令和 4年 3月定例会(第1回)令和4年 第1回(定例)
杵築市議会会議録(第5号)令和4年 3月18日(金曜日)〇議事日程(第5号)令和4年 3月18日午前10時開議 日程第1 各
委員長審査報告 (質疑・討論・採決) 日程第2 追加議案 (上程)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―本日の会議に付した事件 日程第1 各
委員長審査報告 (質疑・討論・採決) 日程第2 追加議案 議案第37号から議案第52号及び報告第5号 (一括上程・提案理由説明・
常任委員会審査付託省略・質疑・討論・採決)追加日程第1 議員提出議案第1号 (上程・提案理由説明・
常任委員会審査付託省略・質疑・討論・採決)追加日程第2 請願・陳情第1号 (
常任委員会審査付託省略・討論・採決)追加日程第3 閉会中各委員会の継続審査に関する件追加日程第4 議員派遣について―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇出 席 議 員(17名) 1番 泥 谷 修 君 2番 多 田 忍 君 4番 工 藤 壮一郎 君 5番 坂 本 哲 知 君 6番 真 鍋 公 博 君 7番 阿 部 素 也 君 8番 田 原 祐 二 君 9番 堀 典 義 君10番 田 中 正 治 君 11番 二 宮 健太郎 君12番 小 野 義 美 君 13番 加 来 喬 君14番 渡 辺 雄 爾 君 15番 小 春 稔 君16番 富 来 征 一 君 17番 真 砂 矩 男 君18番 藤 本 治 郎 君 ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇欠 席 議 員(なし)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇欠 員(1名)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇
事務局出席職員職氏名局長 阿 部 裕 司 君 次長 松 下 康 幸 君書記 加 藤 沙 江 君 ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇説明のため出席した者の職氏名市長………………永 松 悟 君 副市長……………興 田 信 一 君教育長……………清 末 陽 一 君 総務課長…………佐 藤 剛 君企画財政課長……内 野 剛 君 協働のまちづくり課長………………………………………………河 野 泰 君危機管理課長……大 塚 茂 治 君 市民生活課長……岩 尾 豊 彦 君税務課長…………三 浦 浩 二 君 農林水産課長……矢 守 丈 俊 君商工観光課長……黒 田 幸一郎 君 建設課長…………安 只 邦 盛 君上下水道課長……矢 野 浩 君
財産管理活用課長……………………………………………………宮 部 雅 司 君大田振興課長……岡 部 元 暢 君 山香振興課長……加 藤 雄 一 君教育総務課長……梶 原 美 樹 君 学校教育課長……真 砂 一 也 君山香病院事務長…宇都宮 健 士 君 社会教育課長……工 藤 正 行 君文化・
スポーツ振興課長……………………………………………後 藤 方 彦 君
医療介護連携課長……………………………………………………小 俣 玲 子 君福祉事務所長……秋 吉 知 子 君 人権啓発・
部落差別解消推進課長…………………………………高 橋 勝 久 君
選挙管理委員会事務局長兼
監査委員事務局長……………………堀 和 朗 君
健康長寿あんしん課長………………………………………………河 野 由紀子 君
農業委員会事務局長…………………………………………………清 原 浩 徳 君会計課長…………江 藤 昌 士 君 ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―────────────午前10時開議────────────
○議長(藤本治郎君) 皆さん、おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 直ちに日程に入ります。────────────
△日程第1各
委員長審査報告 ────────────
○議長(藤本治郎君) 日程第1、各
委員長審査報告。議案第1号から議案第35号を一括議題といたします。
予算特別委員長及び各常任委員長の審査報告を求めます。 それでは、まず
予算特別委員長の審査報告を求めます。泥谷修委員長。(
予算特別委員長 泥谷修君登壇)
◎
予算特別委員長(泥谷修君) おはようございます。 それでは、
予算特別委員会の審査報告を行います。特別委員長の泥谷修でございます。マスクは外して報告をさせていただきます。 本委員会は、3月8日、9日、10日の3日間に分け、いずれも午前10時から市長以下関係職員の出席を求め、委員会を開催いたしました。審査に先立ち、正副委員長の互選を行い、委員長に私、副委員長に真鍋公博委員をそれぞれ選任し、付託された各議案について慎重に審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第1号から議案第10号までの令和4年度各会計予算10議案です。
常任委員会所管予算ごとに開催日を定め、8日は
総務常任委員会、9日は
厚生文教常任委員会、10日は
産業建設常任委員会所管予算の審査、採決をいたしました。 まず、8日の御報告をいたします。 初めに、議案第1号令和4年度杵築市一般会計予算における
総務常任委員会所管予算についてです。 委員から、一般管理費における
職員採用試験委託料の改善点について質疑があり、担当課長から、令和3年度はコロナ禍の影響により
テストセンター方式を導入したが、基本的には杵築市役所に入るという意思を持った方が杵築市で受験を受けていただく従前の形に可能であれば戻したいとの答弁がありました。 また、委員から、企画費における
住民自治協議会交付金が昨年度に比べ増額となった要因について質疑があり、担当課長から、交付金算定項目に新たに生活支援や高齢者の見守り事業、防災事業、地域づくり事業、支障木等の除去活動を追加し、予算枠を設けたためとの答弁がありました。 委員から、新規項目を実施する自治協議会は決まっているのかとの質疑に対しては、事前調査を行い、支障木等の除去に4自治協が実施予定であり、それ以外の項目については未定であるとの答弁がありました。 また、委員から、商工振興費における
測量設計等業務委託料の実施場所と具体的な測量設計の内容について質疑があり、担当課長から、八坂・東地区の約90ヘクタールの市有地であり、地形測量費と地質調査費であるとの答弁がありました。 そのほか、人件費、文書広報費、
市議会議員選挙費、隣保館運営費、商工振興費について質疑があり、各担当課長から答弁がありました。 また、委員から、企画費における運行業務委託料(
乗り合いタクシー)の山香地域での
住民アンケート実施、
各種審議会委員の選出基準作成の要望がありました。 討論では、特定団体の新聞、雑誌購入、商工振興費における
測量設計業務委託料は認められないとする反対意見がありました。 次に、議案第2号令和4年度杵築市
ケーブルテレビ事業特別会計予算についてです。 委員から、歳入における基本使用料の減額について質疑があり、担当課長から、施設入所等により、独居の方の解約の増加、光化を進めるに当たって個別連絡を行う際に解約の申出があり、300程度の契約が減少したためとの答弁がありました。 また、委員から、昨年に比べ一般会計繰入金が減少し、基金繰入金が増加した要因はとの質疑があり、担当課長から、令和3年度が端境期で公債費の総額が少なく、
地方交付税措置分の一般会計繰入額減少となった。基金繰入金については、高額機器購入費を基金積立で対応するため増加になったとの答弁がありました。 そのほか、登録チャンネル、公債費と基本使用料のバランスについて質疑があり、担当課長から答弁がありました。 議案に対し意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 続きまして、9日の御報告をいたします。 初めに、議案第1号令和4年度杵築市一般会計予算における
厚生文教常任委員会所管予算についてです。 委員から、児童福祉総務費におけるお届け見守り事業委託料の具体的な事業内容、委託料の内訳について質疑があり、担当課長から、生活困窮の子育て世帯に食材、弁当等を届けながら、子ども、保護者の様子を見守る事業である。現在10世帯に週1回実施をしている。委託料は人件費、食材費を含めた額であるとの答弁がありました。 また、委員から、
生活保護総務費における
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の具体的な内容について質疑があり、担当課長から、総合支援基金を借り切った方に対し、今後の生活を維持するために給付するものであるとの答弁がありました。 また、委員から、文化財保護費における重機借り上げ料の具体的な内容について質疑があり、担当課長から、発掘現場の調査をするためのものであり、発掘現場ごとに必要になってくる。一年間の借り上げ料であるとの答弁がありました。 また、委員から、体育施設費における除草、
草刈等作業委託料の実施場所、業者選定方式について質疑があり、担当課長から、文化体育館、B&G体育館、
総合グラウンド等を含めた体育施設全体であり、業者選定は入札を行っているとの答弁がありました。 その他、地方創生費、
社会福祉総務費、
国民健康保険事業事務費、
後期高齢者医療費、公害対策費、学校管理費、教育振興費、
社会教育総務費、
ごみ収集困難者対策について質疑があり、各担当課長から答弁がありました。 また、委員から、各種委託料の精査、出生数増加への取組について要望がありました。 なお、
厚生文教常任委員会の所管予算について意見等はありませんでした。 次に、議案第3号令和4年度杵築市
国民健康保険特別会計予算及び議案第4号令和4年度杵築市
後期高齢者医療特別会計予算についてです。 各議案に対し質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第5号令和4年度杵築市
介護保険特別会計予算についてです。 委員から、
日常生活圏域ニーズ調査業務の委託先について質疑があり、担当課長から、入札を行い業者選定をするとの答弁がありました。 また、委員から、調査に生活困窮者の項目を追加できないかとの質疑があり、担当課長から、検討したいとの答弁がありました。 また、委員から、重層的支援事業と総合事業との関連性について質疑があり、担当課長から答弁がありました。 その他、議案に対し質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第10号令和4年度
杵築市立山香病院事業会計予算についてです。 議案に対し質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 続きまして、10日の御報告をいたします。 初めに、議案第1号令和4年度杵築市一般会計予算における
産業建設常任委員会所管予算についてです。 委員から、畜産業費における
堆肥化処理施設運営費補助金の内容について質疑があり、担当課長から、
地域活性化センターの年間を通した活動の中で、赤字が生じた場合に上限100万円を補填するものである。赤字が生じなければ補填はしないとの答弁がありました。 また、委員から、園芸振興費における次代へ繋ぐ
園芸産地整備事業補助金の対象者について質疑があり、担当課長から、いちご学校5期生が卒業するに当たり、ビニールハウスの改修費用を補助するものであるとの答弁がありました。 また、委員から、薬用植物栽培の今後の方向性について質疑があり、担当課長から、予算を計上する以上は普及できなければ意味がない。東京生薬協会の力を借り、
企業版ふるさと納税を利用しての活動になるが、もう少し時間を頂きながら見極めていきたいとの答弁がありました。 また、委員から、森林環境譲与税の使途について質疑があり、担当課長から、森林整備(伐採)に重点を置き取組を進めているとの答弁がありました。 委員から、支障木除去に予算を充てることができるのなら早期に対応してほしいとの要望がありました。 その他、農地費、林業振興費、商工振興費、観光費、
道路新設改良費、アフターコロナの観光事業、河床掘削について質疑があり、各担当課長から答弁がありました。
産業建設常任委員会の所管予算について意見はありませんでしたが、8日の
総務常任委員会所管に係る審議において反対意見がございましたので、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第6号令和4年度杵築市
農業集落排水事業特別会計予算、議案第7号令和4年度杵築市
水道事業会計予算及び議案第8号令和4年度杵築市
工業用水道事業会計予算並びに令和4年度杵築市
下水道事業会計予算についてです。 各議案に対し質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 以上で、
予算特別委員会の審査報告を終わります。
○議長(藤本治郎君) 次に、
総務常任委員長の審査報告を求めます。
真鍋公博委員長。(
総務常任委員長 真鍋公博君登壇)
◎
総務常任委員長(真鍋公博君) マスクを外して報告をさせていただきます。
総務常任委員会の審査報告を行います。 本委員会は、去る16日の午前9時51分から、市長をはじめ関係職員出席の下、付託されました予算議案2件、条例議案6件、一般議案1件について慎重審議し、審査を終えましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。 最初に、予算議案2件について報告いたします。 議案第11号令和3年度杵築市
一般会計補正予算(第13号)ですが、本委員会に付託されました案件は、歳入全款、繰越明許費、債務負担行為、地方債、歳出では、1款1項議会費、2款1項総務管理費、6款1項商工費のうち観光費、8款1項消防費です。 委員から、
ふるさとまつり中止の要因について質疑があり、担当課長から、8月末から9月にかけて開催された実行委員会において協議を重ねた結果、コロナ禍の影響を考慮して中止にしたとの答弁がありました。 委員から、コロナ禍における地域住民とのコミュニケーションをよく取ることについて要望がありました。 その他、特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号令和3年度杵築市
ケーブルテレビ事業特別会計補正予算(第5号)です。 議案に対して特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 続いて、条例議案6件、その他一般議案1件について報告いたします。 議案第20号杵築市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、議案第22号杵築市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、議案第23
号ふるさと杵築応援基金条例の一部改正について、議案第27号杵築市
国民健康保険税条例の一部改正について、議案第30号杵築市消防団条例の一部改正について及び議案第31号杵築市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について並びに議案第33号杵築市
ケーブルネットワーク施設の指定管理者の指定についての7議案を一括審議いたしました。 議案第22号に対し、委員から、職員の特殊勤務手当の算定根拠について質疑があり、担当課長から、大分県の同様な条例を準用した額との答弁がありました。 議案第30号に対し、委員から、消防団員不足の要因について質疑があり、担当課長から、入団の声かけは行っているが、勤務先が市外であるため有事の際に活動ができないことから入団を断られるケースが多いとの答弁がありました。 また、委員から、災害時対応における手当の算定根拠について質疑があり、担当課長から、国の予備自衛官と同等の額で算定しているとの答弁がありました。 委員から、団員のさらなる処遇改善に向けて検討してほしいとの要望がありました。 また、委員から、団員報酬の個人への振込について質疑があり、担当課長から、令和4年度から個人口座への振込の準備をしているとの答弁がありました。 その他、各議案に対して特に質疑、意見等はなく、審議の結果、7議案とも原案を可決すべきものと決しました。 以上で、
総務常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(藤本治郎君) 次に、
厚生文教常任委員長の審査報告を求めます。
二宮健太郎委員長。(
厚生文教常任委員長 二宮健太郎君登壇)
◎
厚生文教常任委員長(二宮健太郎君) 皆さん、おはようございます。
厚生文教常任委員長の二宮健太郎です。私もマスクを外して報告させていただきます。 それでは、
厚生文教常任委員会の審査報告を行います。 本委員会は、去る15日の午前9時56分から、市長をはじめ関係職員出席の下、付託されました予算議案5件、条例議案5件、一般議案1件について慎重に審議し、審査を終えましたので、その経過と結果を御報告申し上げます。 最初に、予算議案5件について報告いたします。 議案第11号令和3年度杵築市
一般会計補正予算(第13号)ですが、本委員会に付託されました案件は、2款3項戸籍住民登録費、3款1項社会福祉費、2項児童福祉費、4款1項保健衛生費、2項清掃費、4項病院費、9款1項教育総務費、2項小学校費、3項中学校費、4項幼稚園費、5項社会教育費です。 委員から、学校管理費の
少額一般備品購入費について質疑があり、担当課長から答弁がありました。 その他、議案に対し特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第13号令和3年度杵築市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)です。 委員から、療養諸費の減額理由について質疑があり、担当課長から、コロナ禍により受診控えが見られ、医療費が減っている状態であるとの答弁がありました。 その他、議案に対して特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第14号令和3年度杵築市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)です。 議案に対して特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第15号令和3年度杵築市
介護保険特別会計補正予算(第2号)です。 議案に対して特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第18号令和3年度
杵築市立山香病院事業会計補正予算(第5号)であります。 委員から、
新型コロナウイルス感染症入院医療機関等体制整備事業費補助金の内容について質疑があり、事務長から、コロナ患者の受入れ12床分の空床確保料となっているとの答弁がありました。 その他、議案に対して特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 続いて、条例議案5件について報告いたします。 議案第19号杵築市印鑑条例の一部改正についてです。 議案に対して特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第21号杵築市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてです。 議案に対して特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第24号杵築市
行政財産使用料条例の一部改正についてであります。 議案に対して特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第26号杵築市子どもの居場所b&gきつき条例の制定についてです。 委員から、子どもの居場所をつくるのであれば、もちろん勉強のサポートも必要だが、身なり等の生活面も整えてあげることも大事だと思う。現場の方と協議し、協力体制を築き、継続してほしいとの要望がありました。 その他、議案に対して特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第32
号杵築市立幼稚園条例の一部改正についてです。 委員から、閉園となる園舎の活用についての質疑があり、担当課長から、活用の希望があったときには、できる範囲で検討していきたいと思っているが、まだ、はっきりとした計画は決まっていないとの答弁があり、委員から、地元の方々も一抹の不安を持っているので、活用できるのであればなるべく早く進めていただきたいとの要望がありました。 その他、議案に対して特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 最後に、一般議案1件について御報告いたします。 議案第35号杵築市の特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定の取消しについてです。 議案に対して特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 以上で、
厚生文教常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(藤本治郎君) 次に、
産業建設常任委員長の審査報告を求めます。
田中正治委員長。(
産業建設常任委員長 田中正治君登壇)
◎
産業建設常任委員長(田中正治君) マスクを取らせて報告させていただきます。
産業建設常任委員会の審査報告を行います。 本委員会は、去る14日の午前9時57分から、市長をはじめ関係職員出席の下、予算議案3件、条例議案3件、一般議案1件について慎重審議し、審査を終えましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 最初に、予算議案3件について御報告いたします。 まず、議案第11号令和3年度杵築市
一般会計補正予算(第13号)ですが、本委員会に付託されました案件は、2款1項総務管理費のうち企画費、2款5項統計調査費のうち地籍調査費、5款1項農業費、5款2項林業費、6款1項商工費、7款2項道路橋梁費、7款3項河川費、7款5項住宅費、7款6項都市計画費、10款1項
農林水産業施設災害復旧費、10款2項
公共土木施設災害復旧費です。 委員から、
道路新設改良費における
県施工土木事業負担金減の要因について質疑がありました。担当課長から、国から県への予算配分が当初見込みより減額になり、未施工が生じたため市負担の減につながったとの答弁がありました。 また、委員から、
県道山香院内線工事の進捗状況について質疑があり、担当課長から答弁がありました。 そのほか、議案に対し質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第16号令和3年度杵築市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)及び議案第17号令和3年度杵築市
水道事業会計補正予算(第4号)の2議案を一括審議いたしました。 各議案に対して質疑、意見等はなく、審議の結果、2議案とも原案を可決すべきものと決しました。 続いて、条例議案3件、一般議案1件について御報告いたします。 議案第25号杵築市分担金徴収条例の一部改正について、議案第28号杵築市
県営土地改良事業分担金徴収条例の一部改正について及び議案第29号杵築市
農業集落排水施設条例及び杵築市
農業集落排水事業分担金徴収条例の一部改正について並びに議案第34号市道の路線認定についての4議案を一括審議いたしました。 議案第25号に対し、委員から、
農業用排水路等修理をする場合の地元負担について質疑があり、担当課長から答弁がありました。 そのほか、各議案に対して質疑、意見等はなく、審議の結果、4議案とも原案を可決すべきものと決しました。 以上で、
産業建設常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(藤本治郎君) これより質疑に入ります。 ただいまの各委員長の審査報告に対する御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤本治郎君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。議案第1号及び議案第32号に対する討論の通告がございますので、これを許可いたします。13番、加来喬議員。(13番 加来喬君登壇)
◎13番(加来喬君) 日本共産党の加来喬です。 議案第1号令和4年度杵築市一般会計予算及び議案第32
号杵築市立幼稚園条例の一部改正の2議案について、反対の立場から討論を行います。 議案第1号令和4年度杵築市一般会計予算についてですが、私は、予算の全ての事業について反対をするものではありません。 子ども医療費無料化や重層的支援体制整備事業費、コロナ対策予算などの社会保障費や増額された交通安全施設整備事業費、有害鳥獣事業費、また、山香温泉風の郷の維持管理費や山香中学校の空調設備事業など、市民の暮らしと福祉を守り、安心安全のまちづくりを行う予算については賛成をいたします。 しかし、公費で購入する解放新聞、解放雑誌の予算と八坂・東地区工業団地整備については賛成ができません。 国の同和対策特別措置法は、2002年3月に失効しましたが、特定運動団体の新聞や書籍を公費で購入する予算が計上されています。 住居移転の自由や職業選択の自由が確立している今、特定の地域や住民を差別することそのものに意味がなくなっています。にもかかわらず、2018年11月国会で可決した部落差別解消推進法は自治体に旧対象地区の住民を、部落出身者とそうでない者とを区別する実態調査を義務づけています。 これは、自治体が部落出身者をあぶり出す人権侵害にほかならず、部落差別の解消とは反対の差別の固定化、永久化につながります。 部落差別の存在を肯定する特定団体の新聞、書籍を公費で購入すべきではないと考え、反対をするものです。 また、八坂・東地区工業団地整備事業費の測量設計委託料7,173万円についてですが、当該市有地は急峻な地形であり、市が作成した事業化計画検討資料では造成費を34億4,600万円、分譲価格の平米単価は22,800円となっています。 財政健全化を最優先にしている現在、市が造成することを考えていないということですが、削減した住民サービスや人件費を元に戻さず、危機脱出宣言もしない中でこのような巨大プロジェクトに着手するのは筋が通らないと考えます。 工業団地を整備しても、買手がつかなければ事業費を回収できないようなハイリスクの事業よりも、旧東芝跡地へ企業誘致をするほうが現実的と考えます。 新規の工業団地に着手するよりも、健全財政を確立し、財政難を理由に削減した住民サービスや人件費をまず元に戻すことを優先すべきと考え、反対をするものです。 次に、議案第32
号杵築市立幼稚園条例の一部改正についてですが、本条例改正は、熊野幼稚園と豊洋幼稚園を閉園するものです。杵築市立幼稚園の休園及び閉園に関する要綱は、在園児が10人未満の状態が3年続くと休園し、休園状態が3年続くと閉園するとしています。 人口減少が止まらず、新生児の出生数が100人を切ろうとしている中、機械的に休園が3年続いた幼稚園を閉園していけば、市内の幼稚園は近い将来存続の危機にさらされます。出生数に歯止めをかける有効な手だても見いだせていない中で、現状に合わせる対処療法を続けていくことは、地域の疲弊に拍車をかけることと同様です。 地域再生の芽を残すという意味でも、閉園とせず、休園にとどめるべきと考え、条例改正に反対をいたします。 以上です。
○議長(藤本治郎君) 以上で、通告による討論は終わりました。 その他、御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤本治郎君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。まず、御異議のない議案第2号から議案第31号まで及び議案第33号から議案第35号を一括して採決いたします。 各議案に対する各委員長の報告は、原案可決であります。 議案第2号から議案第31号まで及び議案第33号から議案第35号は、各委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤本治郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号から議案第31号まで及び議案第33号から議案第35号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第1号令和4年度杵築市一般会計予算を採決いたします。御異議がありますので、起立により採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)
○議長(藤本治郎君) 起立多数であります。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第32
号杵築市立幼稚園条例の一部改正についてを採決いたします。御異議がございますので、起立により採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)
○議長(藤本治郎君) 起立多数であります。よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。────────────
△日程第2追加議案 ────────────