立地戦略室長(降籏貴紀君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 この条例自体、雇用の創出を目的とした助成金でございます。今年度、令和元年度につきましては、新規の進出企業がなかったわけでございますが、近年、進出する企業が増えてまいっておりますので、雇用に対する企業の進出に有効な助成事業というふうな認識でいるところでございます。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) 平林英市議員。 ◆12番(平林英市君) 要は、この条例にあるように、常用雇用として雇えば助成金が出るということになっていますけれども、私はこの常用雇用というのが非常に問題だと思っているんですよ。若い人たち、これはやっぱり若い人たちで、夫婦でここで落ち着いて、安定した生活を送るためには、どうしても、正社員という、そういう目的がなければ。常用雇用といえば、保険掛ければ何でもいいわけでしょう。こういう人たちがどんどん増えても、年金もらっている人たちがやっても、あまり意味ないと思うんですよ。ですから、ここはきちっと条例を変えるなり、そういう形にしないと、私は、意味がないと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(中牧盛登君) 産業立地戦略室長。 ◎産業立地戦略室長(降籏貴紀君) 常用雇用者に対する御質問でございます。 確かに、今の条例では、常用雇用者が増えるということを規定してございます。ただ、もう一つ、市内に住所を有する正社員さんが半数以上雇用された場合は、そこになお加算されるという条例にもなってございますので、私どもとしては、進出する企業に対しまして、なるべく正社員として採用していただきたいという依頼はしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) 平林英市議員。 ◆12番(平林英市君) それでは、その正社員と常用雇用との割合はどのくらいなのか、教えてください。 それと、もう一つは、固定資産税3年分の助成金というのがありますけれども、これは、大体何年くらいたてばペイできるものなんですか。その辺も教えてください。 ○議長(中牧盛登君) 産業立地戦略室長。 ◎産業立地戦略室長(降籏貴紀君) まず、正社員さんと常用雇用者さんの比率ということでございますが、すみません、そこまで、その2%の加算を希望する企業さんに対しましては、正社員かどうかという書類を出していただいておりますが、通常の率で助成をする場合、その社員さんが正社員なのか、常用雇用者さんなのかという調査までは行ってございません。 それと、助成金、何年ぐらいでペイできるかという御質問でございますが、私ども、シュミレーションをしてございます。過日の議会への成果説明の中でもお示しをしたところでございますが、おおむね8年から10年程度で、ペイという言い方がいいのかどうかですが、出した助成金を回収できるというシュミレーションを行っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) ほかにございますか。     〔発言する者なし〕 それでは、次に、款8土木費について御質疑はありませんか。192ページから211ページまでです。大厩富義議員。 ◆16番(大厩富義君) 説明書のほうの131ページと137ページ。 水路維持改良事業ということで、131ページ、これ、不用額が325万円ということで報告を受けているんですが、各自治会は、道路、水路はずっと、山ほど要請が出ているんですが、これ、残さないできれいに市民のほうへ返してやったほうが、返してというか、工事してやったほうがためになると思うんですが、それが1つ。 それから、137ページ、先ほどちょっと触れました仁科三湖整備事業、湖周をぐるっと道を開けるという話で聞いていますけれども、ここの事業の目的のところに、その右側に意図というところがあるんですが、地域交通の利便性の向上とともに、観光的利活用の推進を図ると、こういうことになって、地元も大事なんですが、軸足を観光なら観光ということにして、一つ考えなきゃいけないのは、今、はやりというか、話題になっている自転車の周遊道路というか、そういうのも一つには、全部通しにできればの話なんですが、そういう形。 それから、先ほど触れましたが、キャンプ場の駐車場が狭い。せっかく来ても置くところがない。道路に置くというような状況もあります。シーズンになれば、釣りのお客さんも来ているものですから、釣りのお客から、キャンプ場のあふれた車からで、あの辺は結構狭くなっちゃっているような、こんな状況がありますので、こういうところをどう改善していくのか、計画的な整備を、もうしなきゃいけないと思うんですが、いかがですか。 ○議長(中牧盛登君) 建設課長。 ◎建設課長(古平隆一君) それでは、私のほうから順次お答えしてまいりたいと思います。 まず、水路改良事業でございますが、今お話いただいたとおり、自治会の皆様をはじめ、関係の皆様と調整を図りながら、それからまた、職員のほうで足を運びながら、現状を見て、必要な改善、それから改修を行っているところでございます。 しかしながら、水路ということもありまして、水止めの時期ですとか、それからかんがい期、なかなかできないという状況もございます。そういった中では、極力そういった工期、工程的なものも配慮しまして、今後も引き続き必要な対策、できるだけ市民の皆様に還元できるような対策を講じてまいりたいというふうに考えております。 それから、仁科三湖整備事業でございますけれども、これにつきましては、平成7年、当時策定しました仁科三湖整備計画、これと同時に、近年、海の口自治会のほうから要望があります道路改良事業、ここの2つに軸足を置いてといいますか、建設課としましては、道路改良事業、地域要望に軸足を置きつつ、観光と連携を図りながら、現在進めている状況でございます。 今現在、海の口の一番北側の東西の集落を結ぶ道路ということで、やはり圃場でございますとか、地域として、地域の住民の皆様の農業というものも重要視しながら、そこの駐車スペースですとか、それからまた、利活用も踏まえて、重点を置いて事業を行っております。 観光につきましても、やはり周遊道路の一つに位置づけられているということでございまして、これにつきましても、先ほど観光課長のほうからもお話がありましたけれども、観光事業者、特に若い事業者の皆様と、実際自転車を私も走らせていただきまして、どこが、どういうふうに活用が必要か、それからまた、改良が必要かということも見ながら、併せて進めている状況でございます。 また、駐車スペースについても、休耕しているような農地ですとか、地域として提供していただいているような周辺スポット等確保してございますので、そういったものの利活用も踏まえながら、しっかりと整備を進めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかに土木費について御質疑ありませんか。     〔発言する者なし〕 それでは、次に、款9消防費について御質疑はありませんか。210ページから217ページまでです。     〔発言する者なし〕 次に、款10教育費について御質疑はありませんか。216ページから261ページまでです。宮田一男議員。 ◆11番(宮田一男君) 成果説明書の145ページ、奨学金事業についてお伺いします。 これ、事業の成果を見ますと、新規貸付け、貸与型で1件、給付型で2件ということで、この事業、利息が無利息ということで、非常に有利な事業だと思うんですが、件数がこのように少ないという理由と、それから、制度の情報提供に努めるとなっていますけれども、どのように提供しているのかというのが1点です。 それから、もう一点、149ページの学校現場業務改善加速事業ということで、非常に、県下の中でも事業を取り入れて、大町市、この働き方改革ということでやっておられるわけですけれども、令和元年度の教職員の方の1か月当たりの時間外労働の平均値が分かれば教えてください。それから、どのくらい改善されたのか。前年度、あるいは加速事業をすることによって、どのように改善されたのかということも、データがあれば教えてください。 ○議長(中牧盛登君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(三原信治君) それでは、ただいまの御質問に順次お答えさせていただきます。 まず、1点目の奨学金事業でございますけれども、利用者数が少ないのではないかというところでございますが、本市の奨学金事業につきましては、一月、大学におきましては1件当たり3万円以内とさせていただいておりますけれども、実際には、私立大学等へ行きますと、この額では少ないのかなという実感があるところでございます。 その場合、実際には、ほとんどの大学に通わせる保護者の皆さん等々、基本的には、学生支援機構ですとか、そういう他の奨学金の支援策がございます。当市も今、無利息でございますけれども、学生支援機構におきましても、一定の条件さえクリアすれば無利息で、また、給付型という条件のものもございます。そちらですと、額も10万円前後等々ございますので、実際の、個々の保護者の皆さんの利用形態によって、学生支援機構、または、少額でもという考えであれば、当市のものを利用していただいている状況だと思いますが、ただ、基本的には、当市の奨学金におきましては、他の奨学金と併用できないという点もございます。 実際、最終的に償還する際に、2か所に返還するというのは、やはり大変苦しい状況になろうかと思いますので、そういう償還のことも考えて、そのような条件を整えておるところでございますけれども、さらにこの利用を促進していきたいという中では、以前から、より利用率を上げていったほうがいいんじゃないかという御意見もいただいているところでもございますので、現在、奨学金の額、または利用できる条件等々、19市のほうを調査させていただいておりまして、今年度、さらに改善策ができないかということを検討しているところでございます。 あと、制度の情報提供につきましては、主要な施策の成果説明書にも記載してございますけれども、毎年6月に市の広報紙、またホームページには常設して情報提供させていただいておりますし、高校におきましては、岳陽高校にはこの情報は提供させていただいているところでございます。 次に、学校現場の業務改善加速事業でございます。長野県のモデル市町村ということで、先進的な取組を、順次、進めてきているところでございます。昨年度におきましては、県内統一の校務支援システムというものを、先行して当市で活用をスタートし、本年度から、県内三十数市町村が参加してきていただいているところでございます。そんな中で、これらICTを活用した業務改善施策も好評いただいています。 その中で、時間外勤務の縮減でございますけれども、主要な施策の成果説明書の149ページの一番最下段にございますけれども、率で申し上げますと、小学校では10. 99%、中学校では9. 8%の縮減が図れたというところがございます。 また、こういう定量的な評価だけではなく、定性的な評価として、教職員にアンケートを取らせていただいて、どのような施策が業務改善に有効かというようなアンケートも取らせていただいているところでございます。その中で、各施策も評価をいただいている状況でございます。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) 宮田一男議員。 ◆11番(宮田一男君) すみません。ありがとうございました。 学校現場の今の時間外労働のパーセントはそこに書かれているんですが、実労働時間でどのように変化したかを、データを今お持ちでなければ、後でお示しください。 ○議長(中牧盛登君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(三原信治君) 平均値は収集してございますので、後ほどデータにつきましては、お示しさせていただきたいと思います。 ○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ◆11番(宮田一男君) はい。 ○議長(中牧盛登君) 教育費についてほかに御質疑は。降旗達也議員。 ◆5番(降旗達也君) 決算書247ページ、成果説明書でいいますと169ページのところです。文化会館公演事業という部分がございます。そこの、負担金補助及び交付金というところで、2件に負担金という形で支出がされているわけでありますけれども、何で2件あったのか、ちょっとその辺のいきさつ、共催事業だからということなのか、ただ、成果説明書を見ますと、ほかにも共催事業があるんですけれども、ちょっとその辺、御説明いただきたいと思います。 ○議長(中牧盛登君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(志賀一夫君) お答えいたします。 ただいまの負担金とその自主事業の関係でございますが、令和元年度におきましては、自主事業5つ予定をしておりました。ただし、3月に予定しておりました2件の自主事業、劇団四季のミュージカルと、羽毛田丈史さんのコンサートでございますが、そちらが中止になった関係で、自主事業については、合計で5件でございました。 今回のこの負担金の2件につきましては、年度当初の計画では、全て委託で積算してございます。委託料でいきますと、市で公演の費用を負担しまして、アーティスト等をお呼びして、実施をするわけですが、その場合は、委託料は全額市の負担となります。ただ、こういった公演につきまして、共催とすることで、負担金を支払うというような形にしますと、市の負担を一定程度削減できるという部分と、あと、集客等につきましても、いろんな公演でありますテレビ局やメディア等の御協力もいただけるようなことから、こういった負担金の事業のほうへ付け替えをさせていただいていると、そういうことでございます。 今年度につきましては、そこに記載の2件ということでございます。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) 降旗達也議員。 ◆5番(降旗達也君) 分かりました。 ちなみに、額が50万円と100万円というような差が出ているんですけれども、その差について、ちょっと御説明いただきたいと思います。 ○議長(中牧盛登君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(志賀一夫君) 負担金の差でございますが、こちらにつきましては、主催者との協議等もする中で、実際にかかる費用ですとか、そういった部分を勘案しまして、市の負担を決めているところでございます。今回、稲垣潤一さんのコンサートと、あと、「家族のはなし」、鉄拳さんの原作によります作品でございますが、こちらの舞台のほうにつきましては、補正で対応させていただいた経過もございますので、若干費用のほうは多めになっておりますが、こちらにつきましても、入場者の数ですとか、そういったところの積算を基にこの負担金の額を検討させていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかに教育費について。高橋正議員。 ◆15番(高橋正君) 主要な施策の成果説明書の177ページ、山岳博物館費の中で、これはどういう具合にお聞きしたらいいものか、ちょっと私も迷っているんですが、いろいろな企画をするにしても、例えば、企画展で「北アルプスの山小屋」ということもありますけれども、せっかくの山岳博物館の前を歩いていても、北アルプスが見えないという、こんなにすばらしいロケーションなのに、なぜか北アルプスが前に立っている樹木によって塞がれていると。これ、大きな資源だと思うんですが、今後どんな企画をするにしても、せっかくの、特に白馬三山とか、あの辺がまるで見えないと。建物に入って上に行けば、それは見えるんですが、普通に行ったときに、これだけのすばらしいものをまるで生かされていないのではないかという声を、観光客の方から、今までにも2名ほどお聞きをしているんですが、これについてはどうなんでしょうか。 ○議長(中牧盛登君) 建設課長。 ◎建設課長(古平隆一君) ただいまの質問にお答えいたします。 山岳博物館の前面、これは都市公園、建設課の管理する大町公園になっておりまして、そこの中の樹木が結構な成長をしております。数年前から、やはり今のような御指摘を市民の方から受けまして、順次、特に大きな松ですとか、針葉樹を主体的に、毎年部分的な伐採、それから伐根を続けてきているところでございます。まだまだ、全体的な眺望に、いい形には見えていない状況もあるんですけれども、今後も博物館と調整、また、樹木医の皆さんのお力もいただきながら、伐採等、眺望確保のための整備を進めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) 高橋正議員。 ◆15番(高橋正君) これは、少し余計なことになるかもしれませんけれども、最近、河川敷の樹木の伐採を、国のほうでどんどんやっております。そして、いろんな地点からの北アルプスの景観というものが、がらっと変わってきているんで、それで、こんなところではと思っていた場所がすばらしい視角になって、すばらしいスポットが幾つも生まれているんです。これはやっぱり大きな発見で、私自身も楽しみにして、あちこち行ってみるんですが、ぜひひとつ、我々の持っている資源に磨きをかけるという意味で、具体的な行動をお願いしておきたいと思います。 以上です。 ○議長(中牧盛登君) 答弁はよろしいですか。建設課長。 ◎建設課長(古平隆一君) 今、御指摘いただいたとおり、順次、しっかりと眺望確保、それから観光客の皆様が楽しんでいただけるように、建設課としても公園内、整備を進めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) ほかにございますか。大和幸久議員。 ◆10番(大和幸久君) 私も、成果の説明書、149ページ、教職員の働き方改善のところですが、これ、説明あったかと思いますが、不用額が216万円ということで、ほとんど使われていないわけですが、この原因、もう一遍説明いただきたいと思います。 それから、事業の成果ですが、ここに成果はいろいろ記述されております。ただ、これで終わりということじゃなくて、今後、改善していかなきゃいけないと思うんですけれども、今後の課題としては、どんなことが残されているのか、その点について、主要な点を説明いただきたいと思います。 それから、178ページの山岳博物館の調査研究事業、それと180ページの動植物飼育栽培繁殖事業、この2つの事業ですけれども、それぞれ3年前、平成29年度から山博の調査研究事業は96万円減額されて、2年間減額された事業が行われていると。それから、180ページでも、29年には927万円の予算でしたが、282万円減額されて、650万円前後で2年間事業を進めてきていると。こういうことで、大幅な予算縮小の中で事業をしてきているわけですけれども、この点、現状の、本年度の評価の中では、この減額というのはどのような影響を与えているのか、説明いただきたいと思います。 ○議長(中牧盛登君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(三原信治君) それでは、私からは、学校業務改善加速事業に関する御質問にお答えいたします。 まず、事業の実施の不用額のところですが、大変申し訳ございません。計算式がずれておりまして、計算誤りだと思います。大変申し上げございません。上段の事業費の令和元年度、総事業費271万6,000円の支出がございますので、こちらのほうで御確認いただければと思います。 なお、こちらには、学校業務改善の関係の人件費等々が含まれておりますが、これ以外に、昨年度先行して実施いたしました校務支援システムの導入予算というものが、これとは別に情報センター側の事業費の中で、400万円程度含まれておりますので、申し添えさせていただきたいと思います。ですので、総事業費といたしましては、600万円を超える事業費で、昨年度は取組をさせていただいたと。また、なおかつ事業費に相応する額を、県のほうからも支援をいただいているという状況でございます。 今後、この事業を進めるに当たっての課題等でございますけれども、各現場の先生方に、やはりこの業務改善という考え方を浸透させていくことが、まず必要でございますし、また、地域、保護者の皆さんにも、こういう理解を深化していっていただきたいなというふうに思っております。個々の施策といたしましては、学校徴収金等のうち、学年費等の徴収に関しまして、まだ、保護者負担、先生方の負担というのが感じられているところでございますので、さらに、本年度もそちらの検討を進めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) 山岳博物館副館長。 ◎山岳博物館副館長(清水隆寿君) それでは、私のほうから質問にお答えさせていただきます。 山岳博物館の調査研究事業ということで、平成29年から平成30年、令和元年と、だんだん総事業費が減っているということでありますけれども、事業費自体は減っているんですけれども、例えば信州大学ですとか、あるいは県の環境保全研究所ですとか、連携しながら事業を進めて、効率よく進めているというところです。事業自体には、金額は減少していますけれども、影響はしていないというのが現状であります。 以上です。 ○議長(中牧盛登君) 大和幸久議員。 ◆10番(大和幸久君) 今の山博の関係ですけれども、総体として、やっぱり、今後コロナ禍以降の在り方等を見通す中では、こういった観光資源を改めて見直す、特に、山岳関係のこういう博物館というのは、大町市の特徴を出すのに非常にいい施設というか、磨きをかければもっと光るものだというふうに私は感じているわけですけれども、やはり、今後のコロナ禍の地域の観光資源を見直して、磨きをかけるというような視点でも、改めて、この山博の在り方、また、各種の事業の展開の仕方等も見直しをして、今後のところを見直していただく時期に来ているのではないかと思います。 例えば、鷹狩山山頂へのケーブルカーでも架けられればいいですが、そういったような構想も含めて、そういう中で、山博を中心的な施設で生かすとか、そんなような視点からの今後の地域資源の見直し、特に東山関係の開発というのは昔から言われてきているんですが、なかなか目をみはるようなプランは実現できていないというのが実情だと思います。 今後の地域の発展を見通す上でも、そんなような視点での見直しというのは、今必要ではないかと、私は、市民からもそんな要望はあるわけですけれども、その点、市長、今後どうでしょうか。基本的な考え方を。 ○議長(中牧盛登君) 市長。 ◎市長(牛越徹君) お尋ねにお答えします。 議員からは、東山全体の観光の中に、この貴重な私どもの市立大町山岳博物館の位置づけ、そして振興を図ったらどうかという御提案でございます。私自身も、東山には、年に何回か、車でですけれども、登って、よく眺望を楽しんでおります。そうした中で、まず、東山全体につきましては、東山観光、観光計画の中での位置づけ、そして様々な、徒歩で、あるいはトレイルランニングの会場としてなどなど、様々な魅力を磨き上げるという、そうした取組は進めております。 そうした中で、これは、先ほどの高橋議員の御質問にも共通するんですが、やはり、なくてはならない大町の資源としての北アルプス、あるいはその眺望としての東山、これらにつきましては、やはり魅力でありますとともに、屋外での、あるいは山岳観光のウイークポイントでもあります眺望が確保できるかどうか。例えば北アルプス、天候、今日のように本当に正面から見渡せる日もあれば、あるいは曇りに、あるいは雨の中に眺望が得られない。さらには、これ一番大きな隘路だと思うんですが、午前中の北アルプスの眺望は、東から日が当たることによって極めて美しいものになりますが、午後になるとやはり陰ってしまうような、そうした眺望の確保ということも、総合的に考えていかなければならない。 また、議員の提案にありましたように、東山、鷹狩山にロープウェーを架ける構想、これ、民間でも様々な観点で、今までも話題に上りということもありましたが、通年、一年間を通じてきちっとした利用客が得られるかどうか、せっかくの東山、里山の眺望を、逆に、そうした人造物を頂上まで上げることに、やはりいろんな意見があろうかと思います。そういうことにつきましても、民間の投資を中心としながら、計画があれば、市としても相応の協力をしていきたい。そして、その中心となるのは、やはり山岳博物館、そのさらに、研究、普及啓発、様々な観点からしっかり運営を支えていきたい、このように考えるところでございます。 以上です。 ○議長(中牧盛登君) ほかにございますか。山本みゆき議員。 ◆2番(山本みゆき君) 成果説明書の159ページから167ページにかけての、各公民館の活動費についてなんですが、それぞれの公民館で、本当に工夫をしていろんな活動をしていただいておりますが、公民館活動は、本当に皆さんの暮らしの質を高めるためにも、本当に住みよい地域をつくるにも必要なことだと思いますが、近年、夏場がとても暑くなっておりまして、エアコンの整備がどこもまだなされておりません。エアコンの整備を今後進めていただきたいと思います。公民館、市民のほうからもその必要があると聞いておりますが、この点についてお聞かせください。 ○議長(中牧盛登君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(志賀一夫君) 市内の公民館施設のエアコンの整備の関係の御質問かと思います。 当市の生涯学習関係の施設、公民館を含めまして、あと、文化会館でございます。令和元年度におきましては、サン・アルプス大町のエアコンの整備を実施させていただきました。 また、公民館につきましては、現在、大町公民館と、それから八坂公民館の2館が、一応エアコンは整備がされておりますが、ほかの施設についてはまだ未整備ということで、こちらにつきましては、実施計画、それから基本計画等を組み立てる中で、利用実績ですとか利用状況、それから、今御意見いただきました御要望等を加味いたしまして、計画的に整備を今後、進めていきたいと考えておりますが、いずれにしましても、ほとんどの施設が20年から30年近く経過しておりますので、そういった躯体の整備、それから今後の施設の在り方、そういった部分も併せて検討させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) ほかにございますか。大竹真千子議員。 ◆3番(大竹真千子君) 遺跡発掘調査事業についてお伺いをしたいです。成果説明書ですと171ページなんですが、事業名遺跡発掘調査事業なのは分かるんですが、文化財の保護継承と活用ということで書かれている中で、その遺跡発掘調査はなかったのは分かるんですが、そのほかの成果というものはないのでしょうか。 ○議長(中牧盛登君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(志賀一夫君) お答えいたします。 文化財保護の一環で、遺跡の発掘調査というものを行っておりますが、この事業につきましては、開発行為、そういったものがあった場合に、遺跡に該当する地区の試掘を行います。実際、令和元年度はその試掘がなかったということで、事業費のほうはゼロと、そういうことでございます。必要に応じて遺跡の保護等を行う中で。     〔「質問の趣旨についての」と呼ぶ者あり〕
    ◎生涯学習課長(志賀一夫君) はい、そうですね。試掘調査自体はゼロでございますが、文化財の保護という観点では、仁科神明宮ですとか、市内の指定文化財の保護に努めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) ほかにございますか。大竹真千子議員。 ◆3番(大竹真千子君) 今の御答弁に続いてなんですけれども、やっぱり市民の声で、文化財の保護の観点でいうと、あまり良好な状態で保存されているように見えないというお声がありまして、一応保護継承、活用ということでありまして、展示会の開催ということも書いてあるんですけれども、そういったものについては、今のところ触れられていないので、今後、そういった予定というのはあるんでしょうか。 失礼しました。試掘以外の事業というのは、この事業には含まれないという御見解でよろしいでしょうか。 ○議長(中牧盛登君) 教育長。 ◎教育長(荒井今朝一君) 私のほうからお答えいたします。 文化財の保護事業というのは、文化財保護法という法律に規定をされているわけであります。指定文化財については、御案内のとおり、国宝の仁科神明宮をはじめとして、たくさんの市内には文化財がございまして、これらは文化財パトロールを行ったりしながら、適正な保存や活用に務めているわけです。 それとは別に、地中に埋まっている固有埋蔵文化財については、開発行為等がなければ、一般的には、わざわざ発掘するというのは、よっぽど学術的な検討等が行われた場合に限られるわけであります。現在大町市内でそうしたターゲットになるような文化財というのは、すぐには見当たりませんので、行っておりませんが、やむなく開発行為等が行われるときには、その業者の負担で、市の文化財が請け負って、発掘調査をして保存を図るわけであります。たまたま昨年はそうした事業がなかったので、ここには掲載されていないと、そういうふうに理解いただきたいと思います。 そのほかの指定文化財等の保護については、先ほど申し上げたように、大変な保存等に努めておりまして、とりわけ昨年は、国宝仁科神明宮の20年に一度の式年遷宮がありまして、文化財保護の立場から、教育委員会挙げて、地元と一緒になって御協力したということは御案内のとおりであります。御理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかにございますか。     〔発言する者なし〕 それでは、次に、款11災害復旧費、款12公債費及び款13予備費について、御質疑はありませんか。260ページから263ページまでです。     〔発言する者なし〕 それでは、議案第62号全般について、御質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 日程第1の途中ですが、ここで11時35分まで休憩といたします。 △休憩 午前11時19分 △再開 午前11時35分 ○議長(中牧盛登君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ここで、先ほどの議案第62号における質疑において、答弁を留保した事項がありましたので、発言を許すことといたします。企画財政課長。 ◎企画財政課長(田中久登君) 先ほど、大和議員の大町病院の病床数に係る普通交付税措置について、答弁を留保いたしましたので、お答えをさせていただきます。 1床当たりの措置額は75万円が措置されておりまして、現在199床になっておりますけれども、激変緩和措置としてプラスで措置されている分が、約1,200万円措置されております。元の、平成26年当時と比べますと、約5,000万円程度の減額措置、計算上そのような計算となっております。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) 市民課長。 ◎市民課長(勝野律子君) 私から、先ほど、大和議員から、上原の湯管理費に関する御質問に対し、答弁を留保いたしましたので、お答えをさせていただきます。 予備費支出及び流用の増、31万1,000円につきましては、FF暖房機の修繕料でございます。 また、不用額15万8,506円のうち、主なものは、敷地内の桜の木の伐採手数料を見込んでおりました額との差額でございます。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(三原信治君) 私からは、先ほど、宮田議員の御質問の中で、小・中学校の教職員の時間外勤務時間につきまして御質問いただいた部分について、留保させていただいたものについて、お答えさせていただきます。 小・中学校教職員全体の平成30年度の平均が50時間39分でございました。これに対し、令和元年度の教職員全体の平均が45時間10分でございました。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) この件については、以上とします。 次に、議案第63号 令和元年度大町市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について御質疑はありませんか。歳入歳出全般についてお願いいたします。     〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 次に、議案第64号 令和元年度大町市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について御質疑はありませんか。歳入歳出全般についてお願いいたします。     〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 次に、議案第65号 令和元年度大町市公営簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について御質疑はありませんか。歳入歳出全般についてお願いいたします。平林英市議員。 ◆12番(平林英市君) この公営簡易水道のことですけれども、監査報告書に監査委員からの指摘がありました。そういう点でちょっと気になるんで質問しますけれども、国から令和5年度までに地方公営企業法を適用することが要請されている。移行準備について万全を期したいと、こういうことが言われておりますけれども、審議会や、そして行政は、どのように捉えて、今後どうしていく方向なんですか。 ○議長(中牧盛登君) 上下水道課長。 ◎上下水道課長(松宗市雄君) お答えいたします。 公営簡易水道事業の地方公営企業法の適用につきましては、今御指摘のとおり、国から言われておりまして、監査委員さんの指摘のほうにもあります。こちらにつきましては、令和元年度から今年の春にかけまして、公営簡易水道事業の審議会を通じまして、議論を重ねてまいりました。その中で、やはり公営簡易水道事業の公営企業化に向けた取組については妥当性があり、審議会の中では、今後、状況を見ながら、適正な時期に移行をしていくということで答申をいただいております。現在、特別会計でございますが、ほかの水道事業等は、もう既に企業会計で行っておりますけれども、今後そういったふうな取組に向けて、準備を進めていくということでございます。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) 平林英市議員。 ◆12番(平林英市君) そういう方向へ、企業会計のほうへ移っていくということですけれども、私、よく分からないですけれども、それによって、メリットとかデメリットというのがあると思うんですけれども、移行することによってのメリット、デメリットの方向を教えてほしいと思います。 ○議長(中牧盛登君) 上下水道課長。 ◎上下水道課長(松宗市雄君) お答えいたします。 メリット、デメリットでございます。まず、私どもが経営を行っております事業としましてのメリット、デメリットでございますが、今度、企業会計になりますと、資産、固定資産ですとかそういった資産が明確になることによりまして、収支の状況が明らかになるというメリットはございます。 また、実際に利用されているお客様のメリット、デメリットということでございますが、そちらについては、今のところ、大きな変化はないものというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) 平林英市議員。 ◆12番(平林英市君) 私、心配になっているのは、例えば、さっき質問しましたけれども、過疎債の適用にならないとか、そういうことは全くないですか。いわゆる一般会計から持ち出すことになるのかなと、そう思うんですけれども、どうなんでしょう。 ○議長(中牧盛登君) 上下水道課長。 ◎上下水道課長(松宗市雄君) お答えします。 現在有利な過疎債を使って一般会計から繰入れをいただいておるところでございますが、今後、企業適用事業に移行した場合については、現在の水道事業と事業認可が一緒になった場合は、そういった過疎債が使えなくなるだろうということで、いろいろ調べた結果あるんですが、しかしながら、公営企業法の適用事業に向けた暁にでも、事業それぞれ分けて運営していくとなれば、今の有利な過疎債が使えるだろうということで、今、調べているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) ほかにございますか。     〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第66号 令和元年度大町市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について御質疑はありませんか。歳入歳出全般についてお願いいたします。     〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 次に、議案第67号 令和元年度大町市温泉引湯事業会計剰余金の処分及び決算の認定について御質疑はありませんか。歳入歳出全般についてお願いいたします。     〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 次に、議案第68号 令和元年度大町市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について御質疑はありませんか。歳入歳出全般についてお願いいたします。     〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 次に、議案第69号 令和元年度大町市農業集落排水事業会計剰余金の処分及び決算の認定について御質疑はありませんか。歳入歳出全般についてお願いいたします。     〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 次に、議案第70号 令和元年度大町市病院事業会計決算の認定について御質疑はありませんか。歳入歳出全般についてお願いいたします。大厩富義議員。 ◆16番(大厩富義君) 担当委員会ですけれども、病院開設者の市長に見解を伺いたいと思いますので、発言をさせていただきたいと思います。 大町病院、単年度決算黒字ということで決算報告がありました。しかし、財政面では債務超過の状態であります。中長期的に見た病院経営の在り方について、病院開設者としての市長の見解をお伺いします。 ○議長(中牧盛登君) 市長。 ◎市長(牛越徹君) まず、病院の運営状況、特に令和元年度の決算につきましては、開会の挨拶でも申し上げたように、病院の皆さんの収入の確保、また、支出の削減、縮減について並々ならぬ取組の結果、今、議員御指摘のように、いわゆる単年度の黒字を計上することができたわけであります。これには、やはり、様々な、平成30年度から始まりました病床数の削減、あるいは様々な診療報酬上のメリットを生かせるような取組に加えまして、令和元年度におきましても、計画に沿った給与費の削減をはじめ、様々な経費の削減などに取組をいただきました。 また、それが令和2年度に入ってからですが、コロナウィルスの影響などもありながら、しかし、何とかきちっとした経営体制を維持していただいている。これは本当にありがたいことだと思っています。 ただし、大町病院の経営の改善は、1つには、議会で議決をいただいております健全化計画をきちんと進めていく、計画に沿って、また、計画以上の成果に向けて取り組んでいくこと。また、病院経営の一番の提要であります医師の確保、これも御挨拶でも申し上げましたように、産婦人科の分娩の取扱いが中止になるというような、そんなことに加え、それぞれの専門医の、各分野における常勤医の不足も目立っております。そうしたことにつきましては、やはりこの地域の医療の拠点となります大町病院の経営を安定させるためにも、医師の確保については、両面的に取り組んでいかなければならない大きな課題であります。 そうした意味におきましては、まず、令和元年度の決算におきましては黒字を計上し、しかしながら、先ほど議員の指摘にもありましたが、いわゆる過年度の繰越欠損がまだまだ相当金額に上っておりますし、まだ、一時借入金も残高として残っているわけでございます。なお一層令和2年、また令和3年度に向けて、取組を強化いただくような、そんな期待をするところでございます。 以上でございます。 ○議長(中牧盛登君) よろしいですか。 ほかにございますか。     〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第62号から議案第70号までの9議案は、決算審査特別委員会に付託いたします。 次に、議事第4号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書について、降旗達也議員に提案理由の説明を求めます。降旗達也議員。     〔5番(降旗達也君)登壇〕 ◆5番(降旗達也君) 議事第4号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書につきまして、案文を朗読し、提案理由の説明に代えさせていただきます。 この議案を、地方自治法第112条及び会議規則第14条の規定により提出いたします。 次のページが案文でございます。 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書(案)。 新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は、戦後最大の経済危機に直面しています。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税、地方交付税など、一般財源の激減が避けがたくなっています。 地方自治体では、医療、介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想されます。 よって、国におかれては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望します。 記。 1 地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。 2 地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。 3 令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。 4 税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。 5 とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは土地、家屋、償却資産を問わず、断じて行わないこと。先の緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置として、やむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。 なお、提出者は表記のとおり。提出先は案文下段に記載のとおりでございます。 皆様の御賛同をいただきますよう、よろしくお願いをいたします。 ○議長(中牧盛登君) 以上で説明が終わりました。 提案者に対して御質疑がありませんか。平林英市議員。 ◆12番(平林英市君) 5番目に書かれている見直し、絶対行わないこと、これは、降旗議員、よく勉強してきたと思いますので、ちょっとその辺のところを教えていただきたいと思います。 ○議長(中牧盛登君) 二條孝夫議員。 ◆14番(二條孝夫君) それでは、私のほうから説明をさせていただきます。 議会運営委員会の総意として、今回出されたということであります。 特に5番、非常に難しい言葉を使って分かりにくくなっておりますけれども、1つには、やはり地方から基幹財源でありますそういうものを、ぜひ取っていただきたくないということであります。固定資産税は市町村に入る貴重な財源ということになります。その中で、そこを軽減してきたということになると、それは、もうまともに地方の財政に影響をしてくるということでありますが、本来なら、それは固定資産税等々で解決するのではなくて、国庫補助金など、そういったものでしっかりとそこで補填をしていくべきものだということであります。 今回の全体のこの趣旨は、1つは、大変このコロナ禍の中で、地方から財源を取らないようにしてほしい。それと、地方の財源は今逼迫していると。もっと充実させてほしいという今回この2点の大きな目的があるということでありますので、ぜひ、皆さんには、今回御賛同をしていただきたいと、そんなふうに思います。 以上です。 ○議長(中牧盛登君) よろしいですか。平林英市議員。 ◆12番(平林英市君) 見直しというのは、いわゆる減税のようなことをするなという意味でありましょうか。その辺のところを明確にお答え願います。 ○議長(中牧盛登君) 二條孝夫議員。 ◆14番(二條孝夫君) 減税というか、本来の地方が持つべき財源があるわけです。貴重な財源、これは、固定資産税もそうですし、自動車の軽自動車税のそういったところの部分もあるわけでありますが、こういったところを、ぜひ、安易に削って地方の財政を苦しめないでほしいということは、逆に言えば、この部分は、本当に固定資産税等々、市民のためになれば助かるわけでありますけれども、そこを違った形で、これはしっかりと、本来国庫補助金ということで充填をしてほしいという意味でありますので、どうか御理解をお願いしたいと思います。 ○議長(中牧盛登君) ほかにございますか。     〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。議事第4号については、議員提出の意見書案件ですので、委員会付託並びに討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。 議事第4号を原案のとおり可決することに御賛成の方の挙手を求めます。     〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって、議事第4号は原案のとおり可決されました。 △日程第2 請願・陳情文書報告 ○議長(中牧盛登君) 日程第2 請願・陳情文書報告を議題とします。 請願・陳情は配付の文書表のとおりであります。請願・陳情につきましては、お手元に配付の付託表のとおり、所管の常任委員会に付託することといたします。 △日程第3 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(中牧盛登君) 日程第3 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 本件につきましては、お手元の配付文書のとおり、市長から意見を求められております。本件について、御質疑、御意見はありませんか。     〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。人権擁護委員候補者の被推薦人1名について、適当と認めるとの意見を付したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、人権擁護委員候補者の被推薦人について、適当と認めるとの意見を付することに決しました。 △日程第4 例月出納検査報告(3月、4月、5月) ○議長(中牧盛登君) 日程第4 例月出納検査報告を取り扱います。 例月出納検査報告が監査委員から提出されておりますが、これについて御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 御発言がありませんので、この件は以上で終了といたします。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれをもって散会といたします。大変御苦労さまでした。 △散会 午前11時57分...